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子ども国語教育学会

     ~春の街歩き 星新一のルーツ他を訪ねて~

 令和7年春の一日、子ども国語教育学会講師により、星新一のルーツを訪ねて「春の街歩き」を実施しました。

 散策行程としては星薬科大学、洗足池公園・勝海舟記念館と墓地、東京科学大学の博物館を巡る東京南部地域の散策でした。当日は止みそうで止まない霧雨が降り続く寒い一日でしたが、桜の開花を眺めながら、星新一ルーツともいえるお父様が設立した星薬科大学の見学や勝海舟の記念館、そして東京科学大学の博物館の見学など文学や技術の歴史に触れる楽しい散策となりました。

1)星薬科大学

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 星薬科大学の創立者・星一は、明治6(1873)年、福島県に生まれた。20歳でアメリカへ渡り、コロンビア大学で経済学と統計学を修めた。帰国後、社会奉仕可能な事業として製薬を始め、研究を重ねて“イヒチオール”という湿布薬を販売するに至った。この薬の爆発的な人気と収益を基に、明治44(1911)年、星製薬株式会社を設立、社内に星薬科大学の前身である教育部を設置した。星薬科大学は、1911年の創学依頼、「世界に奉仕する人材育成の揺籃である」を建学の精神として制定された。

 第一次大戦終結後、星は科学技術の最先進国ドイツの窮状を知り、明治維新後、多くの日本人が学んだドイツに恩返しができたらと、義援金を募るが思うに任せず、私費での援助を決断した。大正8(1919)年~14(1925)年までの7年間、事業が傾いた時も自宅を抵当に入れてまでも送金を続けた。その総額は現在の邦貨に換算して優に20億円を超える。一重に、日本がドイツから多くを学ばせてもらったことへの感謝と科学技術の危機を救いたいとの思いからのことである。星の援助により、後年、ノーベル賞を受賞する2人をはじめ、多数の研究者が活路を開かれ、今日のドイツ科学の礎を支えたといわれている。

 当作文教室で教材として使用している『きまぐれロボット』の著者、星新一(本名:親一)は、星一の長男で、本名の親一は、一がモットーとした「親切第一」の略で、弟の名前の協一は「協力一致」の略である。新一は、父の死後、短期間星製薬の社長を務めたこともある。

星薬科大学講堂(メインホール)

本館内のドアを開けると、座席数1228席の講堂があります。この講堂は、星一が4年間学んだ留学先のコロンビア大学のローホールを模しています。建築を依頼したのは、1919年、旧帝国ホテル建設のスタッフの一員として来日したチェコ出身のアメリカ人建築家、アントニン・レーモンド氏でした。

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 メインホールには幾何学的なデザインが様々なところで見られますが、これは当時、彼の生まれ故郷で盛んに取り入れられていたチェコ・キュビズムの建築様式です。

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 メインホールの天井は、星がデザインされていて、天井の周りの7面の窓に校章と鹿茸、42種類の薬草をモチーフとしたステンドグラスが取り付けられています。

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 3階建ての建物には階段がなく、スロープが上下の移動手段となります。これは、一度に大勢の人が移動することを考えて歩行しやすく、安全性を考えての設計だそうです。このスロープの壁には、推古天皇の時代の薬草狩りと鹿茸狩りの様子を4枚の壁画として描いています。鹿茸狩りとは、成長する前の牡鹿の角を狩ることで、鹿茸は、この時代から生薬として使われていました。

 100年の歴史を持つ講堂ですが、1923年9月の関東大震災、その後の太平洋戦争では、昭和20年5月23日の夜の空襲で、辺りは一夜にして灰燼に帰してしまいましたが、星薬科大学の講堂(メインホール)だけは残りました。終戦後は4年間GHQに接収されましたが、返還されてから何度となく補修を繰り返して、今でも学生や職員が創立者の思いを受け止め、愛着を持って大切に使い続けています。本館は、日本建築学会の「近代日本の名建築」、品川区の「しながわ百景」にも指定されています。

薬用植物園

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 新しい医薬品を開発する資源としての植物を収集・栽培し、薬学的研究や啓蒙活動を行う施設で、一般的には薬草園と呼ばれています。大学構内にあるのが特徴で、3000㎡の広さがあり、薬用を中心とした有用植物約800種が栽培されています。園内は、おおまかに水生植物園、標本園、野草園、温室などに区分され温室内には熱帯産の薬用植物が集められていますが、当日はカカオが生っているのを見ることができました。野草園では牡丹が咲き、標本園では芍薬が元気よく芽を出していました。

歴史資料館

 歴史資料館には、星薬科大学の歴史を展望するコーナーや、星一ゆかりの品々等が展示されています。星一の肖像と普段着用していた洋服、星一がモットーとしていた「親切第一」の額、友人だった野口英世の顕微鏡も保存されています。

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英文

“Why do many men never amount to anything? Because they don't think”

「人は何故に成功せざるか、それは考えざるが故なり」

と記されている。

歴史資料館で星薬科大学を後にし、戸越銀座へ行き、街中華のお店でランチを頂きました。

食後、まだ霧雨は降り続いていましたが、洗足池公園を目指して歩き始めました。

2)勝海舟記念館

 勝海舟記念館は、国登録有形文化財である旧清明文庫を保存・活用しながら増築し、勝海舟記念館を開館しました。明治時代後期、海舟は洗足池の畔に別荘「洗足軒」を構え、自身の埋葬の地に定めていました。

 上の写真は、貴賓室として使用されていた当時の造りを復元した部屋で、老年期の海舟をモデルとした胸像が設置されています。

記念館から湖畔を少し歩くと、勝海舟夫婦墓所があります。海舟は明治32年1月19日に死去しました。五輪の形式は海舟が生前に図案化して指示したもので、「海舟」の文字だけを水輪に刻ませていました。

 この後、最後の目的地、東京科学大学に向かいますが、相変わらず雨は降っていました。

3)東京科学大学

 最後に東京科学大学にある東京科学大学博物館に向かいました。東京科学大学は、2024年10月東京工業大学と東京医科歯科大学の統合により新たに誕生した大学です。

 博物館の地階と2階に常設展示室があり、地階の特別展示室では、紡織(学科実験)工場で使用された繊維機械、東工大で開発された通信機器、東工大で利用された機器、スターリング・エンジンなど歴史的に価値のある大型機械類などが展示されていました。理系の方々の眼は輝いていましたが、私はただへー、フーン、すごいなと感心するだけでした。最後に、「資史料館とっておきメモ帳」という冊子が置いてあるのを見ていましたら、「夏目漱石と東工大 漱石の本学における講演はいかにして実現したか? そしてその後日談は?」「東工大が生んだデザイナー芹沢銈介のカレンダーの世界 伝統の型染めに命を吹き込み人々を魅了」など面白そうな、興味深い冊子があり、頂いてきました。

そして、大岡山駅で解散になりました。

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         子ども国語教育学会  
    ~春の文学散歩 漱石・鴎外・春樹を訪ねて~  
 令和6年春の一日、子ども国語教育学会講師により、漱石山房記念館、漱石旧居跡
(通称「猫の家」)、森鴎外記念館(観潮楼跡)、早稲田大学国際文学館・
村上春樹ライブラリーなど​作家ゆかりの地を散策を実施しました。

動画をご覧になるには上記画面をクリックしてください。

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  子ども国語教育学会  
~子ども作文教室編研究論集を発行

子ども国語教育学会による研究論集(子ども作文教室編)を発行しました。​
論文全体の文章量が大きいため以下にその一部を表示します。
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はじめに

 

 「子ども国語教育学会」は、元々、作文の指導法を検討していた「子ども作文研究会」が2017年の11月に新しく学会として組織されたものである。そこで検討の結果、子どもの作文指導を効果的に行うため、植田まさし作『コボちゃん』(1982、蒼鷹社)という四コマ・マンガを教材として使用することが決まった。その理由は、子もが200字作文の練習をするためには、まず、作文への抵抗感をなくし、自由に楽しく書けることが何よりも重要だと考えたからである。

 

 この『研究論集』は数年前に一度計画されたが、時期尚早ということで保留になっていたところ、再び研究集の発行の気運が高まり、今回ようやく実現することになった。一般的には、研究集は専門的な内容であるが、この『研究論集』はそれとは少し体裁を異にする。というのは、「研究集」というよりは「教材研究」の性格が強いため、私たちの活動記録として発行することからであった。そこで、この『研究論集』の目的を明確にするため何度も議論を重ね、共通理解を得るように心がけた。その結果、以下の目的の下に編纂されることになった。

 

 【共通理解】

  ① 私たちの日頃の作文指導の成果を形にまとめ、記録として残す。

  ② 講師のほとんどが高齢世代であるため、作文教育を通して生き

   がいとして社会貢献を行う。

  ③ 今後、ますます作文をはじめとする国語教育が求められる社会

   になっていく中、私たちの活動が小さな一石になることを願う。

 

 つまり、この『研究論集』にはだれにも寺子屋式の作文指導のあり方を知ってもらい、作文教室がどうあるべきかの問題を考えながら、私たちのささやかな想いを理解していただきたいという願いが込められているのである。

 

 各講師はこれまで関心のあるテーマや課題について議論を重ね、勉強会や毎年秋に実施される研究発表会などで発表を行ってきた。この研究集はさまざまな指導や発表の中から、講師全員が各項目に沿って担当した内容を見直し、その都度集めた資料やデータに加筆するか、あるいは新たに書き下ろすことにより、読み手が理解しやすくなるよう構成した。その内容は、「はじめに、第1章 作文教室の理念と目標、第2章 作文指導の実践と結果、第3 章 研究論文、第4章 教材研究、第5章 実践報告、第6章 研修報告、第7章 生成AIと作文教育、おわりに」から成っており、各講師が関心のある分野やテーマを担当し、作文指導や授業準備の合間に自由な発想で書き上げて、ようやく一冊にまとめることができた。

 

 ところで、『コボちゃん』マンガにはじまる各種の教材を使って、作文教育をするというユニークな教室は、保護者や生徒から高く支持されており、高齢の講師陣もやりがいを感じて指導を行っている。この作文教室は、寺子屋式であったことが幸いしたためか、コロナ感染禍の2年間に生徒数が減少することもあったが、地道な努力を続けた結果、何とか難局を乗り切って現在まで存続することができている。特に、定例の「打ち合わせ」、「勉強会」、「発表会」を通して、独自の補助教材(プリント、ワークシートなど)を開発することや、指導法、問題点の解決、参考図書や資料の情報交換などは、今後も粘り強く継続していく。

 

 ちなみに、「子ども国語教育学会」のホームページでは、学会の理念や組織などの全体像が俯瞰できるし、作文指導の実態を知るための「子ども作文教室」の画面に切り替えると、実践的で具体的な活動も閲覧できるようになっている。しかし、作文の活動や情報共有が多岐にわたり、それも6年間という時間が経過したことから、その内容をわかりやすく整理する必要が生じてきた。そのことが、今回、「研究集」として本にまとめることになった大きな理由である。

 

 なお、この『研究論集』は私たちの研究成果をまとめるだけでなく、ホームページでは伝えきれない情報を、みなさんに少しでも読んでいただくために世に出されるものである。これからますます、作文教育の必要性が高まる中、多くの方々がこれを手に取って作文教育への理解を深めていただけるものと信じ、温かいご支援とご鞭撻をお願いする次第である。

子ども国語教育学会会長 窪田 守弘

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2023年3

子ども作文教室 ~第5回研究発表会の記録~
 

2023年10月29日(日) 記録:上村
日時:2023年10月28日(土) 13:30 ~ 16:30   UEC100周年記念ホールにて
参加者: 保護者の方々  6名 (女性4名、男性2名)

講師陣:  10名   (司会  高木講師)
(以下、敬称略)

<アジェンダ>               

・4人の作文教室講師による研究発表 (各発表時間と質疑の時間は、約30分)

①石川講師: 「小学校の英語教育に関して」

②上村講師  「算数・文章問題の考察」

③野口講師: 「作文教育をめぐる諸事情の分析と作文教室」

④真忠講師: 「プロンプトエンジニアリングと作文教室」

  ・全員による質疑・応答

 

<発表内容の概要とポイント>

  この研究発表会は毎年秋に開催しており、2019年の開始以来、今回で第5回目の

発表会となった。発表テーマは、累計で12課題となる。

 

 今回の発表テーマは、教育現場で議論のある小学校の英語教育や生成AI利用の問

題、人の基本的能力として欠かせない算数・数学に苦しむ子どもたちの課題、そして、

このような様々な問題のある環境の中での当・作文教育の位置づけと、まさに私たち

の“今“を象徴する場になったのではなかろうか。以下、各発表のポイントを記すと、

 

①石川講師: 「小学校の英語教育に関して」

  第2回目の研究発表会でも、小学校の英語教育に関して現場経験に基づく発表

 を行っており、今回はその続きで、最新の現場状況を説明された。低学年では、

 遊び感覚も取り入れているので子どもたちの抵抗は少ないが、高学年になると、

 負担感の出てくる生徒もいるとのこと。教える側にもかなりの負担もある。成果
 については、少なくともあと5年は様子を見て判断すべき。発表者の個人的意見は、
 英語は中学生からのスタートで十分であり、小学生には、その週1時間を国語・論

 理思考の教育に変えるべき。

②上村講師  「算数・文章問題の考察」

 当教室で算数、特に文章問題でつまずく子どもたちがいるので、そのお助けを

している理由と背景を説明した。文章題の枠組みを作っている知識(スキーマ)

への理解力を鍛えること、紙上の抽象的な数や式を日常の出来事と結び付ける努

力(学校に限らず、家庭でも)、高学年では法則や定義から論理的に推論・判断

をしてゆく演繹的手法の獲得などを強調した。

③野口講師: 「作文教育をめぐる諸事情の分析と作文教室」

 作文教育の置かれている状況を、空間的に、また時間的に(歴史的に)俯瞰し

た説明である。日本とかなり違う主要国の作文教育の状況、長い歴史を持つ日

本の作文教育、その中での私たちの「コボ200字作文」の位置づけを分析した。

私たちの教室は学校とは違い、個々の状況に応じてじっくりと作文が出来て(寺

子屋的に)、楽しみと自信につながってゆくのではなかろうか。

④真忠講師:「プロンプトエンジニアリングと作文教室」
 現在、社会をゆさぶっている生成AI、特にその代表的存在のChat GPTが、そ

の有用性の故に大学では広く使われていることが紹介された。プロンプト(文章

作成のための指示メッセージ)の違いによって、答えも変わってきうる実証例も

示されて、絶対的に正しい、あるいは唯一解が出るわけではないという現状の

限界も説明された。生成AIは、作文教育と親和性がある、出来るだけ早く使う

べきだという主張である。

 

 <全員による質疑・応答の中での主なコメント>
 

    生成AIに関する議論が一番多かった。特に、保護者の意見を挙げると、

  ☆保護者Oさん:子どもがスマホから離れない。検索で簡単に答えを得られるよ

   うな問題ばかりではないことを知って欲しい。親子とのギャップを感じる。生成AIは、

   未熟なうちは、使わない方がよいのではないか。また、UEC内でも、論文などをどう

   扱うかの議論あったことを思い出す。

  ☆保護者Kさん(女性): インターネット情報に限られがちだが、それ以外に

   も情報はある。著作権の問題もあるのでは? 子の利用は、制約的にした方がよい。

  ☆保護者Kさん(男性):仕事ではよく使うが、人間としての能力とAIの能力

   のバランス感覚が大事。人間としての基本能力をつけてから、ステップを踏ん
   で少しづつ使っていったらどうか。

    講師陣からの代表的意見:

  ☆高木講師:Chat GPTだけではなく、BARTなど他にも同様なサービスあり、競

   争は激化するだろう。背景に、膨大なデータセンターを作り維持しなければな

   らないことがあり、電力消費とコストの増加が問題になっている。このため、

   ジャンルを絞った分野で専門化、高度化を目指す動きもある。また、AIの生成

   結果をそのまま信用するのはダメで、いつも中身を吟味する必要がある。

  ☆上村講師:保護者Kさんの言われるように、まず子どもたちに判断力がつくよ
   うに教育して、それから比較対象の情報源の一つとして徐々に使ってゆくべきでは

   ないか。

 小学校での英語教育についての意見

  ☆真忠講師:英語は必要だから、やるべきである。

  ☆高木講師:小学校では国語を重視して、そちらに時間を回すべき。海外でのビジネス交流 

   では、例えば、日本の文化について尋ねられたりする。頭の中に知識がなく答えられない 

   日本人が多い。国語をベースにした知見が重要で、英語の学習は後からでも出来る。
 算数文章問題に対する指導について

  ☆根岸講師:効果が上がっているか? ➞ 子どもたちはついてきている。しかし、成果のキ 

   チンとした評価は未完。折を見て行い、報告する。(上村講師)
 現在の作文教室に対する保護者の意見

  ☆保護者Oさん: かって当教室で学んだお子様の、高校での成功例を紹介。

  ☆保護者Yさん:中3のお子さん、かって本を読まなかったが、今は読書に抵抗がないように 

   見える。ここで習っていて良かったと思う。

  ☆保護者Sさん:中学の時この教室で身に着けた”考えて書く”ことが、現在の高校でも生か 

   されているようだ。

  ➞ 窪田講師:ある調査によると、子どもたちの6割くらいは、本や辞書を観るようだ。こう 

   いうものを材料にして、考えて書くことが重要だ。

                                     以上、

月18ひ

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                                   2023.10.16(月)

2023​年度 子ども国語教育学会研究発表会のご案内

                     子ども国語教育学会 会長/

                     子ども作文教室 室長   窪田守弘

保護者の皆様                

    秋たけなわになってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

   恒例の「研究発表会」が開催されますので、下記の通りご案内いたします。

    ご興味をお持ちの皆様、お子様や友人らとご一緒での参加も歓迎ですので、

      教室まで足をお運びいただき、ご意見など賜りますようお願いいたします。

    聴講ご希望の方は、10月25日(水)までに、事務局(石川)までメール

      または電話にてご連絡くださいますよう、お願いいたします。

 

          -------  要 綱  --------

1.名 称 :「子ども国語教育学会 研究発表会」

2.開催日時:10月28日(土) 13:30~16:00

2.場 所 :現在の子ども作文教室内(電通大100周年記念ホール

3.プログラム:

(1)窪田会長のご挨拶       13:30~13:35

(2)研究発表 (プレゼンテーションとQ&A,ディスカッション)

       発表者1:石川良教 (理事、講師)

            テーマ:「小学校の英語教育に関して」

                - AETの見た現場と専門家の諸見解        

               発 表    13:35~13:50

               意見交換   13:50~14:05

       発表者2:上村洋海 (理事、講師)

            テーマ:「算数の文章題・文章問題の考察」

               発 表    14:05~14:20

               意見交換   14:20~14:35

             ―― (休憩 5分) ――

       発表者3:野口美年子(理事、講師)

            テーマ:「作文教育をめぐる諸事情の分析と作文教室」

               発 表    14:40~14:55

               意見交換   14:55~15:10

       発表者4:真忠陽渡 (理事、講師、慶応大生)

            テーマ:「プロンプトエンジニアリングと作文教室」

               発 表    15:10~15:25

               意見交換   15:25~15:40

 

    (3)自由懇談会          15:40~16:00

        お子様の勉強や生活に関して、保護者と講師が自由に懇談します。

                             以上    

2023年3月18日   総会の記録

 記録者:RN

 

◇ 講師の出欠  午前 :全員出席  午後:MO講師 退席

◇ 22年度の最終日に当たって(記録者の感想)
私のおすすめ本の発表会に、高校入試の目標を達成した中学3年生の5名全員が参画して発表のお手本を示し、後輩たちにアドバイスしてくれたのは、作文教室にとって画期的な成果である。会長から修了証を受け取る全員の目は輝いていた。また、        瀧澤講師の丹誠こもった手づくりのご褒美が全生徒と保護者に配布されて、生徒たちは達成感に加えて教室の生徒に対する期待感を実感し、次年度への意欲が高まったと思う。講師陣がそれぞれの持ち味を生かして3年に亘るコロナ禍を何とか乗り切り、       作文教室が6年目を迎える基盤が固まったことを確信できた。
 

◇総会議題
1.次年度の生徒担当、継続生徒等の確認(YI)
  1)継続者、出席率の低い生徒も含め、YIさんの案に基づき一人ひとりについ  
    て担当者を確認した。(共有ファイルを参照)
  2)担当講師は原則として2年間とするが、学年との関係やその他の理由で2年
    が適切であるかというような議論はできなかった。

  2.会計報告(旧年度・新年度)(CT)
前年度繰越金(¥264,871)+今年度分(¥34,682)=次期繰越金(¥299,553)  次期繰越金(299,553円)は、積立金  100,000円を含む。(詳細については、3月19日付け、CTさんからの全員へのメールを参照)        

  3.次年度の授業日及び行事予定日の確認(MK)
1)「原則として第1・3土曜日の午前・午後」の注のみとする・
2)昔話語りの会は、7月22日も候補に加える。(夏休み前)
3)作文発表会は、おすすめ本の発表内容の指導を充実することで補ってあらためて行わない。
4)学会の研究発表会(10月28日(土))の発表者は、HM・YI・HKさんにお願いする。

  4.教材、自己研修について(HK)

    1)ステップ5の「指導のポイント」にふさわしいメイン教材として、「夢十夜」に加えて「中高生のための文章読本」を、サブ教材として「ちくま評論選」を提案された。(その他のステップに対しての提案・確認は、「作文教室教材の位置付け」(2033.03.18)を参照) この両者をまず自己研鑽でやってみる。

    2)「<私>はどこへいく?」(ちくま評論選)について、HKさんの例を参考に問いに答え、要約は図で表現することを試みる。(4月8日)次いで、「ナイチンゲール」(高校生のための文章読本)をやって難易度などを比較する。(4月22日)  

    3)新コボについてはできる範囲でフォローし、旧コボの60に対比できる良いものがあれば情報提供することになった。

  5.算数・数学の指導について(HK)

    1)「算数文章題が解けない子供たち」(今井むつみ他)に、問題の本質をついた分析と対応が書かれており、この内容と現在指導中の生徒の効果などを報告いただく。(研究発表会)

    2)来期開始に先立って、あらためて算数・数学指導の考えを保護者に正確に伝え、希望者の有無を訊く。

    3)事務局からも趣旨をを再徹底する必要あり。2)、3)を具体的にどう発信するか要件等。(23日の議題としては) 

  6.その他

    1)ホームページに教室の指導・学習の全貌が分かる情報があると活動がより理解しやすいので、ステップ式学習方法の図(KTさんの研究発表資料)を入れることになった。(すでに挿入済み)

    2)世良さんについて、HKさんからの詳細な活動報告をまとめられた「コボちゃん便り」に返信はあったが、この1年間教室の活動に参画する意思表示はなく22年度が終了した。残念ながら理事退任と判断する。

    3)HKさんから、高田研修旅行について留意点などの再確認があった。

                                      以上

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2023年3月18日   総会の記録

「子ども作文教室」 2022年度 理事会の報告

 

1. 日時及び参加者:2022年12月20日(火) 20時~22時 (Zoomにて)           参加者: 理事9名

2. 討議内容:

(1) 2023年度 授業日程と行事日程

  結論:授業と行事の日程はH.P.の最新版の通り。(数日以内に改定される)

   最終検討が必要なのは、研究室見学の実施有無と、民話を聴く会(7月と12月;講師の

  先生の都合次第)の件。次回理事会にて。

(2) 授業進捗上の問題点

  それぞれ、低学年、高学年、中学生の指導にて直面する問題点や、良かった点を、個々の生徒   

  たちのケースに応じて洗い出して検討し、今後の方策を決めた。

 ① Pre-step ----該当する生徒が2名いたが、ともに楽しんで出席しているいるので成功裏に  

  進行中と言える。

 ② 小学生:明るく活発だが、課題への好悪がはげしい生徒、コボマンガの落ちがなかなか理  

  解できず、進捗速度が遅い生徒、 話はできるし、夏休み作文はできたが、コボ200字作  

  文を書かない生徒、自分の考えを貫き、理屈を言ってなかなかアドバイスを受け入れない生 

  徒がいる。 基本的には、あせらず、講師間で相談しながら辛抱強く対応したい。また、 

  ADHD(注意欠如・多動症)等に関する勉強もして、生徒への理解を深めながら対処したい。

 ③ 中学生: 高校受験を控えた中3の生徒3名がいたので、教材と文作成方法において入試も

  意識した指導を行っている。、

  (追加コメント)*中1~中3生教科書にある「思考の地図」は大いに参考になる。文章の 

  みならず図解での説明や表現方法の学習も時代の要請。全体把握、比較検討、情報の分析と 

  分類整理、グラフ化による説明、などが具体的に示されている。また、報道分野AI等にも

  触れていけば、国語の学びは言葉のみならず、社会や世の中全体のことにつながる。

(3) 2023年度用の新教材は、3月に検討を開始し教材検討会及び3/25の総会時に話し

  合う。

(4) 備品の教室内倉庫保管問題

  3月に倉庫の改造工事をするらしい。詳細判明後、OBの講師の方々にてアライアンスセンタ

  ー管理室と相談する。工事期間中のみ、備品(段ボール数箱)を管理室(3階)か、警備室 

  (1階)に置かせてもらうよう交渉する。

                                 以上

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2023年3月18日   総会の記録見出し h2

2021年度末 子ども国語教育学会の総会・記録   
                                                         

【日 時】:2022年3月22日(火) 10:00~13:30 

【場 所】:対面会議    【出席者】:9名

【議 題】:①生徒在籍数・継続の確認及び会計報告

             ②次年度の生徒担当案

   ③次年度の授業日及び行事日程の確認

   ④カリキュラム・教材等の検討

   ⑤担当業務の確認          、    

  ⑥ その他、報告

―――――――― 理事会総会の話し合いの内容 ――――――

1. 生徒在籍数・継続の確認及び会計報告

① 生徒の在籍状況・新規入室状況

 ・現在35名、入室予定1名

 ・生徒数の上限は、36人程度が望ましい。多くても40人が限度。希望者が
多い場合には、待機してもらうという考え方もある。

 ・欠席者への対応をきちんとしたい。欠席の連絡(できるだけ理由も含め)
を、事務局に連絡を入れてもらうよう徹底する。部活動の場合は、午前と
午後の変更を勧める。

 ・作文指導の内容に関するものの問い合わせなどは、担当講師が対応する。

② 会計報告<旧年度・新年度予算>

 ・2021年度の会計報告は、報告書の通りで承認された。

③ 講師の経費料についての検討

 ・2022年度の会計について、新年度の生徒数から見積もった予算と講師経費料
   を値上げした場合の収支の試算が示され、承認された。4月から適用の予定。

 

2. 次年度の生徒担当案

   ・原案の通りで承認された。

   ・一部の生徒(特に中学1年生)については、新年度にならないと参加
      できる時間が決定できない。状況によって、再検討する。

 

3. 次年度の授業日及び行事予定の確認

  ① 次年度の教室:予約済みの日程(参照HP)

     ・12月に検討し、予約した日程で確認。

     ・保護者から、日程をホームページ上で確認し易くしてほしいとの要望が
       ある。ホームページの目立つところにボタンを作成する。

 

  ② 研究室見学、お薦め本発表会、作文発表会等の内容、実施時期(全員)

       ・研究室見学については、MS氏からの引継ぎを行う必要がある。行え
        るかどうかは、コロナの感染拡大状況等によるため、保留とする。

     ・お薦め本発表会は、12月17日に行う予定とする。

     ・作文発表会は、行わない。

       ・KO氏から、民話(生徒の祖母が、行っている民話の会)を聞く会を
        行ってはどうかと提案され、賛同を得た。この方と相談して、進める。
        できれば6月ころに開催できるとよい。

  

  ③ 学会の研究発表会

     ・開催日:10月22日  ・研究発表者…CT氏、RN氏

 

4. 担当業務の確認(全員)

     ・新コボ教材、研究室見学、ホームページ、お薦め本発表会実施の各担当
     の確認、及び、

    ・担当業務表を、退会した講師、参入した講師、担当業務の変更等を反映
      した2022年度版に改訂する。

 

5. カリキュラム・教材等の検討

  ① 『小さな町の風景』の「坂のある風景」から、要約の勉強会(講師全員)

   ・「あの坂をのぼれば」、「ともしび」について、講師それぞれの要約文を
       音読し、キーワードの抽出、作品の解釈、主題、指導に当たっての考え
       方等を話し合った。

     ・次回は、「商店のある風景」から、「夜のくだもの屋」と「時間を売る 
       店」。4月の第1週をめどに、共有ファイルに要約文を入れておく。

 

6.その他、報告

  今回、話し合えなかった案件については、4月以降の作文教室のときに検討
    する。

    ・ 中学1~3年生、及びPreStep(小2、小3)の生徒への対策

    ・ 作文教室での算数・数学へのとりくみについて

                                                        以上

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2021年度 子ども国語教育学会 第二回理事会

 

 開催:2021年12月21日

 参加理事:9名(1名欠席)

 

1.2022年度の教室日程(会長提案によるもの)

   ・10/3を10/1に訂正した上で決定

2.2022年度の行事
  以下を訂正して決定
   研究室見学 ----6月又は7月で調整
   研究発表会 ---- 10/22
   3月の作文発表会はなし
   学会理事会 ----12/20
   学会総会  ---- 3/25
   来年度井子は、「研究室見学」と「おすすめ本発表会」を毎年度実施
   することを決定

3.22年度以降の授業進捗度チェックシート

  • YI氏の説明を受けて様々な意見が出た結果、以下のことを決定。

 ・ 各講師が、生徒の学年や実情に応じて柔軟に使用する。

 ・ ステップ4に「教科書名短篇」4冊を加える。(具体的には教材検討委で

  協議)
 

4.22年度以降の作文・教材の確認と検討

 ・ この一覧には、意見文・創作文に関する記載がないとの指摘に対し、MK氏 
  から、要約のための教材一覧との説明があった。

 ・ ステップ5(4に訂正)記載の「ちくま評論選(二訂版」)については、
  難解なので、「ちくま評論入門」に替えることにした。

 ・ 新聞コラムに関して、時代を超えて普遍的なモノについて、MO氏に選定し
  てもらうことになった。

 ・ 各ステップ毎に教材が示されているが、生徒の学年・実情・進捗状況に応
  じて柔軟に対応することが確認された。

 

○ この他、上記3項と4項に関して様々な意見・要望が出され議論になった。

 ・ 新コボは必要なのか?

 ・ 新コボをどう位置づけるのか?

 ・ 新コボは、今の世相を反映したモノが多く、社会への関心を高めるために
  も意味がある。

 ・ 新聞の記事やコラムを教材とすることに意味があるのか?

 ・ ステップ2に文章教材を入れるべきではないか?

 ・ 意見文とは何かについて定義すべきだ。

 

○ また、以下のような問題提起がHK氏からなされた。

  このところ、教科書を見ても、文章だけでなく図や表などを加えた記述が

  増えている。入試でもこうした傾向が顕著になっている。

  要約の際に図や表を活用するなど、教室でもこうした取り組みを検討した 
  ら如何だろうか。

  同氏から「時事問題及び情報・図表含む文章の読解について」と題したメ 
  ール(20211222)に詳細が記載されている。

  これについては、例をあげて既に実践しているとの報告もあった。

 

○ 更に、指導に関して、以下のような提案もあった。

  教材によっては、その関係の経験のある講師が指導するなど、生徒と講師の

  組み合わせを一時替えるなどの柔軟性があっても良いのではないか。

 (例:「ちくま評論入門」の「真実はひとつじゃない」をメディア出身の講
  師が指導する等)

 

○ HPに関して、以下のことを決めた。

  先日の「おすすめ本発表会」で生徒が発表した本の一覧をHPに掲載する。

  発表会で発表した生徒の作文数点も合わせて載せる。

                                以上

アンカー 1

第3回子ども国語教育学会研究発表会・​ビデオ

テキス

2021年度 子ども国語教育学会 第一回理事会 記録   

                                                       

【日 時】:2021年7月20日(火) 10:00~12:30  

【場 所】:Zoom会議  【出席者】:10名(理事全員)

【議 題】:①手引書の出版化の是非及び費用の検討、②夏休み宿題を出すことの
    是非、③ビブリオバトル開催について、④推薦図書の取扱い、⑤HP関係&手引書、  
    ⑥“新聞の課題”についてプレゼン

――――――――――――― 理事会の話し合いの内容 ―――――――――――
 

  1. 手引書の出版化の是非及び費用の検討

 

 1)まず、手引書の出版の是非について議論を行った。主な意見は、
 

 ・手引書を本にすること賛成。オンデマンド出版など、費用をかけず手軽に作る。

  ・本にする意味はさして無い。毎年変わるであろう内容を改訂してゆき、デジタルで
    残せばよいのではないか。

 ・反対ではないが、内容を考えるとまだ早過ぎる。特に、ステップ4&5などについ
    て。理論化と実践を積んだ上で行うべき。少なくとも、来年以降考えたらよい。

 ・コボちゃんマンガからの学びに焦点を絞って、それを本らしきものにまとめる。
    但し、植田まさしさんの事前承認が前提。手引書を本にすることは不要。

 ・手引書は、教室でやってきたことの実践の結果で、これを文書化しておくことは意
    義ある。ただ、本にまでにする必要はないかもしれない。

 ・マンガは入門段階の教材として使用しており、教材はそれだけではないので、全体
    的に考えたい。

 

  以上の議論の上、会長から、「方向性として、私たちの活動の一端示す何らか

の物を残すことにする。今はまだ早過ぎるのでペンディングとし、来年あたりに

再考する。」との方針が出されて、了承された。

 

2)費用関係の検討と対策
   現状の会計報告に基づき、以下を決定事項とした。
 ・出版のための引当金を確保しておき、次年度の決定に備える。
 ・小学校と中学校の教科書を2021年版へ買い替える。講師の研修用及び生
  徒の閲覧に供する。  

 ・授業準備と振り返りの作業のために、かなりの実費(紙代、インク代、その他)が
    かかっているので、これを補填する。

 

2.夏休み宿題を出すことの是非  → 7月17日振返りの結論通りとする。

   (原則としては出さないが、各講師の判断で必要な場合は出せるものとする。)

 

3.ビブリオバトル

   MS氏からの次の事項の検討依頼あり。(7月19日の同氏からのメールに提案)

  ・作文発表会と似たスタイルでビブリオバトルを行う。扱う本について、
  ①対象に、ライトノベルやマンガを加えてよいとするか?

   ②バトルでは最後に投票するが、競争的にならない方式(例:チャットごっこ
      等)に留めた方がよいと思うが、どうか?

 ・また、コロナが終息すれば、年末に研究室見学(ロボット研究室)をできなくもな

    いが、どうするか?
   

  議論の結果、見学は今年はやめて、来年に是非とも行う。“ビブリオバトル”とい
  う言葉は使わない。提案の「私のお薦め本発表会」などとする。時期は、12月頃。

 

4.推薦図書の取扱い

 ・HP「学びのしくみ」の後半にある推薦図書のリストは削除する。推薦本について
  は、クリックにより「おすすめ本」のところへジャンプするようにする。

 ・「おすすめ本」の構成と順番は、

      生徒のお薦め本 → 講師のお薦め本 → 『ピリカの風』とその紹介文
   → 読み継がれた本(文学100冊、科学他40冊、絵本100冊)

 ・講師紹介本について未提出の方は、1冊ほど紹介をお願いしたい。本の紹介文

    を100~200字程度つけること。    

   

5.HP関係&手引書
 

   ・HP: 上記以外に変更・追加はなし

   ・手引書本論編(Rev.DB)を、2021年最終版とする。

    手引書資料編については、微修正の予定があるので8月末までに完成させる。

 

6.“新聞の課題”についてプレゼン (HK氏)
 

   経緯:振返りの議論で、新聞に関する話題があったり、生徒たちが世の中の動き

    を知らない・関心が無い等の話があったので、他の場所で行った新聞に関する話を

    参考に紹介した(資料:別添付)。この教室で何かできることはないかも考えた。
 

   ・同氏提案:保護者に、高校や大学では時事問題への理解を重視していることを

      説明して、中学高校生新聞、小学生新聞(週刊)を取ることを薦める。
 

   ・KO氏から、『時事から学ぶ小論文』(大学受験対策用)の本の紹介あり。

    ・YI氏から、朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」の“若い世代 こう思う”

      欄の記事(時事問題に関する意見)が参考になるとの紹介あり。

 

      <補足説明>手元にある7月13日付の記事を見てみる。「テレビ」に焦点を当てた
        5つの意見が掲載されており、350~400字。15歳、17歳、23歳の若者たちによ
        る。題名だけを書いてみると、「食卓の大画面 家族の一員」、「災害時 生の
        言葉が命を守る」、「時間的制約 テーマも偏り」、[Youtubeの良さ 吸収し
        て]、「受動的な視聴 魅力なのか」。みな良い文章と思う。

 

    会長から、自宅で購入されている小学生新聞を教室に持参するとのお申し出

   があったので、お願いした。これを、生徒に持帰ってもらい、読んでもらう。

 

7.その他(YI氏から提案)

 

  ・電通大生から作文講師を募る件、推進すべき。

    → 募集のチラシを作り、学内に貼らせてもらう交渉をする。

 

     以上    
 

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   2020年度 子ども国語教育学会のリモート総会 記録   
  

【日 時】:2021年3月23日(火) 9:00~12:00  

【場 所】:Zoom会議  【出席者】:10名(理事及作文教室講師)

【議 題】:①生徒在籍数・継続の確認及び会計報告、②次年度の生徒担当案、
         ③次年度の授業日及び行事日程、④昨年度~次年度の新型コロナ感染
          症の反省や対策、⑤ カリキュラム・教材等の検討、⑤ その他

――――――――― 理事会総会の話し合いの内容 ―――――――――――

  1. 会計報告

  ○作文教室2020年度収支報告書のとおりで承認

 

2. 生徒在籍数・継続の確認及び次年度の生徒担当案

  ○在室生徒数…2020年度末 37名、退室者9名

         2021年度当初28名(確定26名+様子見2名)
   ○基本的に2年間指導した生徒は、他の講師に変えること、昨年度は新しい
     講師に変わったのが10月だったため、短期間しか指導していない実態を
    考えて、YI氏の案1を基に調整した。

   ☆案2として作成し、一応決定。生徒3名の場合と2名の場合ができるが、今
    後の入室者への対応を行っていく。

  ☆生徒募集の広報を行う。まずは、ホームページと保護者へのメール(でき
     るだけ午前中の参加を)にて、お願いする。

 

3. 次年度の授業日及び行事予定

  ① 次年度の授業及び行事日程等について、

     ○確認 …・ 研究発表者は、KO氏とKT氏の2名とし、保護者との意見交
         換の時間などを十分確保する。

            ・来年度の総会:2022/3/22(火) 10:00~13:00

    ○夏休み期間中の教室の設定について

     ・指導回数を確保するために2回あるいは1回でも行った方が良い。

     ☆宿題に追われている可能性、コロナ禍での学校の夏季休業の短縮の
           可能性、コロナ禍の影響で不確定な部分が多いため、6月ごろに再
           検討する。

 
     ○理事会の回数は、2回とする。7/20(火)と12/21(火)

    ○次年度の教室予約の手続きについては完了
 

  ② 次年度の大学祭時における体験授業とその方策

      ☆大学祭が行われる場合には、参加する。土曜日11/20は作文教室があ
           るので、詳細については、具体化してから話し合う。
 

  ③ 作文発表会や研究室見学の実施と時期

    ○提案通り9月以降に研究室見学を行う。作文発表会は、6/19(土)

    ○研究室見学では、ヘビ型ロボットの予定。

 

4. 昨年度~次年度の新型コロナ感染症の反省や対策のあり方

  ①作文教室の実施状況

  ②作文教室のための外部施設の利用可否

  ③作文添削の指導可否と、今後の継続の可能性

   

    ○これまでにいろいろ話し合われてきた通り、添削指導の効果はあまり期待
      できない。コロナの感染拡大状況を見ながら、今年度の試みを基にして臨
      機応変に対応していく。

 

5. カリキュラム・教材等の検討(教材検討チーム)

   ① 手引書(2020版)の改訂状況及び今後の変更予定

     ○基本的に大きな見直しはしなくてよい。

     ○「読解力」についての捉え方が講師によって違うかもしれない。もう少
       し議論し深めていく必要がある。

   ○「手引書」を活用しながらの実践をしっかりと行っていきたい。
 

  ② 昨年までの教材の取り扱い方や今後の方向性

   ○旧コボの扱い、コボの基本がどれだけできているかを確認しておく必要
       性について

   ・講師が変わったときの継続性の上で基本の確認は必要。

   ・定量的にこなす本数として示す(レベルを明らかにする)と子どもは目
        標になる。

   ・教室の回数が少ない中、生徒の実態によってもできる量(書くスピー
        ド)にも違いがあるので、取り組んだ本数だけでは力は測れない。

   ・新コボには、時事問題、今の社会を反映しているものに触れられる良さ
        がある。

   ・子どもの実態にもよるが、ある程度いろいろな文章に触れさせたい。

   ・コボ漫画だけで3年間やりたいと思うような生徒があればそれもよい。
 

  ☆コボ漫画(旧コボ、新コボ)でつけたい力を確認し、初期にコボの指導を
      徹底する。生徒の状況により、ステップを確認しながら、生徒に合わせて
      工夫し指導する。

  ☆ステップ1の副教材が空欄である。コボに専念するために敢えて空欄でよ
      いという考えもある。適当な教材があれば入れたい。(コボショートスト
      ーリー、字のない絵本etc.)→ 教材検討委員会で検討する。

 

  ③コボ・マンガを使って、段落化とつなぎ言葉を教える方法(HK氏提案)につ
    いて

    ○4コマのつながり、場面の動きを意識させることは、接続詞の指導も含め
      で、50字一文要約にも大切。

    ○生徒の中には、一文ずつを改行一字下げで書く子もあり。段落意識を育て
      ることは大切。

    ○200字にまとめる場合に、段落をつけて書くとおさまらない場合がある
      がある。段落(意味段落)を指導するには、「気まぐれロボット」が良
   い。

   ○原作者は、4コマ目を最初に考えて書いている。逆説的に話を展開させ
   るという見方もできる。

   ☆段落意識、接続詞の指導の一つとして、有効活用をしたい。

 

  ④その他 

   ○手引書本論4ページの表現について

   「単に“文章”と言っても、内容や書き方によって様々な種類がある。も
   のがたり、科学もの、報道記事・コラムの3種類を教材の代表として取り
   上げる。」3種類の記載があるが、エッセイ、時事問題なども入れる必要
   があるとの提案があった。しかし、この分類では、文章の形式による分類
   と内容による分類が混在しているとの指摘があった。

   ☆この部分の記述については、MK氏に再考をお願いする。

 

6.その他

  ①担当業務の確認…特になし

  ②コボちゃんだより…OBのSYさんには、これまで通り送付する。また、電通
   大の顧問の先生方にも送付する。  

  ③報告➜講師のOさんは就職が決まり、この3月をもって退会されることにな
   った。新しい講師を入れたい。(MK氏・YI氏から、顧問の先生方や保護者
   の方々に紹介を依頼する)

  ④ブログについて

   火曜&金曜としていたのを、金曜日のみとし、順番に書くことにしたい。

    

  ⑤電通大奨学金基金への寄付(例年通り10,000円)行う。…4月に電通大奨
​   学基金に振り込む。

 

以上

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見出し h1

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第2回子ども国語教育学会研究発表会・​ビデオ

音声を得られない場合は画面をクリックし、画面右下にある​音声マークをクリックしてください。

             
                2020年度 第2回 講演・研究発表会

 

 去る10月17日(土)に、子ども国語教育学会主催による第2回目の講演・研究発表会が開催されました。当日は雨模様の寒い中でしたが、学会会員の方10名と子ども作文教室の保護者の方4名の参加を得て、3名の発表者による興味深いテーマのお話を聴くことができました。また、講演後に保護者の方々からも質問や会員との意見交流を活発にすることができて、時間をオーバーするほどでした。大変有意義な会になったと思います。ちなみに、当日の式次第を下記にお示し致します。
 

 今後も作文教室の活動をベースにしながら、出来る範囲で、国語教育や教育一般について学びと研鑽を続けて、学会活動の活性化を図ってゆきたいと思います。
 

                         【実施要領】

 

◆日時:2020年10月17日(土)       9:30~12:20

◆場所:電気通信大学アライアンスセンター(一階)100周年記念ホール

 

◆プログラム:   司会(世良 幹夫)

 

1 代表挨拶     (窪田 守弘)         9:30~ 9:35

 

2.講演・研究発表
  ① 『低学年における英語教育;現場レポート』  9:40~10:10

           発表者:石川 良教(当作文教室講師、小学校英語AET)
 

  ② 『新聞コラムを作文に活用するー試案』     10:15~10:45

       発表者:岡崎 昌史 (当作文教室講師)

<休憩> 
                  (10分)

  ③ 『学校教育の現状と課題~新指導要領とコロナ禍の学校教育の現場~』
       発表者:野口 美年子 

                   (元小学校教頭、当作文教室講師)  10:55~11:35

 

 3.質疑応答/懇談会(自由参加)         11:40~12:20
 

   (注:発表資料は、本HPの「研究発表・データ集」の項に掲載して
      あります。)                  

                                    以上

          2019年度 子ども国語教育学会 年次総会報告 
 

【日時】2020年7月21日(火)14:00~16:30

【場所】ZOOMオンライン会議 

【出席者】11名

【議題】1.2019年度の活動総括(生徒在籍状況含む) 2.2020年度の活動に
            ついて  3.会計報告  4.運営分担(業務の担当者)
       5.連絡事項等

【資料】「子ども国語教育学会年次総会(案)」、「「子ども国語教育学会活動
          領域の確認(案)」、「作文教室、講師生徒数の推移」、「2019年度会
          計報告」、「会計2020年度7月時」、運営分担表、年間スケジュー
     ル、会則、組織図、添付資料等

 

         ――――審議内容と決定事項――――

 

1.2019年度の活動総括

 

  会長より、「子ども作文教室で計画したことは80~90%達成できた。年
 度末はコロナ禍で対面授業ができなかったが、通信添削(無償)により、希望
 者に応えることができた。学会としては、いろいろ制約条件があったにしろ、
 研究活動を充分に深めることができず,反省点として残っている。 」 等の総括
 があった。

   

1)子ども国語教育学会の活動について

 

・子ども作文教室実践については、ステップレベル(1~5 )を確定し、低学年
 向けにプレステップを追加した。2年の実績を得て、教材や指導方法も共有化
 されつつある。中学生対応のグレードアップは必要。(HK氏、KT氏 報告)
 

・実践機関としての作文教室はあるが、「学会」としての活動、研究、発表、セ
 ミナー開催学会誌編纂等が不足していた。(YI氏 報告)
 

・「学会」の名にこだわる必要はないが、絶えず学び、研究する姿勢が求められ
 る。国語教育の環境変化への対応や既存の作文塾との差別化などが問われてい
 る。(HK氏)

  →今後も基本方針は変わらず、内容の充実を図りながら維持していくことで
   合意した。

 

2)生徒の在籍数の確認

 

  「作文教室 講師生徒数の推移」(共有ファイル)により確認する(YI氏報
  告)。生徒数:2018年度27名、2019年度37名、2020年度7月現在36名
 (小学生は21名で58%、中学生は15名で42%) 
  -> 2021年度には、比率逆転の可能性あり。 また、4月時開始の通信添
     削の希望者は、当初22名、実質は15名程度で継続中。

 

2.2020年度の活動について

 

1)子ども国語教育学会の年間スケジュールについて

 

   ・年間スケジュールは作成し、3月年次総会とする。

   ・コロナ禍が続く場合、研究発表もZOOMオンラインでおこなう。

 

2)子ども作文教室の運営について

 

  ・8月の対面授業中止にともない、8月は原則お休みとする。但し、通信添削
   の希望は受け入れ、無償で担当講師が対応する。
 

  ・保護者への中止連絡は、会長とYI氏でおこなう。
 

  ・RN氏より、今後さらに対面授業が不可能な事態が続く場合は、通信添削の
   位置づけが必要ではないかと提案があった。(方針、取組み方法、教材、
   指導料などの諸点)

 

  ・MS氏より、100周年記念会館が使用不可の場合、公共の施設での開催な
   ども考える必要があるとの提案があった。MO氏からは、対面授業ができな
   いのは存亡の危機であるので、なんとしても対面授業を積み重ねていくこ
   とが重要であるとの認識が示された。

 

   →作文教室の開催場所については、生徒との顔合わせがない状態が長期間
    続くのはよくないので、一斉授業の形で、公共施設の使用も検討してみ
    ることにした。(国領の調布市市民活動センターなど)

 

3.カリキュラム・教材等の提案

 

  ・HK氏より、「子ども国語教育学会の活動領域(案)」の提案があった。

   子ども作文教室への支援と、子ども国語教育強化のための研究の2本柱が
   提示された。読解力、要約力の強化方法としてのメソッド・図解や音読な
   どの提案があった。
   また、「学校と新聞」2020.6.24記事をもとに、学びにおいて、難易度の
   塩梅やコラムの書写の有効性などが紹介された。
 

  ・MK氏より、「MKさんの夢」の内容について、きっかけとなったお孫さんの
   本づくりが紹介された。楽しんで書き続けるには多面的な要素が必要であ
   る。絵や映像や音楽と組み合わせることにより、文章を書くことがより容
​   易に豊かになる。「文」という文字は「飾る」から生まれている。多面
   的、総合的に取り組むことの必要性が提案された。

 

    →これらは、8月1日(土)ZOOM連絡会に持ち越しとなる。

 

.会計報告

 

   「2019年度 子ども国語教育学会・作文教室出納帳」と2020年度7月まで
  の会計報告があり、どちらも承認された。

 

5.運営分担表について

   2020年2.26作成の運営分担表の追記した表(共有ファイル:2020年7.20)
  に基づき討議した結果、変更なしとなり、2月に決めた通りとなった。ただ
  し、会計担当だけは、引継ぎが完了するタイミング(教室再開時)までは、
  現金の保持も含めて現在の担当者が継続する。

 

6.連絡事項

 

 ・HPの「学会だより」は2020年1月29日分までとなっている。以降、ZOOMオン
  ライン会議となり、未掲載のままである。本日の議事録は、HPに掲載する。
 

 ・授業後の「振り返りの会」は中止し、教材や研究内容、生徒問題等の討議の
  場とする。ただし、特記事項は発表し記録するも可とする。
 

 ・今後、記録内容については、不明・不十分な箇所には自由に追記修正し、そ
  の旨をメールで周知する。

 

                                                                   以上

学会便り:特別編(2020年2月下旬~7月下旬の学会活動の異常事態について)

 

 子ども国語教育学会主催の子ども作文教室は2019年度の授業を2月下旬まで計画通り進めてまいりました。ところが、1月から2月にかけて、日本でも新型コロナウィルスの感染が徐々に広がり、2月27日に突如「3月2日から春休みいっぱいの学校の休校要請」が政府より出されました。作文教室の場所をお借りしている電気通信大学の方もキャンパスが閉鎖になりました。

 

 このため、2020年3月に予定していた2回の対面授業を停止に追い込まれました。そして、その後の2020年度4月以降をどうするか、先の見えない状態で、講師陣の方々が議論・相談を重ねました。結果、対面授業が再開できるまで、希望者には作文課題を与えて通信添削をおこなうことに決めました。結果、36名中、22名の生徒さんが、これを受けることになりました。

 

 講師陣も外出して会うことがかなわず、この時期に世の中で使われ始めたZOOMによるオンライン会議を3月末に導入しました。対面授業の再開を5月、6月、7月、あるいは8月と次々に想定をひっくり返えさざるをえず、7月末まで10回のZOOM会議を行って対応策を相談した次第です。この間、通信添削の方は、講師の方々の熱心な対応・指導で現在まで続けることができています。また、作文教室を支える研究的活動(教材や指導方法の検討・開発など)もいろいろと進めて参りました。

 

 通信添削もそれなりの意義と成果はあると考えますが、各生徒さんの事情、家庭の事情(通信環境、保護者の負担など)もあり全員受けられるわけではありません。また、対面授業でのより深いコミュニケーションが思い出されるところでもあります。コロナが去り、また対面授業が早く再開されることを切に願っております。

                                             以上

 2019年度 子ども国語教育学会理事会報告(3回目)  2019.11.13

【日時】2019年11月12日(火) 9:30~12:50 
【場所】電通大100周年記念ホール1F      【出席者】10名

【議題】 1. 生徒の在籍・継続状況及び会計報告、2. 来年度の授業日及び行事日程

     3. 教材等の提案、 4. 発表会の提案及び体験教室・脳トレ教室の報告、

     5. 第1回子ども作文をめぐる講演・発表会の振り返り、  6. その他

 

―――――――――――――  審 議 内 容  ――――――――――――

 

1. 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告
 

① 生徒の在籍状況:  現在39名 (小2-2名、小3-5名、小4-3名、
              小5-9名、小6-13名、中1-2名、中2-5名)

② 来年への継続生徒の状況と見込み

     継続予定-13名、検討中-5名、退室予定-3名、未確認-18名

    経営に関しては、26名位の生徒数で可能である。小6の動向が分かりづらいが、
  おそらく来年度の活動には支障がないと思われる。口コミで広がっていることを作
  文教室へのプラスの評価と捉え、チラシ等による生徒の募集や体験の募集は行わな
   いことを確認した。低学年の生徒を増やしていきたい。また、ホームページでの
  募集についてはこれまで通り行うが、より目立つように1ページのレイアウトを一
  部変更する。

③ 会計の現状報告: 特に、問題なし。作文教室の行事の場所の件などで日頃から
         お世話になっている大学へ、些少だが寄付をすることにした。

 

2. 2020年度授業日及び行事予定
 

  来年度の教室予約の必要上、日程は今の段階で詰めて置く必要がある。

① 授業日

    原則として第1・3土曜日とする。但し、下記の月はこの例外とする。

   2020年5月:9日及び16日(運動会などを避けて) 
   2021年1月:9日(正月直明けを避けて)及び16日

② その他

   学会・・・10月10日(土)、  研究室見学・・・6月を想定

   図書室・ミュージアム見学は、行わない。研究室見学については、担当のMS氏とHO氏に案の作成を一任することにした。

 

3. 教材等の提案

  ・HK氏より、「コボ・マンガにおけるオチのとらえ方とその作文の指導方法につい
  て」として提案されていた「オチのタイプ分け」についての説明が行われた。オチ
  の理解が不十分な生徒への指導及びコボ作文としてのレベルアップのためには、講
  師がオチについて分析しておく必要がある。その助けとなる資料として役立つもの
  であることとして共有され、来年度の手引き書に載せることも確認された。

 
  ・さらに、RN氏から1月に提案された「一文要約の作成要領」に基づく具体例とし
  て、ワークシート及び指導例(記入例の資料)が紹介された。時間の制約がある中
  で、作文数をこなすことと分析的に文章を添削していくことのバランスをとる難し
  さがあるが、大切にしたい視点として共有された。「オチとは・・・」の分析も興味
  深く、講師それぞれが、担当生徒の状況に合わせて指導していくための大変よい参
  考資料となった。

 ・科学物、新聞、コラム、評論の教材として取り上げる必要性についてもかねてか
  ら論じられているが、生徒にとっては、段落分けも比較的容易にでき、筆者の考え
  などを捉えやすいと考えられる。意見文を書くことにつなげていく上で有効である
  という観点から、指導を通し検証していくことを再確認した。

 

 ・RN氏より、平成30年度「国語に関する世論調査」の紹介あり、参考にしたい。

 

4.発表会の提案及び体験教室・脳トレ教室の報告


① 発表会の提案

  MS氏より、資料に基づいた説明と案②「感想・意見の作文・発表と討論」を行い
  たいとの意向が示されたので、その方向で議論した。その結果、発表会の目的とし
  て、「自分の意見を表現する」「いろいろな見方があることを知る(他の人の意見
  と自分の意見を比べる)」などを念頭において考えていくことを確認した。また、
  発表会前の作文教室のときにテーマを生徒に知らせておき、当日に作文を書いて発
  表する手順で行う方向を確認した。どのようなテーマにするかは、今後の作文教室
  の振り返りの折などに検討して決めることになった。

 

② 図書館で1日作文体験教室

  MS氏から概要の説明がされた。開催地が千歳烏山駅の最寄りであり、作文教室へ
  の入室希望につながる可能性もあると考えられる。当日、体験の指導に手伝いがあ
  ると助かるとのこと。都合のつく講師は参加を検討することになった。(ボランテ
  ィア)

③ 高齢者1日脳トレ教室(12月17日に変更)

  地域での活動の場の例としての紹介がされた。こちらもボランティアである。講
  師の居住地域の近隣での活動を模索する中で、会場の使用料等が問題となることが
  多い。社会福祉協議会に登録するとよいなど、地域へのアピールの仕方の参考とし
  たい。

 

5. 第1回子どもの作文をめぐる講演・発表会(去る10月5日に開催)の振り返り

  振り返りで一度簡単に話し合いはなされているが、今後のための確認を行った。

 保護者の参加者が少なかったのは、学会が保護者の関心の中心ではないと考えられ
  る。今後、学会本来の自分たちの研究成果の発表の場として行うことを確認した。
  できるだけ、講師全員が(順番などで)発表を行うことが望ましいと考え、来年度
  は、YI氏とMO氏が発表者として推薦され、本人からも承諾された。

 

6.その他

 ①来年度の生徒の担当について

  昨年度から引き続き2年目となる生徒の中には、担当講師が2年間同じである者が
  多い。このまま3年以上引き続いて担当するのはよくないという意見が出された。1
  年間の指導回数は決して多くはないため、毎年担当を変える必要はないが、2年程
  度で変わるのがよいと話し合われた。新学期を迎える時期に、改めて検討を行うこ
  とにした。

 

7.次回研究会について

 次回、第4回理事会(兼総会)は、3月10日(火)の 9:30~13:00の予定    以上

2019年度 子ども国語教育学会理事会報告(4回目)  2020.1.29

【日時】2020年1月28日(火) 9:30~12:50 【場所】電通大100周年記念ホール1F

【出席者】10名

【議題】 1. 来年度の理事会、その他の日程の確認、 2. 来年度の生徒担当講師の見直し、

    3. 担当事務の簡素化、負担の教材等平均化、 4.カリキュラムの検討案、
5.作文発表会の準備と確認、         6. 中学生へのメッセージの文面確認、

    7.指導教官の送別会と交代教官の歓迎会食、 

 

―――――――――――――  審 議 内 容  ――――――――――――

 

1. 来年度の理事会、その他の日程の確認

理事会…①5/19(火)、②7/21(火)、③9/29(火)、④11/17(火)、⑤1/19(火)、
⑥3/16(火)の6回を会場予約済み。

 

2. 来年度の生徒担当講師の見直し

  ① 担当講師の決め方について

原則として、2年目までは継続とする。諸事情(午前・午後の希望の方よりなどで、担当生徒の人数が集中したなど)変わる可能性もある。

手順:希望を出す→三人委員会を設け、そこで検討→3月の理事会にて提案・決定

  ② 生徒の状況、担当講師希望の表について

・担当したい希望を記入する。・生徒の進度(コボ漫画をどの程度こなしているかなど)を記入する。・担当したい理由や特記事項があれば記入する。----- 2月末まで

  ※子どもがコボ漫画の進捗状況を把握するためのシールを張る表については、YI氏より
   提案有→今後提示予定

 

3. 担当事務の簡素化、負担の教材等平均化

事務の分担については9月に検討して再編したが、機能していない業務があったり、業務の量に偏りがあったりするため、再検討したい旨提案があった。特に、YI氏の業務が大変多い。現在の担当業務についての詳しい資料を参考に、分担表を検討・再編した。主な変更点は、会計関連の業務で、YI氏から他の方々に移管する。
 

 ※午前・午後の変更については、大変ではあるが融通が利く部分は対応したい。教材準備を含めて、連絡・調整は必要とする。担当外の講師が指導を行う場合、必ずしも通常の教材で行うのではなく、特別な教材で行ってもよい(生徒にとっても新鮮かもしれない)。  →特別指導に使えそうな教材も、補助教材の中にファイルしていく。

 ※変更が多い生徒は、自分のコース(午前・午後)が分からなくなってしまっている可能性もある。  →来年度は、集金袋にコース(午前・午後)、欠席・変更連絡などについての注意書きを記載する。準備を会計担当を中心に進める。

 

4. 作文発表会の準備と確認

  MS氏からの提案資料の原案通りで進める。

 

5. 中学生へのメッセージの文面確認
  あえて中学生(4月から中学生になる生徒)にメッセージを出す必要性があるのかとの
 疑問も出された。メッセージを出す趣旨についてMK氏から説明。

 ・生徒数の減少を防ぐ対策として…現状のままで指導しているだけでは、進学等で生活 が変わることなどの不安をきっかけに辞めていく懸念がある。

 ・中学生になる現小6の生徒を主な対象として、今後の継続を勧める。また、中学生での入室者も数名あり中学生が増えてきたため、今後の指導の方向性をアピールする。

  メッセージを出すことには、合意が得られた。メッセージの対象が保護者なのか生徒なのかを明確にして、A4サイズ1ページ分くらいの長さになるよう文面を再検討する。

 

6. カリキュラムの検討案(教材検討チーム)

〇カリキュラム検討を行った趣旨について

・教室発足当初の状況から変化があり、中学生の人数が増え学年も上がってきた。また、プレ段階の低学年の生徒が入室してきた。これらの状況に対応するためのカリキュラムの検討が必要となった。

・設立当初、コボ漫画を主軸に置いた指導を行うことを中心としてきた。しかし、現状では、様々な文章教材の要約や意見文などを取り入れながら、各講師の自主的判断で指導している。コボ漫画を用いた指導と様々な文章教材を用いた指導について、ステップとの関係も含めて見直し、講師が共通理解する必要が出てきた。

〇手引書に書かれているステップの指導内容とカリキュラムの関係

・手引書に記載されている各ステップの内容は、指導方針の骨子である。カリキュラムは、使用する教材や内容をより具体的に示すもので、完成後手引書に取り入れる。

〇カリキュラム案については、資料を参照

・対象となるコボ漫画の欄、かける時間の欄については、今後検討し作っていく。

・作文教室の理念、コボ漫画を主体とするところで、コボ漫画の位置づけと他の教材の位置づけを検討したものである。

〇意見

・教室の理念から考えて、コボ漫画を徹底して行うことが必要ではないか。コボ漫画を終えて(1年目)から、他の文章教材に入るべきではないだろうか。

・コボ漫画と文章教材を1日の指導の中で扱い、途中で次回へ持ち越すのはよくない。持ち越すと、2週間以上間があいてしまうこともある。文章教材は、その日の中で仕上げるのが望ましい。

・子どもの作文力に差があるので、ステップとして扱い、1年目と捉えなくてもよいのではないか。能力に応じて、進んでよいのではないか。

・優秀な生徒にこそ、きちんとコボ漫画を習得して欲しい。また習得する意義がある。

・文章教材を扱っていく中で、改めてコボ漫画で習得したことにつながっていたと再認識したり、習得したことを使ったりする場面があり、コボ漫画を徹底的に行う意義はある。

・生徒の作文で、200字要約、50字一文要約などができたと捉えていても、どの程度できているかという深さは問題。深く踏み込んで、これでよいかを考える必要性もある。

・画像処理と文章表現の関連はどうだろうかを考え、文章、読解力を分析することも必要かもしれない。

・教室のめざすところに、「コミュニケーション能力を育てたい」という思いがある。意見文につなげる指導を行いたい。

・読書指導で補うことで、意見文を書く力を育てる素地が養われると考える。

・コボ漫画もとにしたショートストーリー作りをステップ3に取り入れるとよい。

・コボ漫画中で、絶対に取り組ませたいものをピックアップしておくとよい。

 →分析し案を提示することをRN氏に依頼。

 

教室の意義に関わる大切な議論が展開され、結論が出ないまま時間切れとなった。生徒の力を伸ばし育てたいという強い思いの下、それぞれの意見がある。議論の続きは、作文教室の振り返り時に行う。

 

7. 残り議案…当教室の指導教官の送別会と交代教官の歓迎会食(YI氏フォロー)

                                      以上

第1回子どもの作文をめぐる講演・研究発表会​ビデオ

音声を得られない場合は画面をクリックし、画面右下にある​音声マークをクリックしてください。

【No.03 学会だより】(2019.10.27)
 

  去る10月6日(土)に、第1回子ども国語教育学会の講演・研究発表会が開催されました。当日は、野口氏の講演と上村氏・窪田両氏の研究発表が行われ、会員と保護者の参加を得て活潑な意見交換もなされ、有意義な研鑽の機会となりました。ちなみに、当日の式次第は以下の通りです。

【式次第】2019年10月5日(土)14:00 ~ 16:45

          会場:電気通信大学UEC(100周年記念ホール)

 

    第1回子どもの作文をめぐる講演・研究発表                

                                             主催:子ども国語教育学会

 

<プログラム> 司会 (世良 幹夫)

 

  • 代表挨拶 (窪田 守弘)                           14:00~14:05

2.講演:『小学校の教育現場の状況 ~作文教育をめぐって~』  14:05~14:45

   講演者:野口 美年子(元小学校教頭、子ども作文教室講師)

                                                    (休憩5分)

3.研究発表                                    

    ① 『スマホの子ども達への影響』                 14:50~15:20

           発表者:上村 洋海 (子ども作文教室講師)

   ② 『話し言葉と書き言葉の関係』                    15:20~15:50

      発表者:窪田 守弘 (子ども作文教室講師)

4.懇親会    自由参加 (お茶とクッキー)            15:55~16:40

 

 

なお、講演会と研究会のパワポ資料は以下に掲載しますので、ご参照くだされば、幸いです

A学会講演会2019.png
学会講演会2019B.png
学会講演会2019C.png
学会講演会2019D.png

No.02 子ども国語教育学会理事会:議事概要のお知らせ 
                      (2019.9.13)         
 

【日 時】 2019年9月10日(火) 9:30~13:40

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】10名

【議題 】 ①第1回子ども国語教育学会講演&研究発表について
 ②大学祭の体験授業        ③教材研究チームの提案
④横井研究室見学の作文の取り扱い  ⑤その他、関連事項について


    ―――――――――研究会の話し合いの内容と結果-----------------

 

1.第1回の子ども作文をめぐる学会の講演・研究発表について
 

    実施要領案をもとにして、内容等の検討がなされた。最も大きな修正点は、名称
  が「第1回子ども国語教育学会【講演&研究発表】」から「第1回子どもの作文を
  めぐる講演・研究発表会」となり、その下に「主催:子ども国語教育学会」と明記
  することになった。その他、主な修正箇所は以下の通りである。

  • 「午後14:00~16:45」は、「午後」を削除して「14:00~16::45」とする。

  • 写真と案内地図は差し替える。なお、左写真の説明は「会場:作文の授業風景」から、「会場:100周年記念ホール」に変更する。

  • MN氏の講演名に、副題として「~作文教育をめぐって~」を加える。

  • その他、参加者はオープンにして、保護者や一般の方も自由に参加できる。

   なお、案内のチラシは生徒に手渡し、同時に保護者へもメール配信する。

  •  講演者・研究発表者は、必要に応じてA4サイズのレジメ(1~2)程度を準備する。

 

2.大学祭の体験授業について
 

  体験授業が大学祭時の11月23日(土) に予定されていたが、先週の「振り返り」
  で体験授業やビラ配布は実施しないことが決定され、会議で改めてそれを確認し
  た。ただし、在籍生徒の来年度の意向調査をするため、アンケートを実施すること
  になった。アンケートについては、10月まで調査を終え、その結果次第で改めて体
  験授業等の実施を検討することになった。

 

3.教材研究チームの提案について
 

  HK氏より8月の教材研究チームの検討事項について、『小さな町の風景』(MK氏が
  8つの文章の要約文を作り、配信済み)など評論・物語的な教材に加え、科学的な内
  容の教材等(HK氏が7つの文章の要約文を作り、配信済み)についても、基本的な
  指導のあり方の説明がなされた。その際、MS氏から科学的な本や『10分で読めるお
  話』(1~6年、学年別本)などの本も紹介され、物語教材だけでなく科学的教材も
  並行して使う工夫をすることが大切だという認識を共有することができた。


  さらに、研究チームでは、コボ・マンガの「落ち」の理解の不十分な生徒に対し、
  その指導と評価をどうするかが問題となったが、HK氏から「落ち」に対しては、
 「表」と裏」の視点から考える必要があるというアイデア(パワポ資料)が示され
  た。これはかなり有用な視点なので、今後指導に活かすよう全員の理解が深まっ
 た。なお、今回特に示されなかったが、新聞記事の報道、教育、社説等をどう指導
​ に活かすかについての案を、いずれ別の機会に提案されることになっている。

 

4.横井研究室の作文の取り扱いについて
 

  先に(7月20日)に行った子ども達による横井研究室見学とその結果を作文化する
 ことに関して、RN氏より『キャンパス探検』というパワポの報告資料が提示され
 た。いくつかの修正が加えられたが、その内容に関しては大筋で了承された。な
 お、今回生徒の作文から数編(13名?)を選んだが、最終的にはRN氏に一任するこ
 とになった。ちなみに作文は全員のものではなく、以下の選択基準で選ばれたこと
 がわかる。

  • 5W1Hの記述ができているもの

  • 3~4ステージの説明ができているもの

  • 感動した理由がよくわかるもの

  • 物語 (擬人化) であったり、ネーミングのあるもの

  •  将来、障害者や医療機器等の開発のため、役に立ちたいと書いてあるもの
    MK氏が「添え状」を書いて、10月中(可能であれば9月中)に横井研究室にフイードバックする。 

 

5.その他、関連事項について
 

 ① 授業進捗表の記入について

  今年4月以降、「授業新進捗表は記入を自由にする」という了解であったが、生徒
 増や各生徒の授業内容と進度が多様化する事態になり、講師が全体の進捗状況を把
 握するには不都合が生じていた。そこで、この状況を打開するため、9月以降は全員
 がマスターの「生徒の授業進度表」に書き込みをすることになった。
 

  ② 学会の運営担当表について

  4月から講師に加わられた2名の方も含めて、理事会の分担を見直して修正を行っ
 た。

 ③研修生について

  講師候補の2名の研修生について、準備状況のレビューを行った。状況が許せば、

 なるべく早く実際に生徒を担当してもらい、実績を作り始めてもらうこととした。
 

 ④ブログについて
  ブログは、現在8名の会員が交代で書いているが、本年4月に加われれた講師のお

 二人については、来年4月から書き手に加わっていただくことになった。その他、曜

 日と担当の見直しも行った。 

​  次回の予定:2019年11月12日(火)

                                 以上

キストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。

No.01 子ども国語教育学会 理事会:議事概要のお知らせ  
​                    (2019.6.11)         

 

【日 時】 2019年6月11日(火) 9:30~13:30

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】9名

【議題 】 ①「手引書」の改訂、 ②HPの改訂、③横井研究室の見学、
     ④各ステップ1~3, 4~5の基本理念や指導方針の確認

     ⑤教材研究チームの状況、 ⑥その他、関連事項

【特記事項】今まで、授業の「振り返り」と「研究会」用件を授業日に同時

     に審議してきたが、どうしても時間がかかるので、今後は「研究 
     会」の部分を「連絡・提案等」に改称し、内容を事務連絡的なもの
     にして簡略化する。大切な「研究会」用件は、別途、子ども国語教
     育学会の理事会として集中審議することにして、今回からそれを適
     用する。

 

――――――――― 研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――


1.「手引書」の改訂
 

  「手引書」(第1版)の改定案はHK氏より既にメールで配信済みであっ
  た。その説明に従って長時間の審議の結果、一部の改訂にとどまらず、
  <本編>の構成や内容などはかなり大幅な改訂がなされた。主な改訂点は
  以下の通りである。なお、改定案は6月末に発行する予定になっている。

 

  • マンガの作文指導のあり方を再検討し、新たに課題文(意見文、創作文を含む)を要約する基本方針を追加した。

  • ステップ案、特にステップ4~5の基本理念の確認しながら、ステップ1~3の前段階としてプレステップ(主に小学校2年生対象)の基本理念が、新たに導入されることになった。

  • HK氏案の「作文指導の第二段階について」(2019.03.01の改訂案)が、新たに「資料編 別冊」の冒頭部分に組み込まれることになった。

  • 「手引書」に散見されるタイプの打ち間違い、不適切な文言、図表などの修正を行った。

 

2.HPの改訂
 

  HPはこれまでの実績をさらに有効にするため、全体のレイアウトを見直
 し、各スレッドのデサインや項目を整理することになった。KT氏より現行案
 と改定案の両方が示され、全員で検討の結果、改定案が承認された。改定案
 はデザインやレイアウトに工夫をこらし、より見やすいものとなったが、後
 日、同氏より修正案が示された上で、それがUPされることになる。

 

3.横井研究室の見学
 

  RN氏より、7月20日(土)の実施に向けて準備は順調に進んでいるという
 報告があった。さらに若干の検討を加えた結果、当日の授業の終了時間が普
 段より30分程度遅れそうだという見通しになり、授業終了の遅れが15分から
 30分に変更された。それに伴い、MK氏が作成した保護者への連絡もそのよう
 に訂正することになった。なお、6月22日(土)の授業の冒頭部分で、YI氏が
 生徒に向けて作成した資料を元にして、全員に25分程度「筋電義手」の研究
 の概略を説明することになっている。

 

4.教材研究チームの現状
 

  ステップ1~3, 4~5の基本方針とメイン教材とサブ教材、プリント教材の
 整合性と新たな補助教材の作成などが検討された。その中で、各ステップは
 一応の目安であり、上の段階へ進む必須基準として考えるべきでなく、あく
 まで、生徒の言語能力に応じて自由に対応することが大切であるという共通
 認識が確認された。ちなみに教材研究チームの教材案は今回の「手引書」の
 改定案にほとんど反映されている。 

  なお、MS氏より「新作コボちゃん」について、内容の選別には苦労してい
 る面があるが、引き続き「新作コボちゃん」の活用を考えていきたいという
 考えが示された。

 

5.その他、関連事項
 

  その他の関連事項に関しては、緊急に話し合う必要があったものを最優先
 させ、その結果は以下のようになった。

 

  • 人事について

  ・理事の人員………現在10名の理事で数的にも充足しているので、生徒数
           が今のまま(35名前後)で推移するのであれば、当分
           は増員の必要はない。

  ・会計年度…………現在、10月~9月となっているが、これは次年度から4
           月~3月と改めることになった。

  ・講師希望者………今後、講師希望者は先ず当学会に研修申請書を提出
           し、面接を経て研修を行う。その後、講師に認定され
           たところで学会メンバーとなり、当該年度の会費を払
           い込む。研修後は直ちに授業を担当するものとする。
           脱会しても、当該年度の会費は返金されない。理事に
           就任するには、現理事2名の推薦と、理事会の承認を

           得ることを条件にする。理事ではない講師も、理事会

           に出席し傍聴することが出来る。

        

  • OBのSYさんの件について
     SYさんは今年度3月に当学会を退会されたが、その折、今後もお互いに「緩やかな関係」を持とうということになっていた。しかし、まだ交流の動きに繋がっていなかったので、具体的にどうするか皆で議論した。一応考え方をまとめ、担当者を決めて動くことになった。現役~OBのチャネンルとして、言葉の通り肩ひじ張らないで、でも何か有意義な関係が築かれればと願っている。

 

  • ブログの電子ブック化について

   MO氏よりブログを電子ブック化して発行する場合、少なくとも1日1話
  の365話ぐらいの分量が必要となるので、まだ実現すするかどうかは分から
  ないと述べられた。その際、MK氏から、もし電子ブック化するには内容も
  さることながら、写真の著作権や文言の推敲などで十分検討する必要があ
  るのではないか、という注意がなされた。

                                   

  • 課題文のキーワードへの扱い方  
     MK氏より、東大の入試問題の現代文にはいくつかの神話があり、その中で最たるものは、「自分の言葉でまとめなければならない」となっている点が指摘された。その参考資料として『東大の現代文25ヵ年 第6版』(教学社、通称赤本)の部分コピー(A43枚)が紹介された。

 

6.次回「子ども国語教育学会] 理事会の予定:9月10日(火)9:30~13:00
                              

以上

No.27 子ども作文研究会:議事概要お知らせ(2019.4.20)         
 

【日 時】 2019年4月20日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F 【出席者】10名 +1名(オブザーバー)

【議題 】① 生徒数及び担当講師の確認&会計報告、
         ②文章教材などの活用に関する提案について

         ③人事について 
         ④えんがわファンド交流会報告
         ⑤その他、「手引書」の改訂作業状況

 

  ――――――― 研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――――
 

1. 生徒及び担当講師の確認&会計報告

  現在の生徒数は33名であるが、現在もなお流動的である。一応、本日の出席は午前中12名、午後は14名の計26名であった。本日も好天に恵まれ、学校行事やサッカーなどのクラブ活動等が重なり、やはり数人の欠席者がみられた。講師の受講生の担当としては、本日より新たに2名の方が 加わることになり、子ども全体の担当講師がほぼ確定された。
 

2.文章教材などの活用に関する提案について
 

    説明する時間的余裕が十分なかったが、主要な文章教材の一つである『小さな町の風景』の要約文作成に関連して内容理解を深めるための質問サンプルと、ブレーンストーミングで出てくる五つの言葉を使った作文(創作文作りの一つ)が提案された。これらについては、授業「振り返り」の中で折りに触れ取り上げられ、講師の判断で有効に活用することが確認された。
 

3.人事について
 

  学生の講師1名の「講師の辞退」というお申し出を受けて、会長から最終的な結果報告がなされた。なお、辞退された主な理由は、以下の通りである。

  【理由】 ①3年生になって科目数が増え、講義内容も難しくなったた  め、勉学に集中したい。

              ② 家庭の事情で週末にもアルバイトをする必要があり、講師の継続が難しくなった。

  以上の事情により、先日、この方の指導教官とも相談の結果、学業優先という判断をされたので、会員としてはその意向を尊重することになった。今後、学業に取り組んでいただくと共に将来のご活躍を祈念し、全員のささやかな気持ちを込めて餞別をお渡しした。
 

4.えんがわファンド交流会 (調布市内)への出席報告
 

  これも時間的に余裕がなかったので、簡単な報告とした。交流会は支援援助を受けている16団体が各3~5分程度の持ち時間で、それぞれの活動を発表していた。ただし、内容が趣味的であったり、社会福祉的な活動が多いような印象を受けた。
 

5.その他、「手引書」の改訂の進行状況について
 

  現在、鋭意改訂を進めているが、あと少し時間の猶予がほしいということであった。なお、主な教材研究や、ステップ4&5の文型や創作文の定義などは、担当者でまず内容を詰めることになった。そのため、教材研究チームの打合せは、5月21日(火)の午前10時から行うこととする。
 

6.次回の「振り返り」:5月11日(土)①12:00~13:25、②15:45~16:50の予
  定                             以上

 

<追加コメント>
  今まで、授業の「振り返り」と「研究会」用件を授業日に同時に審議してきたが、どうしても時間がかかるので、今後は「研究会」の部分を「連絡・提案等」(仮称)に改称し、内容を事務連絡的なものにして簡略化する。大切な「研究会」用件は、別途理事会で集中審議することとする。

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No.26 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.4.06)
     

【日 時】 2019年4月6日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F  【出席者】9名 +2名(オブザーバー)

【議題 】 ① 新年度生徒数及び担当講師の確認&会計報告、②担当講師等の
             確認)、③教材の準備状況、 ④その他、説明会
 

―――――――――――――研究会の話し合いの内容と結果――――――――――
 

  1. 新年度生徒数及び担当講師の確認&会計報告
     

   新学期の最終生徒数は現在もなお流動的であるが、一応、本日の出席は午前中5
 名+1(体験)名、午後は10名+3(体験)名の計19名であった。本日は、学校行事
 やサッカーなどのクラブ活動が重なり、欠席者が多くみられた。
 

2.担当講師の確認

   講師の受講生の担当では流動的な面があったが、4月より新たに2名が加わるこ
 とになり、講師陣は強化される。受講生担当に関しては、柔軟に対応してゆきた
 い。
 

3.教材について

  『小さな町の風景』の要約文サンプルと同フォーマット、コボちゃんのA領域とB
 領域、新コボちゃんの取り扱について、「振り返り」でそれらを中心に取り上げて
 検討して、新学期からの指導にどう活用するかを皆で確認した。
 

4.その他、説明会について

  本日開催した新年度冒頭の父兄説明会に関しては、「振り返り」でも話題にす
  る時間がなかったので、以下にコメントする。また、この場をお借りし、奥先生
  にご出席いただいたことを、お礼申し上げたい。

【経緯】

  説明会は昨年と異なり、午前・午後クラスのために2回ずつ実施することにな
  った。しかし、午前及び午後ともクラスの父兄の出席が若干少なく、急遽「1年目
  生徒用&2年目生徒用の合同説明会」に切り替えて新規生徒への説明会から始めた
  が、急な変更であったため時間配分がうまく行かずに、約20分も時間がオーバー
  してしまった。その結果、授業は30分遅れでスタートすることになった。

【まとめ】

    我が子の成長や人生にとって、読み書きが不可欠のものであると確信を持って
  いらっしゃる方々が出席されていたような印象を持った。その方々と私達が、教
  室の理念を共有できた貴重な場、時間になったことと思う。

 

5.次回の「振り返り」と「研究会」について

    次回は、4月20日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予
   定                             以上

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No.25 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.03.30)

       
 

【日 時】 2019年3月30日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】9名

【議題 】 ① 新年度生徒及び担当講師の確認&会計報告、②教材研究チーム報告、

     ③ 横井研究室の見学実施案、 ④ 新学期を迎えるにあたって+その他
 

――――――――――研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――――
 

  1. 新年度生徒の及び担当講師の確認&会計報告
     

    • 生徒の継続・新規入室状況  

       新学期の最終受講者について、現在もなお流動的であるが、一応、新規生徒は14名、継続生徒は22名で、計36名となった。

  ・担当講師の決定  
    講師の受講生の担当では流動的な面があったが、4月より新たにお二方が加わることになり、陣容が強化される。全体の講師担当に再検討を加えて、その最終決定を行なった。

2.教材研究チーム報告
 

     HK氏より、科学的な内容を持つ文章教材の説明とその要約文のワークシーの取 り扱いなどの説明があり、4月からの講師の指導に活用されることになった。ま
た、MK氏より、ものがたり文の教材として『小さな町の風景』の要約文サンプル
   と同ワークシートの扱い方が示され、新学期からの指導に活用することも確認された。なお、HK氏より、「手引書」に関しては、手直しを必要最小限に止め、4月末日までに改訂版の原案を作る予定であるという報告がなされた。
 

3.横井研究室の見学実施案
 

   新年度の行事として新たに、「横井研究室の見学」の案が出たため、O氏に担当者となっていただき、メールで計画案が提示されたが、見学実施日は
   7/20(土)とすることを正式に決めた。今後も引き続きO氏が窓口となり、
   他2名の理事が協力してトロイカ方式で計画を進めてゆく。
 

4.新学期を迎えるにあたって + その他
 

  前回の理事会で、毎月の研究会は年4回(6/11, 7/10, 11/12, 3/10)にすると決められたが、MK氏より「研究会の名称は会の性格上、研究会から理事会に変え、最終回(3/10)は総会を兼ねることにしたい」という提案が出され、全員に承認された。なお、授業後に行っている「振り返り」と「研究会」は、このまま継続することとする。
 

5.次回の「振り返り」と「研究会」について


    次回は、4月06日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定
                                 以上

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No.24 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.3.12)

 

子ども国語教育学会総会報告

【日 時】2019年3月12日(火) 9:00~昼食~15:45  
【場所】電通大100周年記念ホール1F

【出席者】9名

【議題】
1.学会の組織活動について(今年度活動に関する報告・確認内容)
 

①理事会…学会運営・企画

②大会運営委委員会…大会・総会企画

③ 紀要編集委員会 …研究集等の作成 及び「手引書」の作成

④ 研究委員会   …毎月の研究会の案内・報告書、振り返り報告

⑤ 広報委員会   …HP作成・管理、 ブログの配信
 

2.「子ども作文文教室」の運営について(今後に向けた検討課題)
 

⑥ 授業日程…年22回の回数と時期の是非、生徒数増加の対応策

⑦ 授業内容…コボ作文A領域、小学生新聞・その他

⑧ 行事…開講式、第1回作文教室報告会、ミュージアム見学+作文、作文発表会

⑨ 各指導ステップの基本理念…ステップ1~3, 4~5の指導方針の確立

⑩ 教材研究…メイン教材とサブ教材、プリント教材の作成

          新作コボちゃん、推薦図書&読書指導
 

3.関連業務の確認について
 

⑪ 生徒の在籍・出欠・担当講師の確認  ⑫ 会計報告(収支決算、次年度予算案)

⑬ 物品・備品・書籍等の購入      ⑭ 講師募集の件    
            

――――――――――総会の話し合いの内容と結果―――――――――――

【総括】
 

 第1回子ども作文教育学会の総会は、昨日の3月12日(火)に理事9名の参加を得た上で、約5時間半にわたり集中的に審議が行われた。検討の結果、出席者の前向きな姿勢により、多くの問題に方向性を確認することができた。話し合いは当学会の組織や運営に関して内容が多岐にわたったため、事前に提案された議案がどこまで検討できるか心配されたが、出席者の問題解決への不退転の決意により、ほとんどの議案が審議され、多くの課題に道筋をつけることができ、新年度に向けて大きく前進することができた。

 今総会は審議事項が多岐にわたったため、まず、話し合いの内容に関しては.下記の【主な審議内容】として簡略にまとめてある。具体的な検討には、事前に配信した.<子ども国語教育学会(上記項目Noの1.~3.)&子ども作文教室(4.~9.)」の現状と改善点>リストを活用し、それぞれの項目ごとに「今後の実施計画」としてまとめた。なお、最後に.作文行事日程を加えてあるので、それも併せて参照されたい。
 

A.【主な審議内容】

  • 手引書

  手引書の第1版の部分改訂を行う予定である。(可能であれば新学期に間に合わせる)

    例:授業・行事日程の差し替え、コボ各エピソードの四字熟語、句、
      慣用句等の増補、

  • HP作成・管理

    • T氏のご尽力に負うところが大きい。

  • ブログ配信

    • 配信は従来通りで、各理事が担当して継続する。

    • MO氏より一年ほどをメドに、ブログを整理して電子化を図る提案があり、全員から了承された。

  • 授業日程

  授業日程は、本日最終案が確認された。(【参考資料】参照)

  • 授業内容

    • コボ作文の書き方をさらに考え、生徒に反映できるよう研究する。

    例:「落ち」の理解力の浅い生徒が多いので、それをさらに深めるように工夫する。

  • 4月からは新旧生徒の個人の能力や意欲に対応できるように配慮する。

  • 年間行事

  行事は今年度に順ずることになった。

  • 各ステップの基本理念

    • ステップ1~3は、内容がほぼ確定できたので、今後は新旧生徒の指導で運用できるよう努める。

    • ステップ4と5の基本理念を反映した名称が、検討の結果、以下の通り決定された。

       ステップ4➜「主張する」

        ステップ5➜「創作する」

  • 教材研究
     ①ステップ1~3の教材に関しては、以下のように確認された
     ステップ1は、あくまで『コボちゃん』を中心にする。
     ②メイン・サブ教材を確定し、今後の研究を進めることになった。

   ステップ5のメイン教材は漱石の『夢十夜』に決定された。サブ教材の古文、漢文については教科書を参考にしながら、今後検討することになっ 
   た。なお、『小さな町の風景』の教案はT氏とMK氏(更に、KO氏のご参加も要請)が、共同で試案案を作成する予定である。
 

  • 研究会

  ・現行の毎月から3ヶ月に一回に変更し、新年度は6/11. 9/10, 11/12, 3/10の4回実施となった。
 

 ・その他

 ① 生徒の授業出席率については、個人的理由で格差があるので、参加の意識を高める必要がある。
 

 ②生徒に対する「読書アンケート」(KO氏原案)の実施が了承された。

 ③その他会計事項

 

B【参考資料】

2019年度の授業日・年間行事        (2019.03.12現在)

1.作文教室の授業日
 

●2019年 (月2回、土曜日の午前・午後)

4月    4/06    4/20      10:00~11:30    14:00~15:30

5月    5/11    5/18     10:00~11:30    14:00~15:30

6月    6/01    6/22     10:00~11:30    14:00~15:30

7月    7/20    7/27       10:00~11:30    14:00~15:30

8月   夏休み

9月    9/07    9/28       10:00~11:30     14:00~15:30

10月   10/12   10/26      10:00~11:30    14:00~15:30

11月   11/09   11/16      10:00~11:30    14:00~15:30

   12月   12/14   12/21      10:00~11:30  14:00~15:30
 

●2020年 (月2回、土曜日の午前・午後)

1月    1/11    1/25     10:00~11:30    14:00~15:30

2月    2/08    2/22      10:00~11:30    14:00~15:30

3月    3/07    3/14     10:00~11:30    14:00~15:30

 

 

次回(新年度)研究会について

 6月11日(火)の ①9:30~12:30、②13:00~15:30の
 予定                         以上

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No.23 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.2.2)

【日 時】2019年2月23日(土)12:00~13:25 15:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   

【出席者】8名 + 見学者1名

【議題】① 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告

    ②年度末の授業内容の確認

    ③ 作文発表会の振り返り

    ④ その他

――――――――――――― 研究会の話し合いの内容 ―――――――――――――

1.生徒の継続・新規入室状況及び会計報告

①生徒の継続・新規入室状況

 本日の授業は午前8名、午後11名の計19名の参加を得た。新学期の受講者は、在籍中の生徒24名はほぼそのまま継続することになっており、新学期からは新たに12名の入室希望が加わって、予想を超えた合計36名近くになるものと予想される。

​②指導体制の見直し

 今まで個別指導は原則として講師対生徒は1対1(or 2)としてきたが、生徒数増加に伴って最大3名まで、つまり講師対生徒=1対3まで担当することが再確認された。

③担当講師の決定

 生徒の担当講師は、受講生の人数がまだ流動的な面があるので、学年末のなるべく遅い時期(例えば、次回の研究会 3/16 など)に決定することになった。
 

2.年度末の授業内容の確認

 今年度の授業はあと2回で終えるが、3/16(土)はコボ作文と、「この一年を振り返って」(約30分)の2本立てとすることに決まった。なお、3/30(土)の最終回の授業内容については、次回の研究会で再検討することになった。春休み期間は塾通いがあるので、大半の子どもたちは長期の旅行には出ない模様。
 

3.作文発表会の振り返り

 当日の司会進行はS氏が担当し、他の講師がサポートするという形で進められ、「発表会実施要項案」に沿って、午前・午後の2回の発表会が無事終了した。生徒たちは普段と違う授業形式のために緊張した者もいたが、ほとんど全員が積極的に発表に取り組んだ。生徒の中には達成感や高揚感を得る者もいて、予想以上の成果を得ることができた。何より生徒が積極的に取り組み、自分が書いた作文を自由に発表できるように、講師全員が事前準備と雰囲気作りに心がけたことが、よい結果をもたらしたようである。 
 

4.その他

 本日の例会では取り上げなかったが、子ども国語教育学会の総会は 3/12(火)の:9:00~16:00の日時に予定されているので、実施要領についてはは3月上旬にメールで配信する予定である。
 

5.次回研究会について

次回研究会は、3月16日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定    以上

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No.22 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.2.09)
 

【日 時】2019年2月9日(土)11:00~13:25 14:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   【出席者】8名

【議題】① 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告、
        ②年度末授業の進行状況の確認

        ③ 作文発表会の実施要項の確認、
        ④ 市民活動支援センター報告、講師募集の件

        ⑤ ショート・ストーリーの書き方

        ⑥ その他

【資料】パワポ資料+配布資料にて検討

                         ――― 議事の内容 ――――
 

  1. 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告
     

    • 生徒の継続・新規入室状況

      • 24名はほぼそのまま継続することになっている。新年後からは新たに13名の入室希望が確定しており、予想を超えて合計37名程になっている。もしこのまま募集を続けると、最終的には40名を超えることも予測され、これは現在の受け入れ体制からみてやむを得ず募集を中止せざるを得なくなった。

    • ホームページの一部修正

      • 4月からの生徒募集をここで締め切ることが決まったため、、ホームページの生徒募集のスレッジにはその旨の文言を載せて知らせることになった。​なお、生徒募集は一端終了とするものの、在籍者に欠員補充が生じた場合には、入室希望者に対して事務局より個別に連絡を入れることになった。

    • 指導体制の見直し

      • 今まで個別指導は原則として講師:生徒=1:1(or 2)としてきたが、生徒数増加に伴って最大3名まで、つまり講師:生徒=1:3まで担当することが許容された。ただ、生徒増があったとしても各講師は子ども作文教室の理念に沿って、従来の指導方針に変わりはなく継続して行くことが確認された。
         

2.年度末授業の進行状況及び今後の課題
 

      今年度の授業はあと3回で終えるが、作文発表会(2/23)を実施する以外には、 
    特に大きな行事は計画されていない。なお、コボ作文のA領域のワークシートにつ
    ては、T氏が4月まで遡って不作成分を補充し、全体を通して作成してくださる
    ことになった。
 

3.作文発表会の日程及び準備
 

   生徒の「作文発表会」を実施することになったが、N氏より2点ばかり追加の
    文章ととワークシートの原案が提示されたが、追加文章は次のような内容であ
    る。

     ●進行は、S氏にお願いする。趣旨説明、実施要領を口頭で説明していただ
       く。(午前の部、午後の部、それぞれ始めの約15分)

     ●注)午後の部は終了時の定時を超過する可能性があるので、初めにその旨を伝
       えておく。(15分~20分)
 

   なお、当日の司会進行はS氏に一任するものの、発表会は生徒が書いた作文を
    自由に発表できるように、講師全員で雰囲気作りを心がけることになった。(茶
    菓の準備はO氏にお願いする)
 

4.市民活動支援センター報告、講師募集の件

  ①調布市民活動支援センター長との再度の面会

      MK氏が講師募集のチラシを50部プリントアウトし、センター内に配置してい
    ただくようにお願いしてきた。なお、センター長よりチラシの一部を小島町のセ
    ンター(調布駅近辺)に置いてくださるというご提案をいただき、そのご厚意に 
    甘えることになった。後日、小島町のセンターへはご挨拶に伺う予定である。

    なお、センター長氏より講師募集に関して、facebook を活用してはどうかとい
    うアイデアをいただいたので、全員でその案を検討した結果、前向きに進めてい
    くとの了解を得ることができた。
 

5.ショート・ストーリーの書き方

   今回も検討する時間がなく、差し当たりの緊急性がないので、別の機会に行うこととした。
 

6.その他

   ・授業参観の講師希望者について

      今まで2名の方々の授業参観があったが、ご両人とも家庭の事情などにより、今
    回は残念ながら講師希望を辞退されることになった。

   ・ブログや「振り返り」の記録の担当について

  ブログや「振り返り」の記録担当は、五十音順に再スタートしているため、その
  担当順番の確認を行った。

 ・研究会の実施状況について

   研究会は毎月一回(火)から土曜日に移行して間がないが、やはり時間的に余
  裕がないため、幾つかの改善案が出された。

 ・時間の余裕がないので、以前のように別の日に設定する。(二か月に一回でも
  可) 

 ・土曜夕方の食事会は研究会の時間に当てる。(食事会は、必要に応じて、その後
  任意参加で行う)この研究会の場所として市民活動支援センターが利用可なの
  で、その有効な活用法を考えてみる。
 

 ・会計報告あり

  

8.次回研究会について
 

 次回研究会は、2月23日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定

以上 

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No.21 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ 

(2019.1.19)
 

【日 時】2019年1月19日(土)11:00~13:25 14:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   【出席者】9名

【議題】① 生徒の出欠、継続生徒及び新規生徒の状況、
    ②年度末授業の進行状況及び今後の課題、
    ③ 作文発表会の日程及び準備、
    ④ショート・ストーリーの書き方、 
    ⑤ その他

【資料】パワポ資料+配布資料にて検討
 

          ――― 議事の内容 ――――
 

  1. 生徒の出欠、継続生徒及び新規生徒の状況
     

    • 体験授業等

      • 11名の参加であった。なお、午前中に参加したYKくん(小5)の最初の授業はMK氏が担当したが、積極的に作文に取り組む姿勢に好感が持てた。また、同時間帯に体験授業を受けたMSさん(小5)は、O氏が担当した。おとなしい生徒で、最初は不安そうだったが、終わり頃には落ち着いて周囲を見回す余裕も出ていた。作文は楽しくできたようである。お母さんは入室の希望が強いので、恐らく本人も入室するであろう。(翌日母親から御礼のメールが入り、2月から正式に受講する旨の連絡が入った)
         

    • 来年度見込み生徒数

      • 24名ほどだが、それに数名が加わり、最終的に27名~30名になりそうである。

 

2.年度末授業の進行状況及び今後の課題
 

   子ども国語教育学会の総会は未定であったが、今年度内に学会活動の一
  環として、実施することになった。学会活動は、月例会の内容報告という形
  で、HPに「学会だより」として既に記載されている。総会は3月12日(火)の
  9:00~昼食~15:00の予定で、実施される運びとなった。主な内容は、「年
  間の総まとめ」や「次年度の計画」、その他を検討する予定である。

 

3.作文発表会の日程及び準備
 

   生徒の「作文発表会」を実施することになったが、その内容について検討
  した結果、次のような要領となった。
 

    ・目 的:生徒が順に作文の発表をして作文力と発表力の向上を図る。
     また、他の生徒の表現方法や話し方を知って、自分の作文やコミュニ
     ケーションに活かしていく。

        ・実施日:2月23日(土) 午前の部、午後の部

    ・内 容:課題2つのコボマンガから1題選び、200字に書いて全員の前
         で発表する。作文は選んだテーマによって、AとBのグループ
         分かれて発表する。発表の持ち時間は一人3分程度とする、
         最後に各自が「新しく学んだこと」シートを書き込んで、自
         他の作文の内容を確認する。
 

   なお、この発表会は、あくまで授業の一環として実施するもので、評定を
  つける性質のものではない。従って、発表できない生徒に対しては、無理に
  しなくてもいいという配慮が必要である。発表会の実施のために、N氏より
  改めて簡単な要領書(A4)を作っていただくことにした。

 

4.ショート・ストーリーの書き方
 

   今回は検討する時間がなかったことと、差し当たりの緊急性がないという
  理由から、別の機会に持ち越しとする。

 

5.その他
 

   ①振り返りの記録についいて

    今後、振り返りの記録については、従前の当番制に戻るようお願いする
    ことになった。

   ②ホームページについて

    最近、緊急の手直しや原稿のUPが続いているので、その際にはT氏にま
    ず応対していただき、事後報告しくださるようにお願いすることになっ
​    た。
               

6.次回研究会について


  次回研究会は、2月9日(土)の①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定。

​                                以上 

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0No.20 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.1.12) 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.1.

【日 時】2019年1月12日(土)11:30~昼休み~13:30 及び15:45~16:50
【場 所】電通大 100周年記念ホール1F

【出席者】講師9名

【研究会運営について】 今後、当面の間、作文教室のある日に研究会も行うこととする。午前と午後の

授業の合間や午後の授業終了後の時間を利用する。授業の振返りも併せて行う。


―議事―

  1. 新規生徒の状況について

  2. 11名+新規生徒3名で、計14名となっているが、無回答の9名の内、2/3名+α増えれば、次年度の生徒数は24名ほどで、今年度並にはなると予想される。
     

2.調布市の市民活動支援センター及び講師募集のチラシの件

  ① 市民活動支援センター

会長及び他1名が昨年12/18(火)に調布市の市民活動支援センター(国領駅前、徒歩2分)を訪れた際に、センター長から直接いろいろなお話を伺うことができた。この施設はボランティア活動に理解があり、今後必要に応じて活用できそうなので、同センターの「えんがわファンド」のサポーター会員になったほうが良いと考える。会計担当幹事に相談の上、年会費年会費3,000円支払って入会したい旨を報告し、全員の了解をえることとができた。なお、同センターの施設・利用方法については、配布資料にあり。

  ② 講師募集のチラシ

講師募集のチラシについては、同センターに置かせてもらうために、センター長からアドバイスを受けて修正後、最終案を作成した。今後は、各自がこれを必要に応じてプリントアウトし、配布用として使用することが可能となった。
 

3.ステップに応じた教材(改定案)の提示

HK氏より「作文指導の第二段階につい」(パワポ資料7枚)に基づいて丁寧な説明があった。その他事前にかなり膨大な資料が配信されていたが、ポイントを絞って議論した結果、学習のStep1~3、Step4~5の基本理念、教材の内容やねらいに関してほぼ共通の理解が得られた。なお、Step3からStep4~5への移行の理念に関しては、まだ不十分な面があるので、今後の検討課題として残す。   教材そのものについては、あまり話し合う時間はなかったが、以下の2点が了解された。

  • 朝日小学生新聞

朝日小学生新聞の「作文道場」というコラムの作文指導が、今後考え方が役にたちそうなので、各自読んで考えてもうことになった。(次回の研究会で、読み終わった記事はお互いに交換して、他の内容にも目を通しておくこととする)

  •  各種文章の作成を助けるワークシートについて

HK氏の作成された「意見文作成ワークシート」は、非常に使いやすく考えられており、授業で共有することが確認された。この他、4コマ・マンガの一文要約のためのワークシート及び物語文の要約ワークシートも提案された。いずれも、文章作成に役に立つものと思われる。

 

4.今後の講師確保のあり方

  • 2点で了解を得た。

  • 教師経験者はその経歴を考慮した上で、柔軟に対応する。

  • 学生講師は学業に影響を与えない程度に、作文指導に専念してもらうようにする。

 

5.本日授業の振り返り

  • 6+11=17名ほどの参加を得ることができた。午前に体験の生徒が1名おり、本人は入室を希望している。授業は、コボ教材(p98, p100, p101)が準備され、いつものように、基本はまんが2本を選んで書かせるようにするが、本数については生徒の力量に委ねて指導を行なった。コボ作文以外では、生徒に正月に関連した話題(お年玉、お屠蘇、七草、冬将軍など)を書かせたり、S氏作成の「最新コボ」を使用したりする指導がなされた。また、かなりの生徒は200字作文→50字作文、つまり「一文コボ」にチャレンジしており、それなりに書ける内容になっているという現状である。「一文コボ」は思ったよりスムーズに移行していけそうなので、書けそうな生徒には順次指導に入って構わないようである。

 

6.次回研究会について

次回研究会は、1月19日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定。

No.19 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ 

(2018.12.11)
 

【日 時】2018年12月11日(火)9:30~昼休み~15:00 
【場 所】電通大 100周年記念ホール1F

【出席者】講師10名

                           ―議事―

  1. 体験授業の振り返り、及び今後の課題
     

     体験授業振り返りは、ほぼ話し合いが済んでおり報告書が作成されて、共通ファイルに登録されている。課題として、来年度から東1号棟の705室は使えなくなる事情があるので、記念ホールの使用を中心に展開することになった。それに伴いコピー機が必要となったため、本日近所の電気店で手頃な機種を購入した。

     

  2. 生徒の出欠状況

     12月の生徒の出席は、学校行事やスポーツクラブの試合等が重なり、休みがちの生徒が多いという状況である。ちなみに、今週15日に予定されているミュージアム見学会にも当初より参加者が少なくなっているが、見学会そのものは実施する。

     

  3. 作文の学習ステップに応じた教材(改定案)の提示
     

     MK氏が、前回の研究会で補足説明として使用したパワポ資料の「ス
   テップに応じた教材&参考図書(案)」の改訂版を再提案した。その結果
   として、各Stepの教材の内容やねらいは理解できるとしても、上級の
   Step4~5の基本理念が不十分だという意見が多く出たため、教材に関し
   て改めて教材担当グループで基本的な構想を検討することになった。そ
   して、実行計画案にまとめて、次回の研究会に原案を提示することに
   なった。この検討会は、12月18日に行う。なお、その際、Step4以降の理
   念に関しては、HK氏が既に以下のように提案されているので、それを踏
   まえて教材担当者が新たに原案を再検討することになった。

 【試案】

  「Step4の基本概念は、文章による客観的事実や自己の考えを第三者に的
   確に伝える力を養成することにあり、その実現に向けて意見文や創作文
  (文芸的な物語り文を含む)を導入する。そして、具体的には文章の構造
   と型を学び、文章全体のアウトライン(輪郭や目次的なもの)を作った
   り、パラグラフ・ライティングの書式やまとめ方を学ぶようにする」
 

4.今後の講師確保のあり方
 

     MK氏より、今後の講師確保について早急に検討するための方針が示さ
   れたが、概要は以下のとおりである。

  ①今後、講師の高齢化が進むのに伴い、活性化のため広く人材を求める。

  ②生徒数の増加を予測して早めに希望者を募り、研修を円滑に行なうよう
    にする。

  ③ 講師は地域社会貢献という意味からも、調布市近辺のボランティアを
     募る。

  なお、会員が講師確保の方法について共通の理解を持つためと、また候補
  となるところに配れるように「有償ボランティア・作文講師募集」なるチ
  ラシを作成した。 
 

5.ミュージアム見学会12/15 (土) の最終確認
 

     N氏より、ミュージアム見学は、数名の生徒の移動があるものの、はほ
   ぼ予定どおり実施の運びであるという報告がなされた。講師陣は、見学
   に際して児童の安全に十分配慮するとともに、保護者(数人参加される
   予定)への気配りも行うようにする。  

 

6.今後の生徒募集のこと
 

  以下の段取りで、I氏より保護者にメールで正式申込みの依頼をする。

(1)保護者報告会アンケート結果分:12月25日に、現生徒らの継続か退会
      かの再確認メール発信

     *一次締め切り日を1月10日にし、1/12の研究会で人数が報告で
            きるようにする。    (継続予想数16~18名)

(2)調布祭体験教室での希望者  :12月25日に入会申し込み書添付の
      メールを送付する。

     *締切日を同じく1/10にする。1/12の研究会で合計人数を把握
            し、対応を検討する。    (入会予想数 8~10名)

(3)新規一般募集

   上記(1)(2)の結果を見て判断し、必要ならば1月中旬にHP上で一般
      募集を開始する。

     *締切日は 2月末  (HP経由の入会者は余り期待できない)

 

7.次回研究会について
 

     次回研究会は、1月12日(土)の ①11:45~13:30、②15:45~16:45の
   予定         

                                                              以上

No.18 子ども作文研究会:作文教室の体験授業

(2018.11.25)報告

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●子ども作文教室の体験授業は、今年度も電気通信大学の調布祭時に合わせ、去る11月25日(日)に実施されました。小春日和の好天に恵まれ、作文に関心のある親子が会場に訪れ、子どもたちがコボちゃん作文を楽しそうに書いてくれました。

 

●参加した子どもは15人ほどでしたが、どの子も楽しそうに作文に取り組んでくれました。四コマ・マンガを使っての作文は初めての経験らしく、はじめは戸惑っていましたが、すぐ慣れてどんどん書けるようになって、200字作文を書く楽しさを味わったようです。

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No.17 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2018.11.13)


1.11/10 (土)の授業の振り返り、及び今後の課題
 

     先週、生徒は午前7名、午後11名の計18名参加したので、天気がよかったの
   にもかかわらず出席率はかなりよかった。授業振り返りはほぼ話し合いが済
   んでおり、特に追加する内容はない。今後の授業については、生徒の進度差
   に応じて従来どおりの個別指導をしていくことを確認した。

 

2.来年の継続生徒数(見込み)について
 

    現時点で来年度も継続する生徒は18名、不参加は3名、不明は3名となって
  いる。現状からみて、11月25日の体験授業の結果では、10~15名の新規生徒
  の受け入れが可能である。

 

3.来年度の教材(案)の提示について
 

    HK氏及びMK氏より、事前に配信されたパワポ資料を参照しながら、「作文
  教室発展の第二段階に向けた指導方針について(提案)」を主な資料とし
  て、「指導方針の主眼」、「第二段階の基本的アプローチ」、「Step4の使  
  用教材」、「ステップに応じた教材&参考図書」、「文章を作ること 俯瞰
  図&学習指導要領の要点」、「作文ってなんだろう」、「文部科学省HP10作
  文の項」などについて、具体的な例を交えて説明された。長時間にわたり意
  義のある議論がなされた。

   その結果、全体的に方向性の合意ができたが、活発な意見交換の中で、い
   くつか再考すべき点が生じた。以下に指摘する方向で今後の作業を進めるこ
   ととする。
 

   (1)カリキュラムのStep4とStep5の定義がまだ曖昧なので、今後更に詰める。

   (2)メイン教材とサブ教材の主旨はよいが、位置付をより明確にした方向で、
      教材を具体的に再検討する。

   (3)教材のテキストは市販図書に必ずしも依存しないで、自主教材、例えばプ
      リント教材などを新たに開発する。

   (4)生徒には質の高い本を読むことを推奨して、夢や希望があたえられるよう
      にしたい。また、例えば、杉氏の『小さな町の風景』や外山氏の『思考の
      整理学』は心に残る名文が多いので、これから取捨選択してプリント教材
       の素材にすることを検討する。

 

4. 体験授業の準備状況について
 

      調布祭での体験授業は、ほぼ昨年と同じ手順で実施するので、あまり問題
     は生じていない。ただし、手渡しのチラシの文言やレイアウトの確認      
   チェックをしたところ、多少手直しが生じたので、修正作業を行う。なお
     当日は7号館に10時までに集合することになった。大半の講師陣が参加し
     て、当日の運営を行う予定で、役割分担を決めた。

 

5.ミュージアム見学会12/15(土)について
 

       N氏より、ミュージアムの見学要領の資料に基づいて、詳しく説明がされ
     た。これについては既に概略が何度か説明されていたので、実施要項はす
     べて了解された。なお、保護者向けのお知らせレター案も検討され、若干
     の修正を加えて送付する運びとなった。更に、保険に加入することが決定
     され、O氏にその手続きを一任することとする。
 

6. 月例会の実施日の変更について
 

       現在、月例会は毎月火曜日の午前、9:30~13:00頃の時間帯に実施してい
      るが、早朝のラッシュ時の事情や、自宅が遠方地の方の負担等が懸案と
      なっている。そこで、MK氏より実施日を作文教室の授業日へ変更する案が
      提案されたところ、全員の賛成が得られた。なお、時間の関係から、研究
      会は授業日の合間の時間、①12:00~14:00と②15:45~16:50の時間帯で、
      いずれも15分程度の「振り返り」時間を含める。これは来年の1月の月例
      会より変更の予定で、今後は時間を有効に使うため事前の資料をよく把握
      した上で、打合せ等を効率的に行う必要がある。
 

7. 次回研究会について

       次回研究会は、12月11日(火)の9:30~13:00ごろ   

            於100周年記念ホール               以上

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No.16 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2018.10.09)
 

  1. 「第1回子ども作文教室報告会・保護者会」(2018.10.06)について
     

      報告会への保護者の参加は8名であったが、熱心に意見交換がなされたこともあり、おおむね高感度の感触を得ることができたようである。保護者から出されたいくつかの要望は、対応できるもの、またすぐには対応できないものもあるが、実現可能なところから対策を考えることになった。

   Dさんによる上記報告会の議事録は、内容が分かりやすくまとめられており、ほぼ
   振り返えりの検討項目が充足されているという全員の共通理解が得られたので、こ
   れを基に話合いを行った。そこで、その中から下記の項目に重点を絞り、対応を
   検討することになった。

 

     【項目】              【対応の方向】

1) 作文の「達成感」について   ➜「新しく学んだことシート」を有効活用する。

2) 隔週2回の授業の妥当性について ➜ 今年度は変更せず、現状通りとする。

3) 授業内容の確認について     ➜『コボちゃん』をテキストの柱とする。

4) 次年度の授業計画について   ➜ 次回の研究会以降、時間をかけて検討する。

 

1) については、作文を評価することの関わりから、達成感をどう確認していくかとい
   う点で、様々な意見が出た。結局、点数では評価できない難しさがあるため、子ど
   も自身が納得できるように、その都度講師が本人に達成出来たことを提示していく
   のが最も効果的であろうということになった。

   その一つの方法として、現在使用している「新しく学んだことシート」の使用
   方法を見直すことにする。つまり、作文の時間内にきちんと時間を15分程度確保
   し、その日の授業で習ったことから「気づいたことや次回の目標など」をゆっく
   り書き込むようにしながら、それで本人が達成度を意識するように配慮するとい
   うことである。なお、「新しく学んだことシート」は、必要に応じてコピー等を
   取っておくが、シートは原則としてその場で生徒に手渡すこととする。
 

2) については、保護者から授業時間を増やしてほしいとう要望があったので、土曜日
  の授業を更に一コマ増やすか、ウイークデーの水曜辺りに一日増やすのはどうかと
  いう考えもあったが、子どもたちが塾や習い事で忙しいことや、講師の負担が大き
  いという理由から、今年度は現状通り隔週2回の授業を続けることになった。

 ただ、次週の授業を休むことが分かっている生徒には、本人が希望すれば課題とし
  てワークシートを渡し、作文の添削をすることになった。
 

3) については、保護者から次年度は『コボちゃん』からどのように指導が展開される
  のかの質問があったため、教材との関わりで様々な意見が交わされた。結論とし
  て、本年度は『コボちゃん』を基本テキストとして、あらゆる角度からレベルの向
  上をはかるという共通理解が得られた。『コボちゃん』を徹底的に研究し尽くし
  て、より個人の能力に応じた作文指導をすることは、これまでに何度も話合いをし
  てきており、改めて基本に戻るという方針を確認することとなった。
 

4) の次年度の計画については、時間が十分取れなかったので、次回以降に検討するこ
  ととする。

 

2.「調布祭時の体験授業の開催」について

  調布祭時の体験授業は、今年度は実施しないということになっていたが、報告会
    のアンケート結果を踏まえて、次年度も継続する生徒の数が予想より少ない場合
    は、実施する可能性があることの了承を得た。

 

3.「ミュージアム見学+作文」について

  N氏より「ミュージアム見学+作文」についての提案があり、さまざまな意見が交
    わされたが、12月の最後の授業で実施するということが決まった。はじめての試
    みなので、N氏に原案を考えていただくが、全員でアイデアを持ち寄るようにし、
    実りをある企画にすることで共通の理解が得られた。

 

4.その他

  ① 「会計報告」について

 ②  新たな講師希望者について

      御一方から講師陣への参加の正式申込をいただいたが、その後体調不良のため
      当研究会への参加は保留にしてほしいとうご希望があったので、回復されるま
      で保留扱いにする。

 

5. 次回研究会: 次回は11月13日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール    
      以上

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 No.15 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.09.18)
 

 1. 「子ども作文教室の手手引書」について
 

    HK氏より、ほぼ完成版の「手引書」について、前回に引き続き修正部分の説 
    明がなされた。既にメールのやり取りを通じて修正箇所が明確になっていたの
    で、今回は、特に問題となった点だけに絞って最終的な確認や意見交換が行われ
    た。

   【主な確認事項は以下の通り】

   1)「手引書}の電子ファイルは、今後、本論編と資料編の二つに分けて管理する。

   2) 文字のサイズを揃え、フォーマットもほぼ統一したので、読みやすくなってい
      る。

   3)「テンプレート」と「ワークシート」という語句は紛らわしいので、今後は
     「ワークシート」に統一することになった。

   4)本編のp12の⑧の例文と、p17の一文作文例を再考することとする。

   5)「手引書」は各自プリントアウトして、座右の書として参考にする。

  なお、本日の話し合いで出た訂正箇所は、HK]氏が修正をして約1週間以内に再送
  付するので、それを以て2018年版の手引書の最終版とすることになった。
 

2.「先週の授業の反省と次回の課題」について
 

  先週の授業の反省内容はMO氏より報告されているが、「夏休みを色にたとえると
    何色になるか?」の自由作文について、本日もさらに議論が白熱した。学年や個
    人差が大きくて、やはり一律には扱えないテーマであるが、具体的な出来事を抽
    象化するには良いテーマなので、今後も機会があれば実施することが確認され
    た。なお、次回の授業は先週の経験を活かし、コボ作文は「p59, p60, p61」から
    2題選ばせ、残りの時間は 「4月からこの教室に入って感じたことを、自由に
    書いてください」というテーマで書いてもらうことに決まった。
 

3.「生徒の出欠状況・会計報告」について
 

    次回の授業は9月22日(土)であるが、現在のところ、運動会などで欠席する生徒
    が数名いることが報告された。また、学生の方が新たに講師陣に加わることに
    なったので、「子ども国語教育学会」の年会費を通常会員の半額とすることに決
    定した。
 

4.「第1回子ども作文教室報告会」(10月6日開催予定)の準備確認について


    報告会の資料等は既に準備されているが、当日の会場準備等については未検討
    だったので、確認のための意見交換が行われた。特に「グループ別の話し合い」
    の進行について、共通理解が得られれていなかったので、どうすべきかを話し
    合った結果、大凡のアウトラインが見えてきた。ちなみに、進行内容に関して
    は、司会役のS氏に簡単な流れを考えていただくことになった。

    なお、当日、参加予定の保護者の数が確定次第、I氏に各グループの担当講師や、
    机の配置等を考えていただくことになった。また、来年度の受講の希望調査する
    ための簡単なアンケートも実施することとする。
 

6.その他
 

 ①ブログについて

    ブログに関しては、新たに加わった学生講師の方にも執筆をお願いすることに
    なった。また、顧問の先生にも参加を打診する。

  ②HK氏から、さいたま漫画館で開催される「上田まさし氏原画展」と氏のトーク
    ショーの紹介有り。

 ③光村図書の「こくご教科書」の購入について

    参考資料として、光村図書の「こくご1~6年」、及び指導要録のガイドブック
    を購入することにする。(HK氏担当))

  ④N氏より「今後の検討事項等」のプリントが提示され、「1.「手引書」に基づい
  た指導計画、2.ステップ3の具体的なやり方、3.その他」について準備や検
  討していく必要があるという提案有り。

 ⑤MK氏より講師研修の申込書に「最終学歴」欄を追加するよう提案があり、全員が
  承認した。

 

   次回研究会: 次回は10月9日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール  

以上

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No.14 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.08.28)
 

1. 「子ども作文教室の手引書」について       
 

     はじめに、HK氏より作成中の「手引書」について、大まかな主旨説明がなされた。今回、問題となったのは、授業進行の指標であるステップ1~3の中で、特にステップ3の基本概念の詰めと、ステップ4に対してどういう共通認識を持つかという点にあった。議論の中で、『コボちゃん』を指導の柱(カリキュラムの中心に据える)にすることは変わらず、ステップ3まで終えるのが当教室の今年の目標だということを再確認をした。 加えて、来年以降を見据えてステップ4の在り方を考えた場合、学習素材をどうするか等という点もいろいろと議論された。この議論はまだ始まったばかりだが、来年度も作文教室に来る生徒に対して、早急に内容を固める必要のあることが認識された。
 

   なお、『コボちゃん』の第1巻はすぐれた内容であるにしても、最近の『コボちゃん』は、社会状況、人間関係、事件などもかなり取り入れており、旧情報と新情報をバランスよく取り扱っていく必要があるという議論がなされた。また、広い意味ではコボちゃん作文も要約文と考えられるので、9月からは200字作文だけでなく、一文コボ作文を50字程度で書くことも、試してもいいのではないかというが議論あり、その方向で進めることになった。

 

O氏より、資料編に載せる「は」と「が」の用法について著名な学者の学説を紹介しながらその使

用法が丁寧に説明されたので、皆その意味と使い方がよく理解できたようである。更に、MK氏より

三上章著の『象は鼻が長い』も、「は」と「が」の違いを理解しやすいので、推薦図書として紹介され

た。
 

2.「9月からの授業準備について」
 

   次回の9月8日(土)の授業の教材は、7月28日(土)の授業が台風のため中止となったので、

その教材をそのまま転用することになった。3本のマンガについては生徒の能力に応じた本数を書か

せ、それに加えて、夏休みがらみの課題として自由作文を書かせることになった。生徒が書きやすく

なるマークシートの原案は、Y氏が作成する。
 

3.「体験授業の開催について」
 

   I氏より、今秋から荏田西コミュニティーハウスで「子ども作文の会」を開講するため、「体験教室」を実習する主旨の説明があり、全員が賛成して了承された。会員の中で講師としてボランティア協力できる方が募られた。
 

4.「第1回子ども作文教室報告会の資料2点」について
 

来る10月6日午後に、予定通り「子ども作文教室報告会」を開催する。報告会のチラシとパワポ資料2点がMK氏より提示され、若干の訂正はあったものの、最終的に内容が了承された。なお、当日、保護者と生徒に対して、来年度の受講の希望調査するための簡単なアンケートを実施することになった。この原案はI氏が作成する。
 

5.今後の研究会日について(窪田)

 

    次回の研究日は9月18日(火)となっているが、基本的には第2火曜日を研究日とすることが了承された。毎月の予定日は、以下の通りである。

              10/9   11/13   12/11   1/15   2/12   3/12
 

      次回研究会: 次回は9月18日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール

  

以上

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No.13 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.07.17)
 

  1. 「前回6/23(土)の授業の振り返り、及び課題」について
     

    前回に続いて、個別指導のあり方等について話し合いを行った。今回は、既に「振り返り」で話し合われていたので、若干の問題を除いて特に大きなものはなかった。ポイントは、以下の通りである

    1)テンプレートの使い方
      テンプレートの使用はかなり定着してきたので、このまま継続していく
      が、使いやすいように部分的に修正が加えられた。
    2)生徒の能力の個人差について

     生徒の能力の個人差は、当初より顕在化してきている。作文の好きな生徒 
     とそうでない生徒との差については、無理に一律に指導することはしない
     で、それぞれの生徒の能力に応じて指導していく方針が確認された。
 

2.生徒の出欠状況について
 

     生徒の出席状況はおおむね良好であり、欠席がちな生徒に対しては、適宜
   対応していくことで了解が得られた。
 

3.「第1回子ども作文教室報告会」について
 

     これに関しては、原案より大きく方向が代わり、懇親会も兼ねたグループ
   での話し合いを中心に実施することになった。この報告会の趣旨は、あくま
   で「子どもが作文好きになっているか」や、「子どもがどのように成長して
   いるか」などの点について、講師と保護者が自由に話し合うことである。参
   加費は一人300円で、飲食物は隣のコンビニで調達し、所要時間は全部で3時
   間程度が適当であろうという結果になり、13:00~16:00の予定で実施するこ
   とになった。
 

4. 「講師の研修と申込書」について
 

   講師の研修と申込書の原案は事前にメールで配信してあり、若干の文言の
    訂正以外は内容が承認された。なお、Dさんが新たに講師として加わる予定
    であるが、その研修の一環として、夏季休暇中に行うべき自習内容(「手引
    書」や読むべき参考図書など)を指示した。
 

5.「子ども作文教室の手引き」について
 

      Kさんより、はじめに「手引書」について、時間をかけて主旨説明がなさ
    れたことで、全員がよく理解することができた。かなり多量の資料を事前に
    配信して、考えや意見をまとめておいてほしい要望しておいたので、全員の
    意識が高く、話し合いは効率よくスムーズに行うことができた。今回特に問
  題となったのは、授業指導のステップ1~3,4に対して、どういう共通認
  識を持つかという点にあった。いろいろ議論を重ねた結果、あくまで4コマ
  ・マンガの『コボちゃん』を指導の柱(カリキュラムの中心に据える)にし
  、それを基本コース(ステップ1~3)と位置づける。更に、生徒の進展に
  応じて、補助の教材を使った応用コース(ステップ3以上)も試行してゆく
  、という考え方で合意が得られた。
 

6.  ステップ1,2,3,4のポイント(主題)について追加の議論
 

   Nさんより、前回の研究会での話し合った授業指導のステップ1~3の整
    理されたチャートと、ステップ4への新たな提案があり、おおよその共通理
    解が得られた。これは、前項の「手引書」で指導の柱をどうするかという議
    論と並行し話し合ったことにより、「ステップ3に関連した検討事項」とい
    う資料を基づいて、問題点がかなり整理されるという効果があった。その結
    果、「ステップ3で『コボちゃん』を終了したと判断する」という考えに一
    致を見たわけで、今後の方向性を決める点で、とても有意義な話し合いに
    なったと思われる。
 

7.その他

   ブログに関して、現在週3回では多いので、今後は火・金の週2回発信す
    ることになった。従来どおり、全員で交互に書き込みを担当する。

 

8. 次回研究会: 次回は8月28日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール  

   (*8月は夏休みで授業はないが、急遽、研究会を実施することになった。)

 

以上

No.14 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.08.28)

 

No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)です。No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。

No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)

 No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ   (2018.6.19

 

  1. 「6月9日の授業の振り返り、及び今後の課題」について(全員)

    先週の「振り返り」である程度話し合いは済ませてあるが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

    ①テンプレートの使い方
      生徒により作文を書く能力に個人差がある。その能力に応じてテンプレートを使うが、それは主にメモがきちんと取れることを目的とし、作文を書くときの補助となるよう指導する(文章ではなく、キーワードとして書く)。なお、テンプレートは全講師がそれぞれ工夫して使うようにし、その効果は他の講師とも情報が共有できるよう配慮することになった。

    ②生徒の担当講師について
      生徒の担当講師は一応決められているが、生徒の午前午後間の変更、欠席等あるため、決して固定的なものではなく、手の空いている講師が代講できるように、互いに連絡を取り合うようにする。

    ③体験授業と新規入会生徒の受け入れについて
      体験授業の希望者がいれば基本的には受講させる。もし入会希望が出れば余裕のある限り受け入れたいが、現状では講師の数に制約があるので出来ない場合もある。入会の可否はその時々の会長判断とし、必要に応じて研究会で諮るようにする。
     

  2. 「第1回記念シンポジュウム」について
      原案に基づいて長時間にわたりいろいろな意見が出された。最も大きな変更として、会の性格を変えて、名称をシンポジュウムでなく「第1回子ども作文教室報告会」とすることにした。当初の計画から内容が変わるため実施内容をもっと詰める必要生じたが、討議時間が十分になく、次回の6/23(土)の振り返りで会長が修正プログラムを提出することとした。
     

  3. 「新たな講師の養成」について

     新規講師を募る場合、以下の講師養成法に基づいて行うこととする。

    ・研修期間は3~4月間とし、60個程のコボちゃん作文を実際に書いてもらう。        ・理事会員の作文を参考にしながら、自己評価してもらうことにする。
    ・指導担当者が本人と数回会って直接作文の練習をしてもらうが、メール上で相
       談を受けるのも可能にし、希望者の負担にならないように柔軟に対応する。

  ・指導担当者3名を決定した。
 

  なお、新規講師を募るために大学のホームカミングデイに、応募チラシを配るこ
  とにする。

 

4.指導方法の提案について討議

 ①「当面/今後の進め方についての確認事項」(N氏) 

   指導レベルのStep1 ~Step4の対象となる生徒(小3~小6)の確認と、カリ
  キュラムの基本理念に従って、学年ごとのゴールを定めるという必要性が指摘さ
  れた。特に、コボちゃん作文の内容や表現上のレベルをどのように上げてゆくか
  という点が大きな課題として示された。
 

 ②『「一人称で心情表現」及び「五つの言葉で作文」』についての提案(O氏)

   コボちゃん作文を、「主人公の心情を一人称で書いてみましょう」という命題
  で、コボちゃん以外の他の人物の立場や視点から作文を書く方法が提示された。
  これは、Step2段階の内容になり、今後の指導法の有効なものとなるであろう。
  また、生徒がStep1で既に書いた作文をもう一度見直し、5つの言葉(名詞、動
  詞、接続詞+α等)を選び、それを使って新しい話を書き上げる具体的な作文例
  が紹介された。これは内容的にはStep3の段階になると考えられ、今後の作文指
  導上のカリキュラムになる可能性があるものと思われる。
 

 ③ 指導レベルの各Stepの具体化案について(K氏)
   各Stepに挙げられている目標をどのように実現してゆくか、その具体的教授法
  を作り上げゆくことが重要であるが、各Step毎のその具体案の例が提示された。
  今後、更に検討してゆく。
 

 ④「接続詞」について(K氏)

   コボちゃん作文では、「接続詞」の使い方を教えるが、これに関して講師の共
  通理解を得る必要性が指摘された。小学校4年の段階で、接続詞が「つなぎ言
  葉」とし教科書に開催されているので、それを基に「つなぎ言葉」の一覧表を作
  成、全員がこれを授業の際に使うということになった。なお、「接続詞」に関し
  ては、石黒圭著の『接続詞の使い方について』(光文社新書)が紹介されたの
  で、ぜひ目を通しておくと勉強になると紹介された。
 

5. 次回研究会: 次回は7月17日(火)の9:30~13:00       以上

No.11 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.5.15)

  1. 「前回の授業の反省と次回の準備」について

     反省会は授業当日の4月21日(土)に一応済ませてあるが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

    1)早く書き終わった生徒に対する対応

     生徒により作文の内容や書くスピードに個人差がある。早く書き終えたり、逆にゆっくり書きたい生徒には、別の視点から内容を深めるよう配慮する。作文は基本的に3本の課題をこなすようにする。その際、登場人物の立場の相違、心理・感情面の要素等も考えて書くことを念頭に入れ、興味を持って取り組めるように導いていくこととする。

    2)授業記録/進度表の評価欄の取扱いについて
     

    この評価について共通理解が得られていないので、いろいろと議論と
   なったが、結論としては、「絶対評価」として気づいた点は覚書メモ程
   度でも構わないので、とにかく記録しておくということで了解が得られ
   た。
 

   3) Step1~Step4の基本理念の確認と指導
 

    前回同様にN氏案に基づいて基本理念の「観る」「考える」「伝える」
   の内容の確認を行った。各Stepの基本理念を簡単にまとめると、Step1
   では客観的描写の文章、Step2では心情面描写の文章や別視点・要素か
   らの文章、Step3では意見文や比較文、Step4では自由作文等が書けるこ
   とを目標とし、講師がそれぞれの段階できちんと指導することを確認し
   た。
 

  4)作文教室の着地点(ゴール)
 

    当教室は学校でも勉強塾でもないので、着地点として「生徒が、Step1
   の客観的事実の描写を正しい文章で確実に行えるようになる」という基
   本の重視を再確認した。対象生徒は小学3年生~6年生が中心になるの
   で、中学生や高校生は別途考慮して追加の対応し、上記の原則は変えな
   いようにしたほうがよいという意見で集約した。なお、K氏から当作文
   教室の指導によって、生徒がきちんと「小論文」が書けるようになると
   いうカリキュラムでありたいという考えが提案なされた。そのため、
   Step3~4の段階を活用して、例えば日記を書くことや新聞作りをするこ
   となどが、その指導方法として大いに役立つという共通理解が得られ
   た。

 

2.「生徒の出欠・移動関係の確認」について
 

   授業を欠席する生徒の振替は、可能な限り講師の間で話し合って、担当
   を決めることになった。欠席した生徒への対応は、原則としてその日の授
   業内容についての指導を中心する。ただ、生徒から前回の課題プリントの 
   要望があれば手渡しても構わないが、その課題の添削等は行なわない。
 

3.「HPの修正状況」について
 

   当初のHP作成から時間も経過したので、実情に合わせて全般的に見直
   して修正作業を行ったので、その経緯が報告された。今後も、子ども作
   文教室や子ども国語教育学会の活動成果を反映して、内容の改良を行っ
   てゆきたい。
 

4.  「今年度の行事予定」についいて
 

   去る3月末の総会で2018年度の行事予定は決まっていたが、会長の提
   案により新たに修正が加えられ、いろいろ議論した結果、次のように
   なった。


   ① 7月のUECホームカミングデイはI氏(+会長)が目黒会の総会で活
     動報告を行なうことが確認された。なお、今年度は11月の体験授業を
     実施しないこととする。

   ②10月の「第1回子ども国語教育学会大会」は「第1回子ども国語教育
     学会シンポジウム」と改称し、研究発表はパネルディスカッションの
     形式で、会員のケーススタディとすることになった。記念講演の講師
     については、今後検討し、依頼してゆくこととする。シンポジュウム
     は10月6日(土)の午後と決定した。

 

5.  「新たな講師の養成」について
 

    本日は元TTAのN氏の特別参加を得たが、今後この方のように講師
      を希望された場合、の講師養成法について話し合われた。以下のよ
      うな意見が出てた。

       1) 研修は必要なので、6ヶ月は作文を実際に書いてもらう。

       2)  会員の作文を参考に、自己添削をしてもらう。

       3) メール上でチェックすることにし、現会員による添削を行う。

   ただ、研修法については基準を設ける必要があるので、次回まで原
      案を作成する。


6. 次回研究会:6月19日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール 

   

                              以上

No.10 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.4.17)

 

  1. 「4月7日の開講式&授業の反省」について(全員による)
     

     反省会は4月7日(土)に一応済ませているが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

     1)早く書き終わった生徒に対する対応
      生徒により作文の内容や書くスピードが違う点を考えて、
      単に書き上げる速さを競わないように配慮する。作文は原
      則毎回3本こなすが、語彙、漢字、豊かな表現力を習得する
      よう指導する。
     2)Step1~tep3の基本理念の確認

    N氏案に基づき、生徒の能力に応じて、基本理念の「観る」  
   「考える」「伝える」の能力を養成するため、柔軟に指導し
    いくことを確認した。
 

2.「授業日程及び担当生徒の確認」についいて
 

   午前クラスと午後クラスと間で移動が生じており、現在ちょ
  うど半々の人数になっている。その日によって欠席や振替の希
  望が出ているので、講師間で相互に担当を引き受けて、その都
  度対応するしかない。講師一人で最大3人の生徒を担当すること
  が限度なので、その範囲で生徒を受け入れることを確認した。
  既に定員に達しつつあるので、今後の希望者に関してはウエイ
  ティング・リストに記入して、待機してもらう方法を取ること
  にした。
 

3.「生徒の出欠・移動関係の確認」について
 

   授業を欠席する生徒の振替は、可能な限り講師の間で話し
  合って、担当を決めることになった。欠席した生徒への対応
  は、原則としてその日の授業内容についての指導を中心する。
  ただ、生徒から前回の課題プリントの要望があれば手渡しても
  構わないが、その課題の添削等は行なわないこととする。
 

4.「会計状況の説明」について
 

   会計はその都度オープンにする。至急、「子ども国語教育学
  会」の印鑑を作る必要で、注文はOさんにお任せすることになっ
  た。なお、金銭の出入を一覧にするため、Oさんがフォーマット
  を作成される予定である。
 

5.「主な四コマ・マンガの内容や特徴等」について
 

   O氏より、パワポ資料を用いて、その歴史や社社会的背景を踏
  まえて、四コマ・マンガンの内容と傾向が説明された。さらに
  現在の主要大手新聞の四コマ・マンガの実例を上げ、具体的に
  説明されたので、非常に有益で分かりやすかった。今後、その

  活用の有無、方法などを検討してゆく。
 

6. 1.項②の「Step 2,3のプロセスワークシート」
 

   N氏より、資料に基づきStep1~Step3の「観る」「考える」 
  「伝える」の基本理念の考えと確認を行いながら、作文例を参
  考にして説明されたので、改めて全員が共通認識を持つことが
  できた。特に、一つのまんがを例に取り上げて、多面的にその
  内容の深さを詳細説明して、それを段階的な指導方法へ展開で
  きることを示されたのが非常に参考になった。

 

7. 次回研究会: 次回は5月15日(火)の9:30~13:00、
         於100周年記念ホール             

 

                             以上

          子ども作文教室の開講

 

 春まさにたけなわのこの時期多くの学校が開校をを迎えていますが、私達の「子ども作文教室も待ちに待った開講を迎えることができました(4月7日)。教室は、電気通信大学が新設した“UEC 100周年記念キャンパス”の中にあり、気持ちのよい環境に置かれております。

  当日は、ご父兄の方々も交えて今後の子ども作文教室の活動内容や施設利用の留意事項の説明及び講師の紹介などがが行われて、その後第1回目の授業となりました。授業は午前の部(参加6名)と午後の部に別れて行われました(参加13名)。授業は、間に10分程の休みを入れて、前半と後半約40分位づつ行います。講師陣は現在のところ9名で、1人の講師が1~3人みる対応をしております、ほとんどのお子様が熱心に取り組んでくれました。なかには、“さくぶんがこんなにおもしろいんだとじっかんした。”と感想を書いてくれた小学2年生も居て、講師陣を感激させてくれた次第です。

  付き添いのご父兄は、後の席で見てくださったり、或いはいったん外にお出かけになってからお迎えにきてくださっりしていらっしゃいました。次回は、4月21日(土)開催予定です。

 テキ

No.8 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.3.19)

 

  1. 総会について
     本日の月例会は総会を兼ねるという了解を得て、会計担当から簡単な会計報告と、次年度の年間計画が会長より提示された。結果、昨年とほぼ同様ということで承認された。

     

  2. 本年4月から開講予定の「子ども作文教室」の受講者の申込状況について
     

      受講者は最終的に18名となり、その内6名が午前、12名が午後のクラスに参加することになった。なお、講師陣は7月まで午前クラスは3名、午後クラスは全員で担当することに決めた。4月7日(土)の開講初日に関しては、ほぼ全員が参加する予定である。なお、今後の午後クラスの担当は、経験者の3名をキャップに3チームで構成することになり、人選は会長が行う。

3.「作文教室の受講進度表」の提案
 

     授業内容を共有することを目的とした受講進度表を作成し
   て、生徒の授業記録として残すことに決めた。より使いやすく
   するため、提案された原案に更に修正を加えた後、共通ファイ
   ルにUPすることとする。なお、生徒の作品の記録は常にコピー
   するのではなく、必要に応じて適宜写真を撮りPDFの形で記録
   データとして保存することとする。

 

4.「習得目標 ステップ1,2,3の具体的に内容等」について討論
 

      当教室の指導理念である「観る」「考える」「伝える」と     いう基本的能力で「論理的思考力」を育てるという観点か 
  ら、N氏より習得目標のステップ1~3の定義に関する考えが
  示された。それに沿って検討した結果、ステップ1~3で四コ
  マ・マンガの内容がきちんと文章化できてから、その後に次
  のステップ4に進めることを確認した。大筋で全員の共通理
  解が得られたので、会長が文言をまとめることにする。

 

5. 4月の「授業内容の確認」について 
 

   授業内容に関して、具体的にどのようにするかについて活
    発に話し合い、以下のように決定した。
   1) 時間帯は、前半40分➡休憩10分➡後半40分とする。

   2) 4月7日の授業の課題マンガ: ・コボの家族紹介
     ・① 巨大なお玉じゃくし、② 5歳の出迎え、③ 銭湯行  
      きにパパ大奮闘

   3) 4月14日(土)の授業の課題マンガ:
     ①「はな」の日本語と英語 ②風呂上りにふざけて   
     ③砂場遊び ④ サトシ君の三輪車
 

6.その他の議事:

    ・施設の利用方法について

    ・物品購入について
 

 次回研究会:  2018.04.17(火) 又は 2018.05.15(火)   
         (4月7日に決定)

ストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。

 No.7 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.2.20)

 

  1. 本年4月から開講予定の「子ども作文教室」の入会申込状況と準備について
     

    ・現在8名の小学生が確定している。ただ、4名の生徒(小6と中学生)は午前であれば入室の可能性があり、午前クラスの可否をめぐって検討した結果、午前(10:00~11:30)にもクラスを開くことに決定した。申込案内書に授業日の日程を掲載しているが、子供達の通う学校によって土曜日の登校有無が異なるので、これらが最終決定した後に作文教室の日程(午前部も含めて)を確定することとする。

     

    ・本日は以下のような物品処理及び進行の確認を行った。運営分担表に従って、各担当の方が準備する。

      1)作文ノートはジャポニカ(200字用)を使用する
      2)コピー機は購入せず、大学のコピー機を使わせてもらう。  
     3)生徒の作文の進行状況を確認する「進行記録フォーマッ
      ト」を作る。
     

  2. 「推薦図書」について 
     

  本教室の推薦図書として、O氏が「これまで読んできた人へ~
  こんな作品があります」と「これから本を読みたい人へ~こん
  な作品があります」の2分野に分けて選書された。これまでの経
  験を踏まえた解説の中で、会員一同は改めて本に対する認識を
  深めることができた。なお、この資料はクリアファイルに綴じ
  て、生徒に自由に読んでもらうことになった。(配布はなし)
 

 

3.「某所主催の健康長寿講座」について
 

  S氏より、マンガを使った作文のお試し講座実施状況を詳しく
  伺った。参加者は10人(女性が7名)で、数名を除き嬉々として参
 加したという説明は印象的だった。老人向けの講座で、「脳ト
  レ」に向いていると分かったので、今後、当学会でもS氏主導で
 「マンガ脳トレ」という新しい分野を考えていくことになった。

4.「子ども作文教室」の基本構想について
 

  N氏より、子ども作文教室の進度の段階(ステップ1~3)につ
  いて提案・説明があった。「具体的習得内容・ワーク」、「指
 導要録・教材・ワークシート」、「指導にあたってのポイン
 ト」等の項目別にわたって、それらの方向性が確認できた。特
 に、体感(子どもの体の参加)を通した作文が重要であるこ
 と、そしてその体感の場として大学の環境を生かすべきだとい
 う提案には説得力があった。N氏は今日の話し合いを踏まえて、
 更に内容を進化させたいとのことだった。
 

5.問題提起:HPの印刷(プリント)に関して
 

  HK氏より、当学会のHPをプリントアウトするときに、それが
  出来る頁と出来ない頁が混在しており、その原因は何なのか、
 また対策はないのかという質問があった。調査によると、この
 Wixのサーバーのソフトでは、印刷用途は考えられておらず、ま
 たHPの作成者が自由に操作することも出来ないので、現状では
 改変は無理だということが判明した。不便は忍んでもらうしか
 ない。

 

6.「子ども作文教室」の手引きについて
 

  MK氏より、「子ども作文教室の手引き」書(案)が提出され
 た。これは、作文指導者がスムーズに教室運営をするために活
 用する参考資料で、様々な内容やデータを集めて見やすくした
 ものである。今後は、これをたたき台として内容、文言、数値
 等の修正を加えていくのが必要ということで、会員の共通理解
 を深めることができた。

 

   次回研究会:  2018.03.19(月) 14:00~17:00

No.6 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.1.16)

 

  1. 「作文教室」の諸準備について 

 

 昨年11月に電気通信大学調布祭で行った子ども作文教室体験会を土台にして、本年4月からいよいよ本番の子ども作文教室を開講する。今月中にホームページ(HP)に募集案内をアップするために、

案内パンフレットの原案について、レイアウトの設計や文言のす

り合わせを行った。その結果を踏まえて数日中に修正案が出され

ることになり、全員に配信して確認を得た後に、最終版をアップ

する予定である。

2.ホームページ(HP)の状況及びブログについて

・HPは担当メンバーのご尽力により目覚ましく改善されていが、

1点、著作権に関わる内容を修正してゆく必要性が指摘されたので、この点修正を行う。なお、HPに動画や音楽などを挿入する考えも示されたので、試作・検討を行う。

・ブログは順調に投稿されているが、投稿日を月曜、水曜、金曜の週3回とすることに変更した。

3.「子ども作文教室」の基本構想 (案) の発表

 

 理事のN氏より学習指導要領の内容やその変遷の詳しい説明があり、全員基本的な考え方を理解することができた。今後、当学会の作文教育の基本理念を明確にする必要があると思われるので、その検討を進める。これらの資料は、後に子ども国語教育学会HPに掲載する予定である。

4. 業務分担について

 会員の業務を明確にするため、業務の一覧表を作成し、各自が責任を持って運営業務に当たる。

5. その他

 

 理事のS氏より、某所が主催する「健康長寿講座」の案内チラシが配布され、当学会の作文教室をその中に加える可能性の話があった。お試しの講義を行った上で、前向きの反応が出た場合は当学会も協力してゆきたい。

6. 次回研究会:  2018.02.20(火)                                                               以上

No.5 新年のご挨拶 (2018.01.03)

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

本年は「子ども国語教育学会」の主催により、

いよいよ4月から「作文教室」を開講する

運びとなりました。

 

現在、学会員一同その準備に追われています

が、みなさまのご期待にそえるよう、精一杯

努力しますので、よろしくお願いいたします。

 

     (子ども国語教育学会長:窪田 守弘)

No.4  ボクに名前をつけてください(2017.12.15)

 

 

●「子ども国語教育学会」のシンボルマーク決定!

当学会のHPの最初のスレッジに、この「コアラちゃん」のイラスト

があります。とても可愛くてメンバーの全員がお気に入りなのですが、みなさんに気に入ってもらえると、とてもうれしいです。

 

ところが、ボクにはまだ名前がないので、みなさんから何かいい名

前をつけてもらいたいです。ぜひ可愛い名前をつけてくださいませ

んか。

 

●「子ども国語教育学会」の組織

「子ども国語教育学会」の組織は、理事会、大会実行委員会、

研究委員会,紀要編集委員会、広報委員会で構成されています。

各委員会の主な業務内容は、

 

 ・理事会……………学会運営、企画

 ・大会実行委員会…大会及び総合企画

 ・研究委委員会……毎月の研究会の企画

 ・紀要編集委員会…研究集等の作成

 ・広報研究委員会…HP作成及び管理

となっており、各委員が業務を分担して企画・運営していますが、

諸案件に関する最終的な決定は、理事会が行うことになっていま

す。

 

●12月の月例会について

月例会は原則として、毎月第2火曜日の9:30~13:00の時間帯

で、集中的に行われます。

 

今週の12月12日(火)には、第23回目の月例会が調布市にある電

気通信大学で行われました。来月で通算24回にもなり、ほぼ2年

間の研究会を重ねてきたことになります。

 

毎回、研究会の内容は多岐にわたりますが、特に今年は全員で

『コボちゃん』を課題文として200字作文にチャレンジして、第

1巻の1話から126話まで、4コマ・マンガの内容と分析、各自の

作文の問題点、指導方法などを十分に話し合いました。

 

会員はみな子ども時代にもどったような気持ちで、真剣に取り組み、改めて200字作文の楽しさや難しさなどを実感することができました。

   

今回は、先月の体験作文教室の反省や来年の4月から開設する公開作文教室の内容や日程、更に受け入れ態勢HPの充実などについて検討を重ねました。

No.3 「子ども作文教室」の体験授業(2017.11.30)

 

先週11/25(土)~11/.26(日)の2日間、調布市にある電気通信

大学の大学祭(調布祭)の時期に合わせて、「子どもの作文教室」

という体験授業を当学会の主催で実施しました。

(ようこそ、調布祭の作文教室へ)

体験授業は、午前11時から午後3時まで行われ、2日間で約42名

の子どもさんが来室し、にぎやかにコボちゃん作文にチャレンジ

してくれました。予想を超えて多く子どもさんとご父兄が参加され、

担当者は昼食を取る時間もないくらいに対応に追われました。

(コボちゃん作文にチャレンジ!)

当学会が、2年間の準備期間を要した初めての企画としては、

このように多くの方が参加されただけでも望外の喜びでした。

子どもたちはみな、どんなことをするのだろうか、と期待に

胸膨らませながら参加してくれたのが、よく分かりました。

 

子どもたちは、これまでマンガを素材にして200字作文を書く

という経験がなかったせいか、みんな目をキラキラ輝かせて楽

しそうに書いていました。ご父兄も傍らに座りながら、子ども

が思った以上にスラスラ書いている姿に驚くばかりでなく、一

つの新しい発見をされたようでした。

(コボちゃんに負けずに書いてます)

双子の姉妹ちゃんは、まだ1年生なのに立派にコボちゃん作文を

書きあげました。そして、パパが子どもたちに絵本を読みきかせ

ているときの様子は、本当にほほえましく、立派に先生役を果た

されていました。絵も大好きだというので、二人は自由にスラス

ラと描いてくました。全く素晴らしい父子ですね。

(お絵描きだって上手なんだよ~!)  

【ご案内】作文教室は今のところ、毎月2回、各週の土曜日の午前

か午後に、一回90分の時間帯で開講し、教室は電気通信大学の

キャンパス内にある創立80周年記念会館(通称リサージュ)を

使用する予定になっています。

No.2「子ども作文教室」へのお礼とご案内(2017.11.27)

 

みなさま、今回、東京の調布市の電気通信大学で主催した「子ど

もの作文教室」は、予想を遥かに超える42名の参加者を得て、大

盛況に終えることができました。これはみなさまのご協力の賜物

と深く感謝しております。

 

さて、今回、積極的にご参加されたのは、みなさまが作文教育に

いかに関心が高いかの、何よりの証ではないでしょうか。最近、

子どもの文章力、いわゆる作文力の不足が言われていますが、集

団教育の学校ではなかなか効果が表れないという現状があります。

 

そこで、当学会は個人指導を基本方針にして、いかに楽しく作文

が書けるようになるかを考える研究組織としてスタートしました。

そのアイデアを具現化するため、マンガを素材にして作文を書く

方法は、当学会が主催する体験授業の企画で確認することが必要

になった次第です。

 

お陰さまで、体験授業に参加されたみなさまから、このような作

文教室を継続的に開講してほしいというご要望がありました。実

は、まだ検討段階ですが、来年の4月から「作文教室」開講する準

備を進めているところでございます。

作文教室に関するご案内は、当学会のホームページで、随時お知

らせいたしますので、ご覧になった上でお申し込みくださればと

存じます。下の写真は、私が担当したお子さんですが、一生懸命

書いている気持ちがよく伝わってきます。

No.1 子ども国語教育学会の発足食事会(2017.11.16)

 

「子ども国語教育学会」は、文化の日(2017.11.03)に無

事発足することができました。ここに到るまで様々な問題

が生じましたが、会員は一つ一つじっくり時間をかけて議

論し合って、なんとか共通理解を得てきました。

 

会員は当初月一回の研究会で、主に『コボちゃん』をテキ

ストに視覚的な情報を文字化する練習を重ねてきました。

元理系の会員が多いため、作文や要約文を書くことに不慣

れだったものの、お互い切磋琢磨しながら楽しく練習する

余裕さえ出てきました。

 

今では、全員すっかり文系の雰囲気にも慣れて、読書にも

意欲的に取り組んでいます。最近は図書館へ行くと先ず児

童本コーナ―に直行して、お目当ての本を読みふけるとい

う変わりようです。

 

さて、そんな私たちが新しく「子ども国語教育学会」とい

う組織を発足させました。まだ未熟ですが、子どもたちに

楽しく作文を書いてもらい、本も楽しく読んでもらえるた

め、しっかりお手伝いができるよう、努力していきたいと

願っております。

 

ちなみに発足を祈念して、一昨日ささやかな記念食事会を

行いましたので、そのときのスナップを掲載させていただ

ききます。

見出し h62023年3月18日   総会の記録

2023年3月18ひ

                                   2023.10.16(月)

2023​年度 子ども国語教育学会研究発表会のご案内

                     子ども国語教育学会 会長/

                     子ども作文教室 室長   窪田守弘

保護者の皆様                

    秋たけなわになってまいりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。

   恒例の「研究発表会」が開催されますので、下記の通りご案内いたします。

    ご興味をお持ちの皆様、お子様や友人らとご一緒での参加も歓迎ですので、

      教室まで足をお運びいただき、ご意見など賜りますようお願いいたします。

    聴講ご希望の方は、10月25日(水)までに、事務局(石川)までメール

      または電話にてご連絡くださいますよう、お願いいたします。

 

          -------  要 綱  --------

1.名 称 :「子ども国語教育学会 研究発表会」

2.開催日時:10月28日(土) 13:30~16:00

2.場 所 :現在の子ども作文教室内(電通大100周年記念ホール

3.プログラム:

(1)窪田会長のご挨拶       13:30~13:35

(2)研究発表 (プレゼンテーションとQ&A,ディスカッション)

       発表者1:石川良教 (理事、講師)

            テーマ:「小学校の英語教育に関して」

                - AETの見た現場と専門家の諸見解        

               発 表    13:35~13:50

               意見交換   13:50~14:05

       発表者2:上村洋海 (理事、講師)

            テーマ:「算数の文章題・文章問題の考察」

               発 表    14:05~14:20

               意見交換   14:20~14:35

             ―― (休憩 5分) ――

       発表者3:野口美年子(理事、講師)

            テーマ:「作文教育をめぐる諸事情の分析と作文教室」

               発 表    14:40~14:55

               意見交換   14:55~15:10

       発表者4:真忠陽渡 (理事、講師、慶応大生)

            テーマ:「プロンプトエンジニアリングと作文教室」

               発 表    15:10~15:25

               意見交換   15:25~15:40

 

    (3)自由懇談会          15:40~16:00

        お子様の勉強や生活に関して、保護者と講師が自由に懇談します。

                             以上    

見出し h1

見出し h2

2023年3月18日   総会の記録

 記録者:RN

 

◇ 講師の出欠  午前 :全員出席  午後:MO講師 退席

◇ 22年度の最終日に当たって(記録者の感想)
私のおすすめ本の発表会に、高校入試の目標を達成した中学3年生の5名全員が参画して発表のお手本を示し、後輩たちにアドバイスしてくれたのは、作文教室にとって画期的な成果である。会長から修了証を受け取る全員の目は輝いていた。また、        瀧澤講師の丹誠こもった手づくりのご褒美が全生徒と保護者に配布されて、生徒たちは達成感に加えて教室の生徒に対する期待感を実感し、次年度への意欲が高まったと思う。講師陣がそれぞれの持ち味を生かして3年に亘るコロナ禍を何とか乗り切り、       作文教室が6年目を迎える基盤が固まったことを確信できた。
 

◇総会議題
1.次年度の生徒担当、継続生徒等の確認(YI)
  1)継続者、出席率の低い生徒も含め、YIさんの案に基づき一人ひとりについ  
    て担当者を確認した。(共有ファイルを参照)
  2)担当講師は原則として2年間とするが、学年との関係やその他の理由で2年
    が適切であるかというような議論はできなかった。

  2.会計報告(旧年度・新年度)(CT)
前年度繰越金(¥264,871)+今年度分(¥34,682)=次期繰越金(¥299,553)  次期繰越金(299,553円)は、積立金  100,000円を含む。(詳細については、3月19日付け、CTさんからの全員へのメールを参照)        

  3.次年度の授業日及び行事予定日の確認(MK)
1)「原則として第1・3土曜日の午前・午後」の注のみとする・
2)昔話語りの会は、7月22日も候補に加える。(夏休み前)
3)作文発表会は、おすすめ本の発表内容の指導を充実することで補ってあらためて行わない。
4)学会の研究発表会(10月28日(土))の発表者は、HM・YI・HKさんにお願いする。

  4.教材、自己研修について(HK)

    1)ステップ5の「指導のポイント」にふさわしいメイン教材として、「夢十夜」に加えて「中高生のための文章読本」を、サブ教材として「ちくま評論選」を提案された。(その他のステップに対しての提案・確認は、「作文教室教材の位置付け」(2033.03.18)を参照) この両者をまず自己研鑽でやってみる。

    2)「<私>はどこへいく?」(ちくま評論選)について、HKさんの例を参考に問いに答え、要約は図で表現することを試みる。(4月8日)次いで、「ナイチンゲール」(高校生のための文章読本)をやって難易度などを比較する。(4月22日)  

    3)新コボについてはできる範囲でフォローし、旧コボの60に対比できる良いものがあれば情報提供することになった。

  5.算数・数学の指導について(HK)

    1)「算数文章題が解けない子供たち」(今井むつみ他)に、問題の本質をついた分析と対応が書かれており、この内容と現在指導中の生徒の効果などを報告いただく。(研究発表会)

    2)来期開始に先立って、あらためて算数・数学指導の考えを保護者に正確に伝え、希望者の有無を訊く。

    3)事務局からも趣旨をを再徹底する必要あり。2)、3)を具体的にどう発信するか要件等。(23日の議題としては) 

  6.その他

    1)ホームページに教室の指導・学習の全貌が分かる情報があると活動がより理解しやすいので、ステップ式学習方法の図(KTさんの研究発表資料)を入れることになった。(すでに挿入済み)

    2)世良さんについて、HKさんからの詳細な活動報告をまとめられた「コボちゃん便り」に返信はあったが、この1年間教室の活動に参画する意思表示はなく22年度が終了した。残念ながら理事退任と判断する。

    3)HKさんから、高田研修旅行について留意点などの再確認があった。

                                      以上

見出し h1

2023年3月18日   総会の記録

「子ども作文教室」 2022年度 理事会の報告

 

1. 日時及び参加者:2022年12月20日(火) 20時~22時 (Zoomにて)           参加者: 理事9名

2. 討議内容:

(1) 2023年度 授業日程と行事日程

  結論:授業と行事の日程はH.P.の最新版の通り。(数日以内に改定される)

   最終検討が必要なのは、研究室見学の実施有無と、民話を聴く会(7月と12月;講師の

  先生の都合次第)の件。次回理事会にて。

(2) 授業進捗上の問題点

  それぞれ、低学年、高学年、中学生の指導にて直面する問題点や、良かった点を、個々の生徒   

  たちのケースに応じて洗い出して検討し、今後の方策を決めた。

 ① Pre-step ----該当する生徒が2名いたが、ともに楽しんで出席しているいるので成功裏に  

  進行中と言える。

 ② 小学生:明るく活発だが、課題への好悪がはげしい生徒、コボマンガの落ちがなかなか理  

  解できず、進捗速度が遅い生徒、 話はできるし、夏休み作文はできたが、コボ200字作  

  文を書かない生徒、自分の考えを貫き、理屈を言ってなかなかアドバイスを受け入れない生 

  徒がいる。 基本的には、あせらず、講師間で相談しながら辛抱強く対応したい。また、 

  ADHD(注意欠如・多動症)等に関する勉強もして、生徒への理解を深めながら対処したい。

 ③ 中学生: 高校受験を控えた中3の生徒3名がいたので、教材と文作成方法において入試も

  意識した指導を行っている。、

  (追加コメント)*中1~中3生教科書にある「思考の地図」は大いに参考になる。文章の 

  みならず図解での説明や表現方法の学習も時代の要請。全体把握、比較検討、情報の分析と 

  分類整理、グラフ化による説明、などが具体的に示されている。また、報道分野AI等にも

  触れていけば、国語の学びは言葉のみならず、社会や世の中全体のことにつながる。

(3) 2023年度用の新教材は、3月に検討を開始し教材検討会及び3/25の総会時に話し

  合う。

(4) 備品の教室内倉庫保管問題

  3月に倉庫の改造工事をするらしい。詳細判明後、OBの講師の方々にてアライアンスセンタ

  ー管理室と相談する。工事期間中のみ、備品(段ボール数箱)を管理室(3階)か、警備室 

  (1階)に置かせてもらうよう交渉する。

                                 以上

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2023年3月18日   総会の記録見出し h2

2021年度末 子ども国語教育学会の総会・記録   
                                                         

【日 時】:2022年3月22日(火) 10:00~13:30 

【場 所】:対面会議    【出席者】:9名

【議 題】:①生徒在籍数・継続の確認及び会計報告

             ②次年度の生徒担当案

   ③次年度の授業日及び行事日程の確認

   ④カリキュラム・教材等の検討

   ⑤担当業務の確認          、    

  ⑥ その他、報告

―――――――― 理事会総会の話し合いの内容 ――――――

1. 生徒在籍数・継続の確認及び会計報告

① 生徒の在籍状況・新規入室状況

 ・現在35名、入室予定1名

 ・生徒数の上限は、36人程度が望ましい。多くても40人が限度。希望者が
多い場合には、待機してもらうという考え方もある。

 ・欠席者への対応をきちんとしたい。欠席の連絡(できるだけ理由も含め)
を、事務局に連絡を入れてもらうよう徹底する。部活動の場合は、午前と
午後の変更を勧める。

 ・作文指導の内容に関するものの問い合わせなどは、担当講師が対応する。

② 会計報告<旧年度・新年度予算>

 ・2021年度の会計報告は、報告書の通りで承認された。

③ 講師の経費料についての検討

 ・2022年度の会計について、新年度の生徒数から見積もった予算と講師経費料
   を値上げした場合の収支の試算が示され、承認された。4月から適用の予定。

 

2. 次年度の生徒担当案

   ・原案の通りで承認された。

   ・一部の生徒(特に中学1年生)については、新年度にならないと参加
      できる時間が決定できない。状況によって、再検討する。

 

3. 次年度の授業日及び行事予定の確認

  ① 次年度の教室:予約済みの日程(参照HP)

     ・12月に検討し、予約した日程で確認。

     ・保護者から、日程をホームページ上で確認し易くしてほしいとの要望が
       ある。ホームページの目立つところにボタンを作成する。

 

  ② 研究室見学、お薦め本発表会、作文発表会等の内容、実施時期(全員)

       ・研究室見学については、MS氏からの引継ぎを行う必要がある。行え
        るかどうかは、コロナの感染拡大状況等によるため、保留とする。

     ・お薦め本発表会は、12月17日に行う予定とする。

     ・作文発表会は、行わない。

       ・KO氏から、民話(生徒の祖母が、行っている民話の会)を聞く会を
        行ってはどうかと提案され、賛同を得た。この方と相談して、進める。
        できれば6月ころに開催できるとよい。

  

  ③ 学会の研究発表会

     ・開催日:10月22日  ・研究発表者…CT氏、RN氏

 

4. 担当業務の確認(全員)

     ・新コボ教材、研究室見学、ホームページ、お薦め本発表会実施の各担当
     の確認、及び、

    ・担当業務表を、退会した講師、参入した講師、担当業務の変更等を反映
      した2022年度版に改訂する。

 

5. カリキュラム・教材等の検討

  ① 『小さな町の風景』の「坂のある風景」から、要約の勉強会(講師全員)

   ・「あの坂をのぼれば」、「ともしび」について、講師それぞれの要約文を
       音読し、キーワードの抽出、作品の解釈、主題、指導に当たっての考え
       方等を話し合った。

     ・次回は、「商店のある風景」から、「夜のくだもの屋」と「時間を売る 
       店」。4月の第1週をめどに、共有ファイルに要約文を入れておく。

 

6.その他、報告

  今回、話し合えなかった案件については、4月以降の作文教室のときに検討
    する。

    ・ 中学1~3年生、及びPreStep(小2、小3)の生徒への対策

    ・ 作文教室での算数・数学へのとりくみについて

                                                        以上

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2021年度 子ども国語教育学会 第二回理事会

 

 開催:2021年12月21日

 参加理事:9名(1名欠席)

 

1.2022年度の教室日程(会長提案によるもの)

   ・10/3を10/1に訂正した上で決定

2.2022年度の行事
  以下を訂正して決定
   研究室見学 ----6月又は7月で調整
   研究発表会 ---- 10/22
   3月の作文発表会はなし
   学会理事会 ----12/20
   学会総会  ---- 3/25
   来年度井子は、「研究室見学」と「おすすめ本発表会」を毎年度実施
   することを決定

3.22年度以降の授業進捗度チェックシート

  • YI氏の説明を受けて様々な意見が出た結果、以下のことを決定。

 ・ 各講師が、生徒の学年や実情に応じて柔軟に使用する。

 ・ ステップ4に「教科書名短篇」4冊を加える。(具体的には教材検討委で

  協議)
 

4.22年度以降の作文・教材の確認と検討

 ・ この一覧には、意見文・創作文に関する記載がないとの指摘に対し、MK氏 
  から、要約のための教材一覧との説明があった。

 ・ ステップ5(4に訂正)記載の「ちくま評論選(二訂版」)については、
  難解なので、「ちくま評論入門」に替えることにした。

 ・ 新聞コラムに関して、時代を超えて普遍的なモノについて、MO氏に選定し
  てもらうことになった。

 ・ 各ステップ毎に教材が示されているが、生徒の学年・実情・進捗状況に応
  じて柔軟に対応することが確認された。

 

○ この他、上記3項と4項に関して様々な意見・要望が出され議論になった。

 ・ 新コボは必要なのか?

 ・ 新コボをどう位置づけるのか?

 ・ 新コボは、今の世相を反映したモノが多く、社会への関心を高めるために
  も意味がある。

 ・ 新聞の記事やコラムを教材とすることに意味があるのか?

 ・ ステップ2に文章教材を入れるべきではないか?

 ・ 意見文とは何かについて定義すべきだ。

 

○ また、以下のような問題提起がHK氏からなされた。

  このところ、教科書を見ても、文章だけでなく図や表などを加えた記述が

  増えている。入試でもこうした傾向が顕著になっている。

  要約の際に図や表を活用するなど、教室でもこうした取り組みを検討した 
  ら如何だろうか。

  同氏から「時事問題及び情報・図表含む文章の読解について」と題したメ 
  ール(20211222)に詳細が記載されている。

  これについては、例をあげて既に実践しているとの報告もあった。

 

○ 更に、指導に関して、以下のような提案もあった。

  教材によっては、その関係の経験のある講師が指導するなど、生徒と講師の

  組み合わせを一時替えるなどの柔軟性があっても良いのではないか。

 (例:「ちくま評論入門」の「真実はひとつじゃない」をメディア出身の講
  師が指導する等)

 

○ HPに関して、以下のことを決めた。

  先日の「おすすめ本発表会」で生徒が発表した本の一覧をHPに掲載する。

  発表会で発表した生徒の作文数点も合わせて載せる。

                                以上

アンカー 1

第3回子ども国語教育学会研究発表会・​ビデオ

テキス

2021年度 子ども国語教育学会 第一回理事会 記録   

                                                       

【日 時】:2021年7月20日(火) 10:00~12:30  

【場 所】:Zoom会議  【出席者】:10名(理事全員)

【議 題】:①手引書の出版化の是非及び費用の検討、②夏休み宿題を出すことの
    是非、③ビブリオバトル開催について、④推薦図書の取扱い、⑤HP関係&手引書、  
    ⑥“新聞の課題”についてプレゼン

――――――――――――― 理事会の話し合いの内容 ―――――――――――
 

  1. 手引書の出版化の是非及び費用の検討

 

 1)まず、手引書の出版の是非について議論を行った。主な意見は、
 

 ・手引書を本にすること賛成。オンデマンド出版など、費用をかけず手軽に作る。

  ・本にする意味はさして無い。毎年変わるであろう内容を改訂してゆき、デジタルで
    残せばよいのではないか。

 ・反対ではないが、内容を考えるとまだ早過ぎる。特に、ステップ4&5などについ
    て。理論化と実践を積んだ上で行うべき。少なくとも、来年以降考えたらよい。

 ・コボちゃんマンガからの学びに焦点を絞って、それを本らしきものにまとめる。
    但し、植田まさしさんの事前承認が前提。手引書を本にすることは不要。

 ・手引書は、教室でやってきたことの実践の結果で、これを文書化しておくことは意
    義ある。ただ、本にまでにする必要はないかもしれない。

 ・マンガは入門段階の教材として使用しており、教材はそれだけではないので、全体
    的に考えたい。

 

  以上の議論の上、会長から、「方向性として、私たちの活動の一端示す何らか

の物を残すことにする。今はまだ早過ぎるのでペンディングとし、来年あたりに

再考する。」との方針が出されて、了承された。

 

2)費用関係の検討と対策
   現状の会計報告に基づき、以下を決定事項とした。
 ・出版のための引当金を確保しておき、次年度の決定に備える。
 ・小学校と中学校の教科書を2021年版へ買い替える。講師の研修用及び生
  徒の閲覧に供する。  

 ・授業準備と振り返りの作業のために、かなりの実費(紙代、インク代、その他)が
    かかっているので、これを補填する。

 

2.夏休み宿題を出すことの是非  → 7月17日振返りの結論通りとする。

   (原則としては出さないが、各講師の判断で必要な場合は出せるものとする。)

 

3.ビブリオバトル

   MS氏からの次の事項の検討依頼あり。(7月19日の同氏からのメールに提案)

  ・作文発表会と似たスタイルでビブリオバトルを行う。扱う本について、
  ①対象に、ライトノベルやマンガを加えてよいとするか?

   ②バトルでは最後に投票するが、競争的にならない方式(例:チャットごっこ
      等)に留めた方がよいと思うが、どうか?

 ・また、コロナが終息すれば、年末に研究室見学(ロボット研究室)をできなくもな

    いが、どうするか?
   

  議論の結果、見学は今年はやめて、来年に是非とも行う。“ビブリオバトル”とい
  う言葉は使わない。提案の「私のお薦め本発表会」などとする。時期は、12月頃。

 

4.推薦図書の取扱い

 ・HP「学びのしくみ」の後半にある推薦図書のリストは削除する。推薦本について
  は、クリックにより「おすすめ本」のところへジャンプするようにする。

 ・「おすすめ本」の構成と順番は、

      生徒のお薦め本 → 講師のお薦め本 → 『ピリカの風』とその紹介文
   → 読み継がれた本(文学100冊、科学他40冊、絵本100冊)

 ・講師紹介本について未提出の方は、1冊ほど紹介をお願いしたい。本の紹介文

    を100~200字程度つけること。    

   

5.HP関係&手引書
 

   ・HP: 上記以外に変更・追加はなし

   ・手引書本論編(Rev.DB)を、2021年最終版とする。

    手引書資料編については、微修正の予定があるので8月末までに完成させる。

 

6.“新聞の課題”についてプレゼン (HK氏)
 

   経緯:振返りの議論で、新聞に関する話題があったり、生徒たちが世の中の動き

    を知らない・関心が無い等の話があったので、他の場所で行った新聞に関する話を

    参考に紹介した(資料:別添付)。この教室で何かできることはないかも考えた。
 

   ・同氏提案:保護者に、高校や大学では時事問題への理解を重視していることを

      説明して、中学高校生新聞、小学生新聞(週刊)を取ることを薦める。
 

   ・KO氏から、『時事から学ぶ小論文』(大学受験対策用)の本の紹介あり。

    ・YI氏から、朝日新聞の「オピニオン&フォーラム」の“若い世代 こう思う”

      欄の記事(時事問題に関する意見)が参考になるとの紹介あり。

 

      <補足説明>手元にある7月13日付の記事を見てみる。「テレビ」に焦点を当てた
        5つの意見が掲載されており、350~400字。15歳、17歳、23歳の若者たちによ
        る。題名だけを書いてみると、「食卓の大画面 家族の一員」、「災害時 生の
        言葉が命を守る」、「時間的制約 テーマも偏り」、[Youtubeの良さ 吸収し
        て]、「受動的な視聴 魅力なのか」。みな良い文章と思う。

 

    会長から、自宅で購入されている小学生新聞を教室に持参するとのお申し出

   があったので、お願いした。これを、生徒に持帰ってもらい、読んでもらう。

 

7.その他(YI氏から提案)

 

  ・電通大生から作文講師を募る件、推進すべき。

    → 募集のチラシを作り、学内に貼らせてもらう交渉をする。

 

     以上    
 

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   2020年度 子ども国語教育学会のリモート総会 記録   
  

【日 時】:2021年3月23日(火) 9:00~12:00  

【場 所】:Zoom会議  【出席者】:10名(理事及作文教室講師)

【議 題】:①生徒在籍数・継続の確認及び会計報告、②次年度の生徒担当案、
         ③次年度の授業日及び行事日程、④昨年度~次年度の新型コロナ感染
          症の反省や対策、⑤ カリキュラム・教材等の検討、⑤ その他

――――――――― 理事会総会の話し合いの内容 ―――――――――――

  1. 会計報告

  ○作文教室2020年度収支報告書のとおりで承認

 

2. 生徒在籍数・継続の確認及び次年度の生徒担当案

  ○在室生徒数…2020年度末 37名、退室者9名

         2021年度当初28名(確定26名+様子見2名)
   ○基本的に2年間指導した生徒は、他の講師に変えること、昨年度は新しい
     講師に変わったのが10月だったため、短期間しか指導していない実態を
    考えて、YI氏の案1を基に調整した。

   ☆案2として作成し、一応決定。生徒3名の場合と2名の場合ができるが、今
    後の入室者への対応を行っていく。

  ☆生徒募集の広報を行う。まずは、ホームページと保護者へのメール(でき
     るだけ午前中の参加を)にて、お願いする。

 

3. 次年度の授業日及び行事予定

  ① 次年度の授業及び行事日程等について、

     ○確認 …・ 研究発表者は、KO氏とKT氏の2名とし、保護者との意見交
         換の時間などを十分確保する。

            ・来年度の総会:2022/3/22(火) 10:00~13:00

    ○夏休み期間中の教室の設定について

     ・指導回数を確保するために2回あるいは1回でも行った方が良い。

     ☆宿題に追われている可能性、コロナ禍での学校の夏季休業の短縮の
           可能性、コロナ禍の影響で不確定な部分が多いため、6月ごろに再
           検討する。

 
     ○理事会の回数は、2回とする。7/20(火)と12/21(火)

    ○次年度の教室予約の手続きについては完了
 

  ② 次年度の大学祭時における体験授業とその方策

      ☆大学祭が行われる場合には、参加する。土曜日11/20は作文教室があ
           るので、詳細については、具体化してから話し合う。
 

  ③ 作文発表会や研究室見学の実施と時期

    ○提案通り9月以降に研究室見学を行う。作文発表会は、6/19(土)

    ○研究室見学では、ヘビ型ロボットの予定。

 

4. 昨年度~次年度の新型コロナ感染症の反省や対策のあり方

  ①作文教室の実施状況

  ②作文教室のための外部施設の利用可否

  ③作文添削の指導可否と、今後の継続の可能性

   

    ○これまでにいろいろ話し合われてきた通り、添削指導の効果はあまり期待
      できない。コロナの感染拡大状況を見ながら、今年度の試みを基にして臨
      機応変に対応していく。

 

5. カリキュラム・教材等の検討(教材検討チーム)

   ① 手引書(2020版)の改訂状況及び今後の変更予定

     ○基本的に大きな見直しはしなくてよい。

     ○「読解力」についての捉え方が講師によって違うかもしれない。もう少
       し議論し深めていく必要がある。

   ○「手引書」を活用しながらの実践をしっかりと行っていきたい。
 

  ② 昨年までの教材の取り扱い方や今後の方向性

   ○旧コボの扱い、コボの基本がどれだけできているかを確認しておく必要
       性について

   ・講師が変わったときの継続性の上で基本の確認は必要。

   ・定量的にこなす本数として示す(レベルを明らかにする)と子どもは目
        標になる。

   ・教室の回数が少ない中、生徒の実態によってもできる量(書くスピー
        ド)にも違いがあるので、取り組んだ本数だけでは力は測れない。

   ・新コボには、時事問題、今の社会を反映しているものに触れられる良さ
        がある。

   ・子どもの実態にもよるが、ある程度いろいろな文章に触れさせたい。

   ・コボ漫画だけで3年間やりたいと思うような生徒があればそれもよい。
 

  ☆コボ漫画(旧コボ、新コボ)でつけたい力を確認し、初期にコボの指導を
      徹底する。生徒の状況により、ステップを確認しながら、生徒に合わせて
      工夫し指導する。

  ☆ステップ1の副教材が空欄である。コボに専念するために敢えて空欄でよ
      いという考えもある。適当な教材があれば入れたい。(コボショートスト
      ーリー、字のない絵本etc.)→ 教材検討委員会で検討する。

 

  ③コボ・マンガを使って、段落化とつなぎ言葉を教える方法(HK氏提案)につ
    いて

    ○4コマのつながり、場面の動きを意識させることは、接続詞の指導も含め
      で、50字一文要約にも大切。

    ○生徒の中には、一文ずつを改行一字下げで書く子もあり。段落意識を育て
      ることは大切。

    ○200字にまとめる場合に、段落をつけて書くとおさまらない場合がある
      がある。段落(意味段落)を指導するには、「気まぐれロボット」が良
   い。

   ○原作者は、4コマ目を最初に考えて書いている。逆説的に話を展開させ
   るという見方もできる。

   ☆段落意識、接続詞の指導の一つとして、有効活用をしたい。

 

  ④その他 

   ○手引書本論4ページの表現について

   「単に“文章”と言っても、内容や書き方によって様々な種類がある。も
   のがたり、科学もの、報道記事・コラムの3種類を教材の代表として取り
   上げる。」3種類の記載があるが、エッセイ、時事問題なども入れる必要
   があるとの提案があった。しかし、この分類では、文章の形式による分類
   と内容による分類が混在しているとの指摘があった。

   ☆この部分の記述については、MK氏に再考をお願いする。

 

6.その他

  ①担当業務の確認…特になし

  ②コボちゃんだより…OBのSYさんには、これまで通り送付する。また、電通
   大の顧問の先生方にも送付する。  

  ③報告➜講師のOさんは就職が決まり、この3月をもって退会されることにな
   った。新しい講師を入れたい。(MK氏・YI氏から、顧問の先生方や保護者
   の方々に紹介を依頼する)

  ④ブログについて

   火曜&金曜としていたのを、金曜日のみとし、順番に書くことにしたい。

    

  ⑤電通大奨学金基金への寄付(例年通り10,000円)行う。…4月に電通大奨
​   学基金に振り込む。

 

以上

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第2回子ども国語教育学会研究発表会・​ビデオ

音声を得られない場合は画面をクリックし、画面右下にある​音声マークをクリックしてください。

             
                2020年度 第2回 講演・研究発表会

 

 去る10月17日(土)に、子ども国語教育学会主催による第2回目の講演・研究発表会が開催されました。当日は雨模様の寒い中でしたが、学会会員の方10名と子ども作文教室の保護者の方4名の参加を得て、3名の発表者による興味深いテーマのお話を聴くことができました。また、講演後に保護者の方々からも質問や会員との意見交流を活発にすることができて、時間をオーバーするほどでした。大変有意義な会になったと思います。ちなみに、当日の式次第を下記にお示し致します。
 

 今後も作文教室の活動をベースにしながら、出来る範囲で、国語教育や教育一般について学びと研鑽を続けて、学会活動の活性化を図ってゆきたいと思います。
 

                         【実施要領】

 

◆日時:2020年10月17日(土)       9:30~12:20

◆場所:電気通信大学アライアンスセンター(一階)100周年記念ホール

 

◆プログラム:   司会(世良 幹夫)

 

1 代表挨拶     (窪田 守弘)         9:30~ 9:35

 

2.講演・研究発表
  ① 『低学年における英語教育;現場レポート』  9:40~10:10

           発表者:石川 良教(当作文教室講師、小学校英語AET)
 

  ② 『新聞コラムを作文に活用するー試案』     10:15~10:45

       発表者:岡崎 昌史 (当作文教室講師)

<休憩> 
                  (10分)

  ③ 『学校教育の現状と課題~新指導要領とコロナ禍の学校教育の現場~』
       発表者:野口 美年子 

                   (元小学校教頭、当作文教室講師)  10:55~11:35

 

 3.質疑応答/懇談会(自由参加)         11:40~12:20
 

   (注:発表資料は、本HPの「研究発表・データ集」の項に掲載して
      あります。)                  

                                    以上

          2019年度 子ども国語教育学会 年次総会報告 
 

【日時】2020年7月21日(火)14:00~16:30

【場所】ZOOMオンライン会議 

【出席者】11名

【議題】1.2019年度の活動総括(生徒在籍状況含む) 2.2020年度の活動に
            ついて  3.会計報告  4.運営分担(業務の担当者)
       5.連絡事項等

【資料】「子ども国語教育学会年次総会(案)」、「「子ども国語教育学会活動
          領域の確認(案)」、「作文教室、講師生徒数の推移」、「2019年度会
          計報告」、「会計2020年度7月時」、運営分担表、年間スケジュー
     ル、会則、組織図、添付資料等

 

         ――――審議内容と決定事項――――

 

1.2019年度の活動総括

 

  会長より、「子ども作文教室で計画したことは80~90%達成できた。年
 度末はコロナ禍で対面授業ができなかったが、通信添削(無償)により、希望
 者に応えることができた。学会としては、いろいろ制約条件があったにしろ、
 研究活動を充分に深めることができず,反省点として残っている。 」 等の総括
 があった。

   

1)子ども国語教育学会の活動について

 

・子ども作文教室実践については、ステップレベル(1~5 )を確定し、低学年
 向けにプレステップを追加した。2年の実績を得て、教材や指導方法も共有化
 されつつある。中学生対応のグレードアップは必要。(HK氏、KT氏 報告)
 

・実践機関としての作文教室はあるが、「学会」としての活動、研究、発表、セ
 ミナー開催学会誌編纂等が不足していた。(YI氏 報告)
 

・「学会」の名にこだわる必要はないが、絶えず学び、研究する姿勢が求められ
 る。国語教育の環境変化への対応や既存の作文塾との差別化などが問われてい
 る。(HK氏)

  →今後も基本方針は変わらず、内容の充実を図りながら維持していくことで
   合意した。

 

2)生徒の在籍数の確認

 

  「作文教室 講師生徒数の推移」(共有ファイル)により確認する(YI氏報
  告)。生徒数:2018年度27名、2019年度37名、2020年度7月現在36名
 (小学生は21名で58%、中学生は15名で42%) 
  -> 2021年度には、比率逆転の可能性あり。 また、4月時開始の通信添
     削の希望者は、当初22名、実質は15名程度で継続中。

 

2.2020年度の活動について

 

1)子ども国語教育学会の年間スケジュールについて

 

   ・年間スケジュールは作成し、3月年次総会とする。

   ・コロナ禍が続く場合、研究発表もZOOMオンラインでおこなう。

 

2)子ども作文教室の運営について

 

  ・8月の対面授業中止にともない、8月は原則お休みとする。但し、通信添削
   の希望は受け入れ、無償で担当講師が対応する。
 

  ・保護者への中止連絡は、会長とYI氏でおこなう。
 

  ・RN氏より、今後さらに対面授業が不可能な事態が続く場合は、通信添削の
   位置づけが必要ではないかと提案があった。(方針、取組み方法、教材、
   指導料などの諸点)

 

  ・MS氏より、100周年記念会館が使用不可の場合、公共の施設での開催な
   ども考える必要があるとの提案があった。MO氏からは、対面授業ができな
   いのは存亡の危機であるので、なんとしても対面授業を積み重ねていくこ
   とが重要であるとの認識が示された。

 

   →作文教室の開催場所については、生徒との顔合わせがない状態が長期間
    続くのはよくないので、一斉授業の形で、公共施設の使用も検討してみ
    ることにした。(国領の調布市市民活動センターなど)

 

3.カリキュラム・教材等の提案

 

  ・HK氏より、「子ども国語教育学会の活動領域(案)」の提案があった。

   子ども作文教室への支援と、子ども国語教育強化のための研究の2本柱が
   提示された。読解力、要約力の強化方法としてのメソッド・図解や音読な
   どの提案があった。
   また、「学校と新聞」2020.6.24記事をもとに、学びにおいて、難易度の
   塩梅やコラムの書写の有効性などが紹介された。
 

  ・MK氏より、「MKさんの夢」の内容について、きっかけとなったお孫さんの
   本づくりが紹介された。楽しんで書き続けるには多面的な要素が必要であ
   る。絵や映像や音楽と組み合わせることにより、文章を書くことがより容
​   易に豊かになる。「文」という文字は「飾る」から生まれている。多面
   的、総合的に取り組むことの必要性が提案された。

 

    →これらは、8月1日(土)ZOOM連絡会に持ち越しとなる。

 

.会計報告

 

   「2019年度 子ども国語教育学会・作文教室出納帳」と2020年度7月まで
  の会計報告があり、どちらも承認された。

 

5.運営分担表について

   2020年2.26作成の運営分担表の追記した表(共有ファイル:2020年7.20)
  に基づき討議した結果、変更なしとなり、2月に決めた通りとなった。ただ
  し、会計担当だけは、引継ぎが完了するタイミング(教室再開時)までは、
  現金の保持も含めて現在の担当者が継続する。

 

6.連絡事項

 

 ・HPの「学会だより」は2020年1月29日分までとなっている。以降、ZOOMオン
  ライン会議となり、未掲載のままである。本日の議事録は、HPに掲載する。
 

 ・授業後の「振り返りの会」は中止し、教材や研究内容、生徒問題等の討議の
  場とする。ただし、特記事項は発表し記録するも可とする。
 

 ・今後、記録内容については、不明・不十分な箇所には自由に追記修正し、そ
  の旨をメールで周知する。

 

                                                                   以上

学会便り:特別編(2020年2月下旬~7月下旬の学会活動の異常事態について)

 

 子ども国語教育学会主催の子ども作文教室は2019年度の授業を2月下旬まで計画通り進めてまいりました。ところが、1月から2月にかけて、日本でも新型コロナウィルスの感染が徐々に広がり、2月27日に突如「3月2日から春休みいっぱいの学校の休校要請」が政府より出されました。作文教室の場所をお借りしている電気通信大学の方もキャンパスが閉鎖になりました。

 

 このため、2020年3月に予定していた2回の対面授業を停止に追い込まれました。そして、その後の2020年度4月以降をどうするか、先の見えない状態で、講師陣の方々が議論・相談を重ねました。結果、対面授業が再開できるまで、希望者には作文課題を与えて通信添削をおこなうことに決めました。結果、36名中、22名の生徒さんが、これを受けることになりました。

 

 講師陣も外出して会うことがかなわず、この時期に世の中で使われ始めたZOOMによるオンライン会議を3月末に導入しました。対面授業の再開を5月、6月、7月、あるいは8月と次々に想定をひっくり返えさざるをえず、7月末まで10回のZOOM会議を行って対応策を相談した次第です。この間、通信添削の方は、講師の方々の熱心な対応・指導で現在まで続けることができています。また、作文教室を支える研究的活動(教材や指導方法の検討・開発など)もいろいろと進めて参りました。

 

 通信添削もそれなりの意義と成果はあると考えますが、各生徒さんの事情、家庭の事情(通信環境、保護者の負担など)もあり全員受けられるわけではありません。また、対面授業でのより深いコミュニケーションが思い出されるところでもあります。コロナが去り、また対面授業が早く再開されることを切に願っております。

                                             以上

 2019年度 子ども国語教育学会理事会報告(3回目)  2019.11.13

【日時】2019年11月12日(火) 9:30~12:50 
【場所】電通大100周年記念ホール1F      【出席者】10名

【議題】 1. 生徒の在籍・継続状況及び会計報告、2. 来年度の授業日及び行事日程

     3. 教材等の提案、 4. 発表会の提案及び体験教室・脳トレ教室の報告、

     5. 第1回子ども作文をめぐる講演・発表会の振り返り、  6. その他

 

―――――――――――――  審 議 内 容  ――――――――――――

 

1. 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告
 

① 生徒の在籍状況:  現在39名 (小2-2名、小3-5名、小4-3名、
              小5-9名、小6-13名、中1-2名、中2-5名)

② 来年への継続生徒の状況と見込み

     継続予定-13名、検討中-5名、退室予定-3名、未確認-18名

    経営に関しては、26名位の生徒数で可能である。小6の動向が分かりづらいが、
  おそらく来年度の活動には支障がないと思われる。口コミで広がっていることを作
  文教室へのプラスの評価と捉え、チラシ等による生徒の募集や体験の募集は行わな
   いことを確認した。低学年の生徒を増やしていきたい。また、ホームページでの
  募集についてはこれまで通り行うが、より目立つように1ページのレイアウトを一
  部変更する。

③ 会計の現状報告: 特に、問題なし。作文教室の行事の場所の件などで日頃から
         お世話になっている大学へ、些少だが寄付をすることにした。

 

2. 2020年度授業日及び行事予定
 

  来年度の教室予約の必要上、日程は今の段階で詰めて置く必要がある。

① 授業日

    原則として第1・3土曜日とする。但し、下記の月はこの例外とする。

   2020年5月:9日及び16日(運動会などを避けて) 
   2021年1月:9日(正月直明けを避けて)及び16日

② その他

   学会・・・10月10日(土)、  研究室見学・・・6月を想定

   図書室・ミュージアム見学は、行わない。研究室見学については、担当のMS氏とHO氏に案の作成を一任することにした。

 

3. 教材等の提案

  ・HK氏より、「コボ・マンガにおけるオチのとらえ方とその作文の指導方法につい
  て」として提案されていた「オチのタイプ分け」についての説明が行われた。オチ
  の理解が不十分な生徒への指導及びコボ作文としてのレベルアップのためには、講
  師がオチについて分析しておく必要がある。その助けとなる資料として役立つもの
  であることとして共有され、来年度の手引き書に載せることも確認された。

 
  ・さらに、RN氏から1月に提案された「一文要約の作成要領」に基づく具体例とし
  て、ワークシート及び指導例(記入例の資料)が紹介された。時間の制約がある中
  で、作文数をこなすことと分析的に文章を添削していくことのバランスをとる難し
  さがあるが、大切にしたい視点として共有された。「オチとは・・・」の分析も興味
  深く、講師それぞれが、担当生徒の状況に合わせて指導していくための大変よい参
  考資料となった。

 ・科学物、新聞、コラム、評論の教材として取り上げる必要性についてもかねてか
  ら論じられているが、生徒にとっては、段落分けも比較的容易にでき、筆者の考え
  などを捉えやすいと考えられる。意見文を書くことにつなげていく上で有効である
  という観点から、指導を通し検証していくことを再確認した。

 

 ・RN氏より、平成30年度「国語に関する世論調査」の紹介あり、参考にしたい。

 

4.発表会の提案及び体験教室・脳トレ教室の報告


① 発表会の提案

  MS氏より、資料に基づいた説明と案②「感想・意見の作文・発表と討論」を行い
  たいとの意向が示されたので、その方向で議論した。その結果、発表会の目的とし
  て、「自分の意見を表現する」「いろいろな見方があることを知る(他の人の意見
  と自分の意見を比べる)」などを念頭において考えていくことを確認した。また、
  発表会前の作文教室のときにテーマを生徒に知らせておき、当日に作文を書いて発
  表する手順で行う方向を確認した。どのようなテーマにするかは、今後の作文教室
  の振り返りの折などに検討して決めることになった。

 

② 図書館で1日作文体験教室

  MS氏から概要の説明がされた。開催地が千歳烏山駅の最寄りであり、作文教室へ
  の入室希望につながる可能性もあると考えられる。当日、体験の指導に手伝いがあ
  ると助かるとのこと。都合のつく講師は参加を検討することになった。(ボランテ
  ィア)

③ 高齢者1日脳トレ教室(12月17日に変更)

  地域での活動の場の例としての紹介がされた。こちらもボランティアである。講
  師の居住地域の近隣での活動を模索する中で、会場の使用料等が問題となることが
  多い。社会福祉協議会に登録するとよいなど、地域へのアピールの仕方の参考とし
  たい。

 

5. 第1回子どもの作文をめぐる講演・発表会(去る10月5日に開催)の振り返り

  振り返りで一度簡単に話し合いはなされているが、今後のための確認を行った。

 保護者の参加者が少なかったのは、学会が保護者の関心の中心ではないと考えられ
  る。今後、学会本来の自分たちの研究成果の発表の場として行うことを確認した。
  できるだけ、講師全員が(順番などで)発表を行うことが望ましいと考え、来年度
  は、YI氏とMO氏が発表者として推薦され、本人からも承諾された。

 

6.その他

 ①来年度の生徒の担当について

  昨年度から引き続き2年目となる生徒の中には、担当講師が2年間同じである者が
  多い。このまま3年以上引き続いて担当するのはよくないという意見が出された。1
  年間の指導回数は決して多くはないため、毎年担当を変える必要はないが、2年程
  度で変わるのがよいと話し合われた。新学期を迎える時期に、改めて検討を行うこ
  とにした。

 

7.次回研究会について

 次回、第4回理事会(兼総会)は、3月10日(火)の 9:30~13:00の予定    以上

2019年度 子ども国語教育学会理事会報告(4回目)  2020.1.29

【日時】2020年1月28日(火) 9:30~12:50 【場所】電通大100周年記念ホール1F

【出席者】10名

【議題】 1. 来年度の理事会、その他の日程の確認、 2. 来年度の生徒担当講師の見直し、

    3. 担当事務の簡素化、負担の教材等平均化、 4.カリキュラムの検討案、
5.作文発表会の準備と確認、         6. 中学生へのメッセージの文面確認、

    7.指導教官の送別会と交代教官の歓迎会食、 

 

―――――――――――――  審 議 内 容  ――――――――――――

 

1. 来年度の理事会、その他の日程の確認

理事会…①5/19(火)、②7/21(火)、③9/29(火)、④11/17(火)、⑤1/19(火)、
⑥3/16(火)の6回を会場予約済み。

 

2. 来年度の生徒担当講師の見直し

  ① 担当講師の決め方について

原則として、2年目までは継続とする。諸事情(午前・午後の希望の方よりなどで、担当生徒の人数が集中したなど)変わる可能性もある。

手順:希望を出す→三人委員会を設け、そこで検討→3月の理事会にて提案・決定

  ② 生徒の状況、担当講師希望の表について

・担当したい希望を記入する。・生徒の進度(コボ漫画をどの程度こなしているかなど)を記入する。・担当したい理由や特記事項があれば記入する。----- 2月末まで

  ※子どもがコボ漫画の進捗状況を把握するためのシールを張る表については、YI氏より
   提案有→今後提示予定

 

3. 担当事務の簡素化、負担の教材等平均化

事務の分担については9月に検討して再編したが、機能していない業務があったり、業務の量に偏りがあったりするため、再検討したい旨提案があった。特に、YI氏の業務が大変多い。現在の担当業務についての詳しい資料を参考に、分担表を検討・再編した。主な変更点は、会計関連の業務で、YI氏から他の方々に移管する。
 

 ※午前・午後の変更については、大変ではあるが融通が利く部分は対応したい。教材準備を含めて、連絡・調整は必要とする。担当外の講師が指導を行う場合、必ずしも通常の教材で行うのではなく、特別な教材で行ってもよい(生徒にとっても新鮮かもしれない)。  →特別指導に使えそうな教材も、補助教材の中にファイルしていく。

 ※変更が多い生徒は、自分のコース(午前・午後)が分からなくなってしまっている可能性もある。  →来年度は、集金袋にコース(午前・午後)、欠席・変更連絡などについての注意書きを記載する。準備を会計担当を中心に進める。

 

4. 作文発表会の準備と確認

  MS氏からの提案資料の原案通りで進める。

 

5. 中学生へのメッセージの文面確認
  あえて中学生(4月から中学生になる生徒)にメッセージを出す必要性があるのかとの
 疑問も出された。メッセージを出す趣旨についてMK氏から説明。

 ・生徒数の減少を防ぐ対策として…現状のままで指導しているだけでは、進学等で生活 が変わることなどの不安をきっかけに辞めていく懸念がある。

 ・中学生になる現小6の生徒を主な対象として、今後の継続を勧める。また、中学生での入室者も数名あり中学生が増えてきたため、今後の指導の方向性をアピールする。

  メッセージを出すことには、合意が得られた。メッセージの対象が保護者なのか生徒なのかを明確にして、A4サイズ1ページ分くらいの長さになるよう文面を再検討する。

 

6. カリキュラムの検討案(教材検討チーム)

〇カリキュラム検討を行った趣旨について

・教室発足当初の状況から変化があり、中学生の人数が増え学年も上がってきた。また、プレ段階の低学年の生徒が入室してきた。これらの状況に対応するためのカリキュラムの検討が必要となった。

・設立当初、コボ漫画を主軸に置いた指導を行うことを中心としてきた。しかし、現状では、様々な文章教材の要約や意見文などを取り入れながら、各講師の自主的判断で指導している。コボ漫画を用いた指導と様々な文章教材を用いた指導について、ステップとの関係も含めて見直し、講師が共通理解する必要が出てきた。

〇手引書に書かれているステップの指導内容とカリキュラムの関係

・手引書に記載されている各ステップの内容は、指導方針の骨子である。カリキュラムは、使用する教材や内容をより具体的に示すもので、完成後手引書に取り入れる。

〇カリキュラム案については、資料を参照

・対象となるコボ漫画の欄、かける時間の欄については、今後検討し作っていく。

・作文教室の理念、コボ漫画を主体とするところで、コボ漫画の位置づけと他の教材の位置づけを検討したものである。

〇意見

・教室の理念から考えて、コボ漫画を徹底して行うことが必要ではないか。コボ漫画を終えて(1年目)から、他の文章教材に入るべきではないだろうか。

・コボ漫画と文章教材を1日の指導の中で扱い、途中で次回へ持ち越すのはよくない。持ち越すと、2週間以上間があいてしまうこともある。文章教材は、その日の中で仕上げるのが望ましい。

・子どもの作文力に差があるので、ステップとして扱い、1年目と捉えなくてもよいのではないか。能力に応じて、進んでよいのではないか。

・優秀な生徒にこそ、きちんとコボ漫画を習得して欲しい。また習得する意義がある。

・文章教材を扱っていく中で、改めてコボ漫画で習得したことにつながっていたと再認識したり、習得したことを使ったりする場面があり、コボ漫画を徹底的に行う意義はある。

・生徒の作文で、200字要約、50字一文要約などができたと捉えていても、どの程度できているかという深さは問題。深く踏み込んで、これでよいかを考える必要性もある。

・画像処理と文章表現の関連はどうだろうかを考え、文章、読解力を分析することも必要かもしれない。

・教室のめざすところに、「コミュニケーション能力を育てたい」という思いがある。意見文につなげる指導を行いたい。

・読書指導で補うことで、意見文を書く力を育てる素地が養われると考える。

・コボ漫画もとにしたショートストーリー作りをステップ3に取り入れるとよい。

・コボ漫画中で、絶対に取り組ませたいものをピックアップしておくとよい。

 →分析し案を提示することをRN氏に依頼。

 

教室の意義に関わる大切な議論が展開され、結論が出ないまま時間切れとなった。生徒の力を伸ばし育てたいという強い思いの下、それぞれの意見がある。議論の続きは、作文教室の振り返り時に行う。

 

7. 残り議案…当教室の指導教官の送別会と交代教官の歓迎会食(YI氏フォロー)

                                      以上

第1回子どもの作文をめぐる講演・研究発表会​ビデオ

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【No.03 学会だより】(2019.10.27)
 

  去る10月6日(土)に、第1回子ども国語教育学会の講演・研究発表会が開催されました。当日は、野口氏の講演と上村氏・窪田両氏の研究発表が行われ、会員と保護者の参加を得て活潑な意見交換もなされ、有意義な研鑽の機会となりました。ちなみに、当日の式次第は以下の通りです。

【式次第】2019年10月5日(土)14:00 ~ 16:45

          会場:電気通信大学UEC(100周年記念ホール)

 

    第1回子どもの作文をめぐる講演・研究発表                

                                             主催:子ども国語教育学会

 

<プログラム> 司会 (世良 幹夫)

 

  • 代表挨拶 (窪田 守弘)                           14:00~14:05

2.講演:『小学校の教育現場の状況 ~作文教育をめぐって~』  14:05~14:45

   講演者:野口 美年子(元小学校教頭、子ども作文教室講師)

                                                    (休憩5分)

3.研究発表                                    

    ① 『スマホの子ども達への影響』                 14:50~15:20

           発表者:上村 洋海 (子ども作文教室講師)

   ② 『話し言葉と書き言葉の関係』                    15:20~15:50

      発表者:窪田 守弘 (子ども作文教室講師)

4.懇親会    自由参加 (お茶とクッキー)            15:55~16:40

 

 

なお、講演会と研究会のパワポ資料は以下に掲載しますので、ご参照くだされば、幸いです

A学会講演会2019.png
学会講演会2019B.png
学会講演会2019C.png
学会講演会2019D.png

No.02 子ども国語教育学会理事会:議事概要のお知らせ 
                      (2019.9.13)         
 

【日 時】 2019年9月10日(火) 9:30~13:40

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】10名

【議題 】 ①第1回子ども国語教育学会講演&研究発表について
 ②大学祭の体験授業        ③教材研究チームの提案
④横井研究室見学の作文の取り扱い  ⑤その他、関連事項について


    ―――――――――研究会の話し合いの内容と結果-----------------

 

1.第1回の子ども作文をめぐる学会の講演・研究発表について
 

    実施要領案をもとにして、内容等の検討がなされた。最も大きな修正点は、名称
  が「第1回子ども国語教育学会【講演&研究発表】」から「第1回子どもの作文を
  めぐる講演・研究発表会」となり、その下に「主催:子ども国語教育学会」と明記
  することになった。その他、主な修正箇所は以下の通りである。

  • 「午後14:00~16:45」は、「午後」を削除して「14:00~16::45」とする。

  • 写真と案内地図は差し替える。なお、左写真の説明は「会場:作文の授業風景」から、「会場:100周年記念ホール」に変更する。

  • MN氏の講演名に、副題として「~作文教育をめぐって~」を加える。

  • その他、参加者はオープンにして、保護者や一般の方も自由に参加できる。

   なお、案内のチラシは生徒に手渡し、同時に保護者へもメール配信する。

  •  講演者・研究発表者は、必要に応じてA4サイズのレジメ(1~2)程度を準備する。

 

2.大学祭の体験授業について
 

  体験授業が大学祭時の11月23日(土) に予定されていたが、先週の「振り返り」
  で体験授業やビラ配布は実施しないことが決定され、会議で改めてそれを確認し
  た。ただし、在籍生徒の来年度の意向調査をするため、アンケートを実施すること
  になった。アンケートについては、10月まで調査を終え、その結果次第で改めて体
  験授業等の実施を検討することになった。

 

3.教材研究チームの提案について
 

  HK氏より8月の教材研究チームの検討事項について、『小さな町の風景』(MK氏が
  8つの文章の要約文を作り、配信済み)など評論・物語的な教材に加え、科学的な内
  容の教材等(HK氏が7つの文章の要約文を作り、配信済み)についても、基本的な
  指導のあり方の説明がなされた。その際、MS氏から科学的な本や『10分で読めるお
  話』(1~6年、学年別本)などの本も紹介され、物語教材だけでなく科学的教材も
  並行して使う工夫をすることが大切だという認識を共有することができた。


  さらに、研究チームでは、コボ・マンガの「落ち」の理解の不十分な生徒に対し、
  その指導と評価をどうするかが問題となったが、HK氏から「落ち」に対しては、
 「表」と裏」の視点から考える必要があるというアイデア(パワポ資料)が示され
  た。これはかなり有用な視点なので、今後指導に活かすよう全員の理解が深まっ
 た。なお、今回特に示されなかったが、新聞記事の報道、教育、社説等をどう指導
​ に活かすかについての案を、いずれ別の機会に提案されることになっている。

 

4.横井研究室の作文の取り扱いについて
 

  先に(7月20日)に行った子ども達による横井研究室見学とその結果を作文化する
 ことに関して、RN氏より『キャンパス探検』というパワポの報告資料が提示され
 た。いくつかの修正が加えられたが、その内容に関しては大筋で了承された。な
 お、今回生徒の作文から数編(13名?)を選んだが、最終的にはRN氏に一任するこ
 とになった。ちなみに作文は全員のものではなく、以下の選択基準で選ばれたこと
 がわかる。

  • 5W1Hの記述ができているもの

  • 3~4ステージの説明ができているもの

  • 感動した理由がよくわかるもの

  • 物語 (擬人化) であったり、ネーミングのあるもの

  •  将来、障害者や医療機器等の開発のため、役に立ちたいと書いてあるもの
    MK氏が「添え状」を書いて、10月中(可能であれば9月中)に横井研究室にフイードバックする。 

 

5.その他、関連事項について
 

 ① 授業進捗表の記入について

  今年4月以降、「授業新進捗表は記入を自由にする」という了解であったが、生徒
 増や各生徒の授業内容と進度が多様化する事態になり、講師が全体の進捗状況を把
 握するには不都合が生じていた。そこで、この状況を打開するため、9月以降は全員
 がマスターの「生徒の授業進度表」に書き込みをすることになった。
 

  ② 学会の運営担当表について

  4月から講師に加わられた2名の方も含めて、理事会の分担を見直して修正を行っ
 た。

 ③研修生について

  講師候補の2名の研修生について、準備状況のレビューを行った。状況が許せば、

 なるべく早く実際に生徒を担当してもらい、実績を作り始めてもらうこととした。
 

 ④ブログについて
  ブログは、現在8名の会員が交代で書いているが、本年4月に加われれた講師のお

 二人については、来年4月から書き手に加わっていただくことになった。その他、曜

 日と担当の見直しも行った。 

​  次回の予定:2019年11月12日(火)

                                 以上

キストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。

No.01 子ども国語教育学会 理事会:議事概要のお知らせ  
​                    (2019.6.11)         

 

【日 時】 2019年6月11日(火) 9:30~13:30

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】9名

【議題 】 ①「手引書」の改訂、 ②HPの改訂、③横井研究室の見学、
     ④各ステップ1~3, 4~5の基本理念や指導方針の確認

     ⑤教材研究チームの状況、 ⑥その他、関連事項

【特記事項】今まで、授業の「振り返り」と「研究会」用件を授業日に同時

     に審議してきたが、どうしても時間がかかるので、今後は「研究 
     会」の部分を「連絡・提案等」に改称し、内容を事務連絡的なもの
     にして簡略化する。大切な「研究会」用件は、別途、子ども国語教
     育学会の理事会として集中審議することにして、今回からそれを適
     用する。

 

――――――――― 研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――


1.「手引書」の改訂
 

  「手引書」(第1版)の改定案はHK氏より既にメールで配信済みであっ
  た。その説明に従って長時間の審議の結果、一部の改訂にとどまらず、
  <本編>の構成や内容などはかなり大幅な改訂がなされた。主な改訂点は
  以下の通りである。なお、改定案は6月末に発行する予定になっている。

 

  • マンガの作文指導のあり方を再検討し、新たに課題文(意見文、創作文を含む)を要約する基本方針を追加した。

  • ステップ案、特にステップ4~5の基本理念の確認しながら、ステップ1~3の前段階としてプレステップ(主に小学校2年生対象)の基本理念が、新たに導入されることになった。

  • HK氏案の「作文指導の第二段階について」(2019.03.01の改訂案)が、新たに「資料編 別冊」の冒頭部分に組み込まれることになった。

  • 「手引書」に散見されるタイプの打ち間違い、不適切な文言、図表などの修正を行った。

 

2.HPの改訂
 

  HPはこれまでの実績をさらに有効にするため、全体のレイアウトを見直
 し、各スレッドのデサインや項目を整理することになった。KT氏より現行案
 と改定案の両方が示され、全員で検討の結果、改定案が承認された。改定案
 はデザインやレイアウトに工夫をこらし、より見やすいものとなったが、後
 日、同氏より修正案が示された上で、それがUPされることになる。

 

3.横井研究室の見学
 

  RN氏より、7月20日(土)の実施に向けて準備は順調に進んでいるという
 報告があった。さらに若干の検討を加えた結果、当日の授業の終了時間が普
 段より30分程度遅れそうだという見通しになり、授業終了の遅れが15分から
 30分に変更された。それに伴い、MK氏が作成した保護者への連絡もそのよう
 に訂正することになった。なお、6月22日(土)の授業の冒頭部分で、YI氏が
 生徒に向けて作成した資料を元にして、全員に25分程度「筋電義手」の研究
 の概略を説明することになっている。

 

4.教材研究チームの現状
 

  ステップ1~3, 4~5の基本方針とメイン教材とサブ教材、プリント教材の
 整合性と新たな補助教材の作成などが検討された。その中で、各ステップは
 一応の目安であり、上の段階へ進む必須基準として考えるべきでなく、あく
 まで、生徒の言語能力に応じて自由に対応することが大切であるという共通
 認識が確認された。ちなみに教材研究チームの教材案は今回の「手引書」の
 改定案にほとんど反映されている。 

  なお、MS氏より「新作コボちゃん」について、内容の選別には苦労してい
 る面があるが、引き続き「新作コボちゃん」の活用を考えていきたいという
 考えが示された。

 

5.その他、関連事項
 

  その他の関連事項に関しては、緊急に話し合う必要があったものを最優先
 させ、その結果は以下のようになった。

 

  • 人事について

  ・理事の人員………現在10名の理事で数的にも充足しているので、生徒数
           が今のまま(35名前後)で推移するのであれば、当分
           は増員の必要はない。

  ・会計年度…………現在、10月~9月となっているが、これは次年度から4
           月~3月と改めることになった。

  ・講師希望者………今後、講師希望者は先ず当学会に研修申請書を提出
           し、面接を経て研修を行う。その後、講師に認定され
           たところで学会メンバーとなり、当該年度の会費を払
           い込む。研修後は直ちに授業を担当するものとする。
           脱会しても、当該年度の会費は返金されない。理事に
           就任するには、現理事2名の推薦と、理事会の承認を

           得ることを条件にする。理事ではない講師も、理事会

           に出席し傍聴することが出来る。

        

  • OBのSYさんの件について
     SYさんは今年度3月に当学会を退会されたが、その折、今後もお互いに「緩やかな関係」を持とうということになっていた。しかし、まだ交流の動きに繋がっていなかったので、具体的にどうするか皆で議論した。一応考え方をまとめ、担当者を決めて動くことになった。現役~OBのチャネンルとして、言葉の通り肩ひじ張らないで、でも何か有意義な関係が築かれればと願っている。

 

  • ブログの電子ブック化について

   MO氏よりブログを電子ブック化して発行する場合、少なくとも1日1話
  の365話ぐらいの分量が必要となるので、まだ実現すするかどうかは分から
  ないと述べられた。その際、MK氏から、もし電子ブック化するには内容も
  さることながら、写真の著作権や文言の推敲などで十分検討する必要があ
  るのではないか、という注意がなされた。

                                   

  • 課題文のキーワードへの扱い方  
     MK氏より、東大の入試問題の現代文にはいくつかの神話があり、その中で最たるものは、「自分の言葉でまとめなければならない」となっている点が指摘された。その参考資料として『東大の現代文25ヵ年 第6版』(教学社、通称赤本)の部分コピー(A43枚)が紹介された。

 

6.次回「子ども国語教育学会] 理事会の予定:9月10日(火)9:30~13:00
                              

以上

No.27 子ども作文研究会:議事概要お知らせ(2019.4.20)         
 

【日 時】 2019年4月20日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F 【出席者】10名 +1名(オブザーバー)

【議題 】① 生徒数及び担当講師の確認&会計報告、
         ②文章教材などの活用に関する提案について

         ③人事について 
         ④えんがわファンド交流会報告
         ⑤その他、「手引書」の改訂作業状況

 

  ――――――― 研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――――
 

1. 生徒及び担当講師の確認&会計報告

  現在の生徒数は33名であるが、現在もなお流動的である。一応、本日の出席は午前中12名、午後は14名の計26名であった。本日も好天に恵まれ、学校行事やサッカーなどのクラブ活動等が重なり、やはり数人の欠席者がみられた。講師の受講生の担当としては、本日より新たに2名の方が 加わることになり、子ども全体の担当講師がほぼ確定された。
 

2.文章教材などの活用に関する提案について
 

    説明する時間的余裕が十分なかったが、主要な文章教材の一つである『小さな町の風景』の要約文作成に関連して内容理解を深めるための質問サンプルと、ブレーンストーミングで出てくる五つの言葉を使った作文(創作文作りの一つ)が提案された。これらについては、授業「振り返り」の中で折りに触れ取り上げられ、講師の判断で有効に活用することが確認された。
 

3.人事について
 

  学生の講師1名の「講師の辞退」というお申し出を受けて、会長から最終的な結果報告がなされた。なお、辞退された主な理由は、以下の通りである。

  【理由】 ①3年生になって科目数が増え、講義内容も難しくなったた  め、勉学に集中したい。

              ② 家庭の事情で週末にもアルバイトをする必要があり、講師の継続が難しくなった。

  以上の事情により、先日、この方の指導教官とも相談の結果、学業優先という判断をされたので、会員としてはその意向を尊重することになった。今後、学業に取り組んでいただくと共に将来のご活躍を祈念し、全員のささやかな気持ちを込めて餞別をお渡しした。
 

4.えんがわファンド交流会 (調布市内)への出席報告
 

  これも時間的に余裕がなかったので、簡単な報告とした。交流会は支援援助を受けている16団体が各3~5分程度の持ち時間で、それぞれの活動を発表していた。ただし、内容が趣味的であったり、社会福祉的な活動が多いような印象を受けた。
 

5.その他、「手引書」の改訂の進行状況について
 

  現在、鋭意改訂を進めているが、あと少し時間の猶予がほしいということであった。なお、主な教材研究や、ステップ4&5の文型や創作文の定義などは、担当者でまず内容を詰めることになった。そのため、教材研究チームの打合せは、5月21日(火)の午前10時から行うこととする。
 

6.次回の「振り返り」:5月11日(土)①12:00~13:25、②15:45~16:50の予
  定                             以上

 

<追加コメント>
  今まで、授業の「振り返り」と「研究会」用件を授業日に同時に審議してきたが、どうしても時間がかかるので、今後は「研究会」の部分を「連絡・提案等」(仮称)に改称し、内容を事務連絡的なものにして簡略化する。大切な「研究会」用件は、別途理事会で集中審議することとする。

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テキ

No.26 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.4.06)
     

【日 時】 2019年4月6日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F  【出席者】9名 +2名(オブザーバー)

【議題 】 ① 新年度生徒数及び担当講師の確認&会計報告、②担当講師等の
             確認)、③教材の準備状況、 ④その他、説明会
 

―――――――――――――研究会の話し合いの内容と結果――――――――――
 

  1. 新年度生徒数及び担当講師の確認&会計報告
     

   新学期の最終生徒数は現在もなお流動的であるが、一応、本日の出席は午前中5
 名+1(体験)名、午後は10名+3(体験)名の計19名であった。本日は、学校行事
 やサッカーなどのクラブ活動が重なり、欠席者が多くみられた。
 

2.担当講師の確認

   講師の受講生の担当では流動的な面があったが、4月より新たに2名が加わるこ
 とになり、講師陣は強化される。受講生担当に関しては、柔軟に対応してゆきた
 い。
 

3.教材について

  『小さな町の風景』の要約文サンプルと同フォーマット、コボちゃんのA領域とB
 領域、新コボちゃんの取り扱について、「振り返り」でそれらを中心に取り上げて
 検討して、新学期からの指導にどう活用するかを皆で確認した。
 

4.その他、説明会について

  本日開催した新年度冒頭の父兄説明会に関しては、「振り返り」でも話題にす
  る時間がなかったので、以下にコメントする。また、この場をお借りし、奥先生
  にご出席いただいたことを、お礼申し上げたい。

【経緯】

  説明会は昨年と異なり、午前・午後クラスのために2回ずつ実施することにな
  った。しかし、午前及び午後ともクラスの父兄の出席が若干少なく、急遽「1年目
  生徒用&2年目生徒用の合同説明会」に切り替えて新規生徒への説明会から始めた
  が、急な変更であったため時間配分がうまく行かずに、約20分も時間がオーバー
  してしまった。その結果、授業は30分遅れでスタートすることになった。

【まとめ】

    我が子の成長や人生にとって、読み書きが不可欠のものであると確信を持って
  いらっしゃる方々が出席されていたような印象を持った。その方々と私達が、教
  室の理念を共有できた貴重な場、時間になったことと思う。

 

5.次回の「振り返り」と「研究会」について

    次回は、4月20日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予
   定                             以上

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テキ

No.25 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.03.30)

       
 

【日 時】 2019年3月30日(土) 11:00~13:25 15:45~16:50

【場所】 電通大100周年記念ホール1F     【出席者】9名

【議題 】 ① 新年度生徒及び担当講師の確認&会計報告、②教材研究チーム報告、

     ③ 横井研究室の見学実施案、 ④ 新学期を迎えるにあたって+その他
 

――――――――――研究会の話し合いの内容と結果 ――――――――――
 

  1. 新年度生徒の及び担当講師の確認&会計報告
     

    • 生徒の継続・新規入室状況  

       新学期の最終受講者について、現在もなお流動的であるが、一応、新規生徒は14名、継続生徒は22名で、計36名となった。

  ・担当講師の決定  
    講師の受講生の担当では流動的な面があったが、4月より新たにお二方が加わることになり、陣容が強化される。全体の講師担当に再検討を加えて、その最終決定を行なった。

2.教材研究チーム報告
 

     HK氏より、科学的な内容を持つ文章教材の説明とその要約文のワークシーの取 り扱いなどの説明があり、4月からの講師の指導に活用されることになった。ま
た、MK氏より、ものがたり文の教材として『小さな町の風景』の要約文サンプル
   と同ワークシートの扱い方が示され、新学期からの指導に活用することも確認された。なお、HK氏より、「手引書」に関しては、手直しを必要最小限に止め、4月末日までに改訂版の原案を作る予定であるという報告がなされた。
 

3.横井研究室の見学実施案
 

   新年度の行事として新たに、「横井研究室の見学」の案が出たため、O氏に担当者となっていただき、メールで計画案が提示されたが、見学実施日は
   7/20(土)とすることを正式に決めた。今後も引き続きO氏が窓口となり、
   他2名の理事が協力してトロイカ方式で計画を進めてゆく。
 

4.新学期を迎えるにあたって + その他
 

  前回の理事会で、毎月の研究会は年4回(6/11, 7/10, 11/12, 3/10)にすると決められたが、MK氏より「研究会の名称は会の性格上、研究会から理事会に変え、最終回(3/10)は総会を兼ねることにしたい」という提案が出され、全員に承認された。なお、授業後に行っている「振り返り」と「研究会」は、このまま継続することとする。
 

5.次回の「振り返り」と「研究会」について


    次回は、4月06日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定
                                 以上

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No.24 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.3.12)

 

子ども国語教育学会総会報告

【日 時】2019年3月12日(火) 9:00~昼食~15:45  
【場所】電通大100周年記念ホール1F

【出席者】9名

【議題】
1.学会の組織活動について(今年度活動に関する報告・確認内容)
 

①理事会…学会運営・企画

②大会運営委委員会…大会・総会企画

③ 紀要編集委員会 …研究集等の作成 及び「手引書」の作成

④ 研究委員会   …毎月の研究会の案内・報告書、振り返り報告

⑤ 広報委員会   …HP作成・管理、 ブログの配信
 

2.「子ども作文文教室」の運営について(今後に向けた検討課題)
 

⑥ 授業日程…年22回の回数と時期の是非、生徒数増加の対応策

⑦ 授業内容…コボ作文A領域、小学生新聞・その他

⑧ 行事…開講式、第1回作文教室報告会、ミュージアム見学+作文、作文発表会

⑨ 各指導ステップの基本理念…ステップ1~3, 4~5の指導方針の確立

⑩ 教材研究…メイン教材とサブ教材、プリント教材の作成

          新作コボちゃん、推薦図書&読書指導
 

3.関連業務の確認について
 

⑪ 生徒の在籍・出欠・担当講師の確認  ⑫ 会計報告(収支決算、次年度予算案)

⑬ 物品・備品・書籍等の購入      ⑭ 講師募集の件    
            

――――――――――総会の話し合いの内容と結果―――――――――――

【総括】
 

 第1回子ども作文教育学会の総会は、昨日の3月12日(火)に理事9名の参加を得た上で、約5時間半にわたり集中的に審議が行われた。検討の結果、出席者の前向きな姿勢により、多くの問題に方向性を確認することができた。話し合いは当学会の組織や運営に関して内容が多岐にわたったため、事前に提案された議案がどこまで検討できるか心配されたが、出席者の問題解決への不退転の決意により、ほとんどの議案が審議され、多くの課題に道筋をつけることができ、新年度に向けて大きく前進することができた。

 今総会は審議事項が多岐にわたったため、まず、話し合いの内容に関しては.下記の【主な審議内容】として簡略にまとめてある。具体的な検討には、事前に配信した.<子ども国語教育学会(上記項目Noの1.~3.)&子ども作文教室(4.~9.)」の現状と改善点>リストを活用し、それぞれの項目ごとに「今後の実施計画」としてまとめた。なお、最後に.作文行事日程を加えてあるので、それも併せて参照されたい。
 

A.【主な審議内容】

  • 手引書

  手引書の第1版の部分改訂を行う予定である。(可能であれば新学期に間に合わせる)

    例:授業・行事日程の差し替え、コボ各エピソードの四字熟語、句、
      慣用句等の増補、

  • HP作成・管理

    • T氏のご尽力に負うところが大きい。

  • ブログ配信

    • 配信は従来通りで、各理事が担当して継続する。

    • MO氏より一年ほどをメドに、ブログを整理して電子化を図る提案があり、全員から了承された。

  • 授業日程

  授業日程は、本日最終案が確認された。(【参考資料】参照)

  • 授業内容

    • コボ作文の書き方をさらに考え、生徒に反映できるよう研究する。

    例:「落ち」の理解力の浅い生徒が多いので、それをさらに深めるように工夫する。

  • 4月からは新旧生徒の個人の能力や意欲に対応できるように配慮する。

  • 年間行事

  行事は今年度に順ずることになった。

  • 各ステップの基本理念

    • ステップ1~3は、内容がほぼ確定できたので、今後は新旧生徒の指導で運用できるよう努める。

    • ステップ4と5の基本理念を反映した名称が、検討の結果、以下の通り決定された。

       ステップ4➜「主張する」

        ステップ5➜「創作する」

  • 教材研究
     ①ステップ1~3の教材に関しては、以下のように確認された
     ステップ1は、あくまで『コボちゃん』を中心にする。
     ②メイン・サブ教材を確定し、今後の研究を進めることになった。

   ステップ5のメイン教材は漱石の『夢十夜』に決定された。サブ教材の古文、漢文については教科書を参考にしながら、今後検討することになっ 
   た。なお、『小さな町の風景』の教案はT氏とMK氏(更に、KO氏のご参加も要請)が、共同で試案案を作成する予定である。
 

  • 研究会

  ・現行の毎月から3ヶ月に一回に変更し、新年度は6/11. 9/10, 11/12, 3/10の4回実施となった。
 

 ・その他

 ① 生徒の授業出席率については、個人的理由で格差があるので、参加の意識を高める必要がある。
 

 ②生徒に対する「読書アンケート」(KO氏原案)の実施が了承された。

 ③その他会計事項

 

B【参考資料】

2019年度の授業日・年間行事        (2019.03.12現在)

1.作文教室の授業日
 

●2019年 (月2回、土曜日の午前・午後)

4月    4/06    4/20      10:00~11:30    14:00~15:30

5月    5/11    5/18     10:00~11:30    14:00~15:30

6月    6/01    6/22     10:00~11:30    14:00~15:30

7月    7/20    7/27       10:00~11:30    14:00~15:30

8月   夏休み

9月    9/07    9/28       10:00~11:30     14:00~15:30

10月   10/12   10/26      10:00~11:30    14:00~15:30

11月   11/09   11/16      10:00~11:30    14:00~15:30

   12月   12/14   12/21      10:00~11:30  14:00~15:30
 

●2020年 (月2回、土曜日の午前・午後)

1月    1/11    1/25     10:00~11:30    14:00~15:30

2月    2/08    2/22      10:00~11:30    14:00~15:30

3月    3/07    3/14     10:00~11:30    14:00~15:30

 

 

次回(新年度)研究会について

 6月11日(火)の ①9:30~12:30、②13:00~15:30の
 予定                         以上

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No.23 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.2.2)

【日 時】2019年2月23日(土)12:00~13:25 15:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   

【出席者】8名 + 見学者1名

【議題】① 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告

    ②年度末の授業内容の確認

    ③ 作文発表会の振り返り

    ④ その他

――――――――――――― 研究会の話し合いの内容 ―――――――――――――

1.生徒の継続・新規入室状況及び会計報告

①生徒の継続・新規入室状況

 本日の授業は午前8名、午後11名の計19名の参加を得た。新学期の受講者は、在籍中の生徒24名はほぼそのまま継続することになっており、新学期からは新たに12名の入室希望が加わって、予想を超えた合計36名近くになるものと予想される。

​②指導体制の見直し

 今まで個別指導は原則として講師対生徒は1対1(or 2)としてきたが、生徒数増加に伴って最大3名まで、つまり講師対生徒=1対3まで担当することが再確認された。

③担当講師の決定

 生徒の担当講師は、受講生の人数がまだ流動的な面があるので、学年末のなるべく遅い時期(例えば、次回の研究会 3/16 など)に決定することになった。
 

2.年度末の授業内容の確認

 今年度の授業はあと2回で終えるが、3/16(土)はコボ作文と、「この一年を振り返って」(約30分)の2本立てとすることに決まった。なお、3/30(土)の最終回の授業内容については、次回の研究会で再検討することになった。春休み期間は塾通いがあるので、大半の子どもたちは長期の旅行には出ない模様。
 

3.作文発表会の振り返り

 当日の司会進行はS氏が担当し、他の講師がサポートするという形で進められ、「発表会実施要項案」に沿って、午前・午後の2回の発表会が無事終了した。生徒たちは普段と違う授業形式のために緊張した者もいたが、ほとんど全員が積極的に発表に取り組んだ。生徒の中には達成感や高揚感を得る者もいて、予想以上の成果を得ることができた。何より生徒が積極的に取り組み、自分が書いた作文を自由に発表できるように、講師全員が事前準備と雰囲気作りに心がけたことが、よい結果をもたらしたようである。 
 

4.その他

 本日の例会では取り上げなかったが、子ども国語教育学会の総会は 3/12(火)の:9:00~16:00の日時に予定されているので、実施要領についてはは3月上旬にメールで配信する予定である。
 

5.次回研究会について

次回研究会は、3月16日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定    以上

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No.22 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.2.09)
 

【日 時】2019年2月9日(土)11:00~13:25 14:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   【出席者】8名

【議題】① 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告、
        ②年度末授業の進行状況の確認

        ③ 作文発表会の実施要項の確認、
        ④ 市民活動支援センター報告、講師募集の件

        ⑤ ショート・ストーリーの書き方

        ⑥ その他

【資料】パワポ資料+配布資料にて検討

                         ――― 議事の内容 ――――
 

  1. 生徒の継続・新規入室状況及び会計報告
     

    • 生徒の継続・新規入室状況

      • 24名はほぼそのまま継続することになっている。新年後からは新たに13名の入室希望が確定しており、予想を超えて合計37名程になっている。もしこのまま募集を続けると、最終的には40名を超えることも予測され、これは現在の受け入れ体制からみてやむを得ず募集を中止せざるを得なくなった。

    • ホームページの一部修正

      • 4月からの生徒募集をここで締め切ることが決まったため、、ホームページの生徒募集のスレッジにはその旨の文言を載せて知らせることになった。​なお、生徒募集は一端終了とするものの、在籍者に欠員補充が生じた場合には、入室希望者に対して事務局より個別に連絡を入れることになった。

    • 指導体制の見直し

      • 今まで個別指導は原則として講師:生徒=1:1(or 2)としてきたが、生徒数増加に伴って最大3名まで、つまり講師:生徒=1:3まで担当することが許容された。ただ、生徒増があったとしても各講師は子ども作文教室の理念に沿って、従来の指導方針に変わりはなく継続して行くことが確認された。
         

2.年度末授業の進行状況及び今後の課題
 

      今年度の授業はあと3回で終えるが、作文発表会(2/23)を実施する以外には、 
    特に大きな行事は計画されていない。なお、コボ作文のA領域のワークシートにつ
    ては、T氏が4月まで遡って不作成分を補充し、全体を通して作成してくださる
    ことになった。
 

3.作文発表会の日程及び準備
 

   生徒の「作文発表会」を実施することになったが、N氏より2点ばかり追加の
    文章ととワークシートの原案が提示されたが、追加文章は次のような内容であ
    る。

     ●進行は、S氏にお願いする。趣旨説明、実施要領を口頭で説明していただ
       く。(午前の部、午後の部、それぞれ始めの約15分)

     ●注)午後の部は終了時の定時を超過する可能性があるので、初めにその旨を伝
       えておく。(15分~20分)
 

   なお、当日の司会進行はS氏に一任するものの、発表会は生徒が書いた作文を
    自由に発表できるように、講師全員で雰囲気作りを心がけることになった。(茶
    菓の準備はO氏にお願いする)
 

4.市民活動支援センター報告、講師募集の件

  ①調布市民活動支援センター長との再度の面会

      MK氏が講師募集のチラシを50部プリントアウトし、センター内に配置してい
    ただくようにお願いしてきた。なお、センター長よりチラシの一部を小島町のセ
    ンター(調布駅近辺)に置いてくださるというご提案をいただき、そのご厚意に 
    甘えることになった。後日、小島町のセンターへはご挨拶に伺う予定である。

    なお、センター長氏より講師募集に関して、facebook を活用してはどうかとい
    うアイデアをいただいたので、全員でその案を検討した結果、前向きに進めてい
    くとの了解を得ることができた。
 

5.ショート・ストーリーの書き方

   今回も検討する時間がなく、差し当たりの緊急性がないので、別の機会に行うこととした。
 

6.その他

   ・授業参観の講師希望者について

      今まで2名の方々の授業参観があったが、ご両人とも家庭の事情などにより、今
    回は残念ながら講師希望を辞退されることになった。

   ・ブログや「振り返り」の記録の担当について

  ブログや「振り返り」の記録担当は、五十音順に再スタートしているため、その
  担当順番の確認を行った。

 ・研究会の実施状況について

   研究会は毎月一回(火)から土曜日に移行して間がないが、やはり時間的に余
  裕がないため、幾つかの改善案が出された。

 ・時間の余裕がないので、以前のように別の日に設定する。(二か月に一回でも
  可) 

 ・土曜夕方の食事会は研究会の時間に当てる。(食事会は、必要に応じて、その後
  任意参加で行う)この研究会の場所として市民活動支援センターが利用可なの
  で、その有効な活用法を考えてみる。
 

 ・会計報告あり

  

8.次回研究会について
 

 次回研究会は、2月23日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定

以上 

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No.21 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ 

(2019.1.19)
 

【日 時】2019年1月19日(土)11:00~13:25 14:45~16:50
【場所】電通大100周年記念ホール1F   【出席者】9名

【議題】① 生徒の出欠、継続生徒及び新規生徒の状況、
    ②年度末授業の進行状況及び今後の課題、
    ③ 作文発表会の日程及び準備、
    ④ショート・ストーリーの書き方、 
    ⑤ その他

【資料】パワポ資料+配布資料にて検討
 

          ――― 議事の内容 ――――
 

  1. 生徒の出欠、継続生徒及び新規生徒の状況
     

    • 体験授業等

      • 11名の参加であった。なお、午前中に参加したYKくん(小5)の最初の授業はMK氏が担当したが、積極的に作文に取り組む姿勢に好感が持てた。また、同時間帯に体験授業を受けたMSさん(小5)は、O氏が担当した。おとなしい生徒で、最初は不安そうだったが、終わり頃には落ち着いて周囲を見回す余裕も出ていた。作文は楽しくできたようである。お母さんは入室の希望が強いので、恐らく本人も入室するであろう。(翌日母親から御礼のメールが入り、2月から正式に受講する旨の連絡が入った)
         

    • 来年度見込み生徒数

      • 24名ほどだが、それに数名が加わり、最終的に27名~30名になりそうである。

 

2.年度末授業の進行状況及び今後の課題
 

   子ども国語教育学会の総会は未定であったが、今年度内に学会活動の一
  環として、実施することになった。学会活動は、月例会の内容報告という形
  で、HPに「学会だより」として既に記載されている。総会は3月12日(火)の
  9:00~昼食~15:00の予定で、実施される運びとなった。主な内容は、「年
  間の総まとめ」や「次年度の計画」、その他を検討する予定である。

 

3.作文発表会の日程及び準備
 

   生徒の「作文発表会」を実施することになったが、その内容について検討
  した結果、次のような要領となった。
 

    ・目 的:生徒が順に作文の発表をして作文力と発表力の向上を図る。
     また、他の生徒の表現方法や話し方を知って、自分の作文やコミュニ
     ケーションに活かしていく。

        ・実施日:2月23日(土) 午前の部、午後の部

    ・内 容:課題2つのコボマンガから1題選び、200字に書いて全員の前
         で発表する。作文は選んだテーマによって、AとBのグループ
         分かれて発表する。発表の持ち時間は一人3分程度とする、
         最後に各自が「新しく学んだこと」シートを書き込んで、自
         他の作文の内容を確認する。
 

   なお、この発表会は、あくまで授業の一環として実施するもので、評定を
  つける性質のものではない。従って、発表できない生徒に対しては、無理に
  しなくてもいいという配慮が必要である。発表会の実施のために、N氏より
  改めて簡単な要領書(A4)を作っていただくことにした。

 

4.ショート・ストーリーの書き方
 

   今回は検討する時間がなかったことと、差し当たりの緊急性がないという
  理由から、別の機会に持ち越しとする。

 

5.その他
 

   ①振り返りの記録についいて

    今後、振り返りの記録については、従前の当番制に戻るようお願いする
    ことになった。

   ②ホームページについて

    最近、緊急の手直しや原稿のUPが続いているので、その際にはT氏にま
    ず応対していただき、事後報告しくださるようにお願いすることになっ
​    た。
               

6.次回研究会について


  次回研究会は、2月9日(土)の①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定。

​                                以上 

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0No.20 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ(2019.1.12) 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2019.1.

【日 時】2019年1月12日(土)11:30~昼休み~13:30 及び15:45~16:50
【場 所】電通大 100周年記念ホール1F

【出席者】講師9名

【研究会運営について】 今後、当面の間、作文教室のある日に研究会も行うこととする。午前と午後の

授業の合間や午後の授業終了後の時間を利用する。授業の振返りも併せて行う。


―議事―

  1. 新規生徒の状況について

  2. 11名+新規生徒3名で、計14名となっているが、無回答の9名の内、2/3名+α増えれば、次年度の生徒数は24名ほどで、今年度並にはなると予想される。
     

2.調布市の市民活動支援センター及び講師募集のチラシの件

  ① 市民活動支援センター

会長及び他1名が昨年12/18(火)に調布市の市民活動支援センター(国領駅前、徒歩2分)を訪れた際に、センター長から直接いろいろなお話を伺うことができた。この施設はボランティア活動に理解があり、今後必要に応じて活用できそうなので、同センターの「えんがわファンド」のサポーター会員になったほうが良いと考える。会計担当幹事に相談の上、年会費年会費3,000円支払って入会したい旨を報告し、全員の了解をえることとができた。なお、同センターの施設・利用方法については、配布資料にあり。

  ② 講師募集のチラシ

講師募集のチラシについては、同センターに置かせてもらうために、センター長からアドバイスを受けて修正後、最終案を作成した。今後は、各自がこれを必要に応じてプリントアウトし、配布用として使用することが可能となった。
 

3.ステップに応じた教材(改定案)の提示

HK氏より「作文指導の第二段階につい」(パワポ資料7枚)に基づいて丁寧な説明があった。その他事前にかなり膨大な資料が配信されていたが、ポイントを絞って議論した結果、学習のStep1~3、Step4~5の基本理念、教材の内容やねらいに関してほぼ共通の理解が得られた。なお、Step3からStep4~5への移行の理念に関しては、まだ不十分な面があるので、今後の検討課題として残す。   教材そのものについては、あまり話し合う時間はなかったが、以下の2点が了解された。

  • 朝日小学生新聞

朝日小学生新聞の「作文道場」というコラムの作文指導が、今後考え方が役にたちそうなので、各自読んで考えてもうことになった。(次回の研究会で、読み終わった記事はお互いに交換して、他の内容にも目を通しておくこととする)

  •  各種文章の作成を助けるワークシートについて

HK氏の作成された「意見文作成ワークシート」は、非常に使いやすく考えられており、授業で共有することが確認された。この他、4コマ・マンガの一文要約のためのワークシート及び物語文の要約ワークシートも提案された。いずれも、文章作成に役に立つものと思われる。

 

4.今後の講師確保のあり方

  • 2点で了解を得た。

  • 教師経験者はその経歴を考慮した上で、柔軟に対応する。

  • 学生講師は学業に影響を与えない程度に、作文指導に専念してもらうようにする。

 

5.本日授業の振り返り

  • 6+11=17名ほどの参加を得ることができた。午前に体験の生徒が1名おり、本人は入室を希望している。授業は、コボ教材(p98, p100, p101)が準備され、いつものように、基本はまんが2本を選んで書かせるようにするが、本数については生徒の力量に委ねて指導を行なった。コボ作文以外では、生徒に正月に関連した話題(お年玉、お屠蘇、七草、冬将軍など)を書かせたり、S氏作成の「最新コボ」を使用したりする指導がなされた。また、かなりの生徒は200字作文→50字作文、つまり「一文コボ」にチャレンジしており、それなりに書ける内容になっているという現状である。「一文コボ」は思ったよりスムーズに移行していけそうなので、書けそうな生徒には順次指導に入って構わないようである。

 

6.次回研究会について

次回研究会は、1月19日(土)の ①12:00~13:25、②15:45~16:50の予定。

No.19 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ 

(2018.12.11)
 

【日 時】2018年12月11日(火)9:30~昼休み~15:00 
【場 所】電通大 100周年記念ホール1F

【出席者】講師10名

                           ―議事―

  1. 体験授業の振り返り、及び今後の課題
     

     体験授業振り返りは、ほぼ話し合いが済んでおり報告書が作成されて、共通ファイルに登録されている。課題として、来年度から東1号棟の705室は使えなくなる事情があるので、記念ホールの使用を中心に展開することになった。それに伴いコピー機が必要となったため、本日近所の電気店で手頃な機種を購入した。

     

  2. 生徒の出欠状況

     12月の生徒の出席は、学校行事やスポーツクラブの試合等が重なり、休みがちの生徒が多いという状況である。ちなみに、今週15日に予定されているミュージアム見学会にも当初より参加者が少なくなっているが、見学会そのものは実施する。

     

  3. 作文の学習ステップに応じた教材(改定案)の提示
     

     MK氏が、前回の研究会で補足説明として使用したパワポ資料の「ス
   テップに応じた教材&参考図書(案)」の改訂版を再提案した。その結果
   として、各Stepの教材の内容やねらいは理解できるとしても、上級の
   Step4~5の基本理念が不十分だという意見が多く出たため、教材に関し
   て改めて教材担当グループで基本的な構想を検討することになった。そ
   して、実行計画案にまとめて、次回の研究会に原案を提示することに
   なった。この検討会は、12月18日に行う。なお、その際、Step4以降の理
   念に関しては、HK氏が既に以下のように提案されているので、それを踏
   まえて教材担当者が新たに原案を再検討することになった。

 【試案】

  「Step4の基本概念は、文章による客観的事実や自己の考えを第三者に的
   確に伝える力を養成することにあり、その実現に向けて意見文や創作文
  (文芸的な物語り文を含む)を導入する。そして、具体的には文章の構造
   と型を学び、文章全体のアウトライン(輪郭や目次的なもの)を作った
   り、パラグラフ・ライティングの書式やまとめ方を学ぶようにする」
 

4.今後の講師確保のあり方
 

     MK氏より、今後の講師確保について早急に検討するための方針が示さ
   れたが、概要は以下のとおりである。

  ①今後、講師の高齢化が進むのに伴い、活性化のため広く人材を求める。

  ②生徒数の増加を予測して早めに希望者を募り、研修を円滑に行なうよう
    にする。

  ③ 講師は地域社会貢献という意味からも、調布市近辺のボランティアを
     募る。

  なお、会員が講師確保の方法について共通の理解を持つためと、また候補
  となるところに配れるように「有償ボランティア・作文講師募集」なるチ
  ラシを作成した。 
 

5.ミュージアム見学会12/15 (土) の最終確認
 

     N氏より、ミュージアム見学は、数名の生徒の移動があるものの、はほ
   ぼ予定どおり実施の運びであるという報告がなされた。講師陣は、見学
   に際して児童の安全に十分配慮するとともに、保護者(数人参加される
   予定)への気配りも行うようにする。  

 

6.今後の生徒募集のこと
 

  以下の段取りで、I氏より保護者にメールで正式申込みの依頼をする。

(1)保護者報告会アンケート結果分:12月25日に、現生徒らの継続か退会
      かの再確認メール発信

     *一次締め切り日を1月10日にし、1/12の研究会で人数が報告で
            きるようにする。    (継続予想数16~18名)

(2)調布祭体験教室での希望者  :12月25日に入会申し込み書添付の
      メールを送付する。

     *締切日を同じく1/10にする。1/12の研究会で合計人数を把握
            し、対応を検討する。    (入会予想数 8~10名)

(3)新規一般募集

   上記(1)(2)の結果を見て判断し、必要ならば1月中旬にHP上で一般
      募集を開始する。

     *締切日は 2月末  (HP経由の入会者は余り期待できない)

 

7.次回研究会について
 

     次回研究会は、1月12日(土)の ①11:45~13:30、②15:45~16:45の
   予定         

                                                              以上

No.18 子ども作文研究会:作文教室の体験授業

(2018.11.25)報告

2018年体験教室.png

 

●子ども作文教室の体験授業は、今年度も電気通信大学の調布祭時に合わせ、去る11月25日(日)に実施されました。小春日和の好天に恵まれ、作文に関心のある親子が会場に訪れ、子どもたちがコボちゃん作文を楽しそうに書いてくれました。

 

●参加した子どもは15人ほどでしたが、どの子も楽しそうに作文に取り組んでくれました。四コマ・マンガを使っての作文は初めての経験らしく、はじめは戸惑っていましたが、すぐ慣れてどんどん書けるようになって、200字作文を書く楽しさを味わったようです。

無題1.png
無題2.png
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テキスト

No.17 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2018.11.13)


1.11/10 (土)の授業の振り返り、及び今後の課題
 

     先週、生徒は午前7名、午後11名の計18名参加したので、天気がよかったの
   にもかかわらず出席率はかなりよかった。授業振り返りはほぼ話し合いが済
   んでおり、特に追加する内容はない。今後の授業については、生徒の進度差
   に応じて従来どおりの個別指導をしていくことを確認した。

 

2.来年の継続生徒数(見込み)について
 

    現時点で来年度も継続する生徒は18名、不参加は3名、不明は3名となって
  いる。現状からみて、11月25日の体験授業の結果では、10~15名の新規生徒
  の受け入れが可能である。

 

3.来年度の教材(案)の提示について
 

    HK氏及びMK氏より、事前に配信されたパワポ資料を参照しながら、「作文
  教室発展の第二段階に向けた指導方針について(提案)」を主な資料とし
  て、「指導方針の主眼」、「第二段階の基本的アプローチ」、「Step4の使  
  用教材」、「ステップに応じた教材&参考図書」、「文章を作ること 俯瞰
  図&学習指導要領の要点」、「作文ってなんだろう」、「文部科学省HP10作
  文の項」などについて、具体的な例を交えて説明された。長時間にわたり意
  義のある議論がなされた。

   その結果、全体的に方向性の合意ができたが、活発な意見交換の中で、い
   くつか再考すべき点が生じた。以下に指摘する方向で今後の作業を進めるこ
   ととする。
 

   (1)カリキュラムのStep4とStep5の定義がまだ曖昧なので、今後更に詰める。

   (2)メイン教材とサブ教材の主旨はよいが、位置付をより明確にした方向で、
      教材を具体的に再検討する。

   (3)教材のテキストは市販図書に必ずしも依存しないで、自主教材、例えばプ
      リント教材などを新たに開発する。

   (4)生徒には質の高い本を読むことを推奨して、夢や希望があたえられるよう
      にしたい。また、例えば、杉氏の『小さな町の風景』や外山氏の『思考の
      整理学』は心に残る名文が多いので、これから取捨選択してプリント教材
       の素材にすることを検討する。

 

4. 体験授業の準備状況について
 

      調布祭での体験授業は、ほぼ昨年と同じ手順で実施するので、あまり問題
     は生じていない。ただし、手渡しのチラシの文言やレイアウトの確認      
   チェックをしたところ、多少手直しが生じたので、修正作業を行う。なお
     当日は7号館に10時までに集合することになった。大半の講師陣が参加し
     て、当日の運営を行う予定で、役割分担を決めた。

 

5.ミュージアム見学会12/15(土)について
 

       N氏より、ミュージアムの見学要領の資料に基づいて、詳しく説明がされ
     た。これについては既に概略が何度か説明されていたので、実施要項はす
     べて了解された。なお、保護者向けのお知らせレター案も検討され、若干
     の修正を加えて送付する運びとなった。更に、保険に加入することが決定
     され、O氏にその手続きを一任することとする。
 

6. 月例会の実施日の変更について
 

       現在、月例会は毎月火曜日の午前、9:30~13:00頃の時間帯に実施してい
      るが、早朝のラッシュ時の事情や、自宅が遠方地の方の負担等が懸案と
      なっている。そこで、MK氏より実施日を作文教室の授業日へ変更する案が
      提案されたところ、全員の賛成が得られた。なお、時間の関係から、研究
      会は授業日の合間の時間、①12:00~14:00と②15:45~16:50の時間帯で、
      いずれも15分程度の「振り返り」時間を含める。これは来年の1月の月例
      会より変更の予定で、今後は時間を有効に使うため事前の資料をよく把握
      した上で、打合せ等を効率的に行う必要がある。
 

7. 次回研究会について

       次回研究会は、12月11日(火)の9:30~13:00ごろ   

            於100周年記念ホール               以上

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No.16 子ども作文研究会:議事概要のお知らせ (2018.10.09)
 

  1. 「第1回子ども作文教室報告会・保護者会」(2018.10.06)について
     

      報告会への保護者の参加は8名であったが、熱心に意見交換がなされたこともあり、おおむね高感度の感触を得ることができたようである。保護者から出されたいくつかの要望は、対応できるもの、またすぐには対応できないものもあるが、実現可能なところから対策を考えることになった。

   Dさんによる上記報告会の議事録は、内容が分かりやすくまとめられており、ほぼ
   振り返えりの検討項目が充足されているという全員の共通理解が得られたので、こ
   れを基に話合いを行った。そこで、その中から下記の項目に重点を絞り、対応を
   検討することになった。

 

     【項目】              【対応の方向】

1) 作文の「達成感」について   ➜「新しく学んだことシート」を有効活用する。

2) 隔週2回の授業の妥当性について ➜ 今年度は変更せず、現状通りとする。

3) 授業内容の確認について     ➜『コボちゃん』をテキストの柱とする。

4) 次年度の授業計画について   ➜ 次回の研究会以降、時間をかけて検討する。

 

1) については、作文を評価することの関わりから、達成感をどう確認していくかとい
   う点で、様々な意見が出た。結局、点数では評価できない難しさがあるため、子ど
   も自身が納得できるように、その都度講師が本人に達成出来たことを提示していく
   のが最も効果的であろうということになった。

   その一つの方法として、現在使用している「新しく学んだことシート」の使用
   方法を見直すことにする。つまり、作文の時間内にきちんと時間を15分程度確保
   し、その日の授業で習ったことから「気づいたことや次回の目標など」をゆっく
   り書き込むようにしながら、それで本人が達成度を意識するように配慮するとい
   うことである。なお、「新しく学んだことシート」は、必要に応じてコピー等を
   取っておくが、シートは原則としてその場で生徒に手渡すこととする。
 

2) については、保護者から授業時間を増やしてほしいとう要望があったので、土曜日
  の授業を更に一コマ増やすか、ウイークデーの水曜辺りに一日増やすのはどうかと
  いう考えもあったが、子どもたちが塾や習い事で忙しいことや、講師の負担が大き
  いという理由から、今年度は現状通り隔週2回の授業を続けることになった。

 ただ、次週の授業を休むことが分かっている生徒には、本人が希望すれば課題とし
  てワークシートを渡し、作文の添削をすることになった。
 

3) については、保護者から次年度は『コボちゃん』からどのように指導が展開される
  のかの質問があったため、教材との関わりで様々な意見が交わされた。結論とし
  て、本年度は『コボちゃん』を基本テキストとして、あらゆる角度からレベルの向
  上をはかるという共通理解が得られた。『コボちゃん』を徹底的に研究し尽くし
  て、より個人の能力に応じた作文指導をすることは、これまでに何度も話合いをし
  てきており、改めて基本に戻るという方針を確認することとなった。
 

4) の次年度の計画については、時間が十分取れなかったので、次回以降に検討するこ
  ととする。

 

2.「調布祭時の体験授業の開催」について

  調布祭時の体験授業は、今年度は実施しないということになっていたが、報告会
    のアンケート結果を踏まえて、次年度も継続する生徒の数が予想より少ない場合
    は、実施する可能性があることの了承を得た。

 

3.「ミュージアム見学+作文」について

  N氏より「ミュージアム見学+作文」についての提案があり、さまざまな意見が交
    わされたが、12月の最後の授業で実施するということが決まった。はじめての試
    みなので、N氏に原案を考えていただくが、全員でアイデアを持ち寄るようにし、
    実りをある企画にすることで共通の理解が得られた。

 

4.その他

  ① 「会計報告」について

 ②  新たな講師希望者について

      御一方から講師陣への参加の正式申込をいただいたが、その後体調不良のため
      当研究会への参加は保留にしてほしいとうご希望があったので、回復されるま
      で保留扱いにする。

 

5. 次回研究会: 次回は11月13日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール    
      以上

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 No.15 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.09.18)
 

 1. 「子ども作文教室の手手引書」について
 

    HK氏より、ほぼ完成版の「手引書」について、前回に引き続き修正部分の説 
    明がなされた。既にメールのやり取りを通じて修正箇所が明確になっていたの
    で、今回は、特に問題となった点だけに絞って最終的な確認や意見交換が行われ
    た。

   【主な確認事項は以下の通り】

   1)「手引書}の電子ファイルは、今後、本論編と資料編の二つに分けて管理する。

   2) 文字のサイズを揃え、フォーマットもほぼ統一したので、読みやすくなってい
      る。

   3)「テンプレート」と「ワークシート」という語句は紛らわしいので、今後は
     「ワークシート」に統一することになった。

   4)本編のp12の⑧の例文と、p17の一文作文例を再考することとする。

   5)「手引書」は各自プリントアウトして、座右の書として参考にする。

  なお、本日の話し合いで出た訂正箇所は、HK]氏が修正をして約1週間以内に再送
  付するので、それを以て2018年版の手引書の最終版とすることになった。
 

2.「先週の授業の反省と次回の課題」について
 

  先週の授業の反省内容はMO氏より報告されているが、「夏休みを色にたとえると
    何色になるか?」の自由作文について、本日もさらに議論が白熱した。学年や個
    人差が大きくて、やはり一律には扱えないテーマであるが、具体的な出来事を抽
    象化するには良いテーマなので、今後も機会があれば実施することが確認され
    た。なお、次回の授業は先週の経験を活かし、コボ作文は「p59, p60, p61」から
    2題選ばせ、残りの時間は 「4月からこの教室に入って感じたことを、自由に
    書いてください」というテーマで書いてもらうことに決まった。
 

3.「生徒の出欠状況・会計報告」について
 

    次回の授業は9月22日(土)であるが、現在のところ、運動会などで欠席する生徒
    が数名いることが報告された。また、学生の方が新たに講師陣に加わることに
    なったので、「子ども国語教育学会」の年会費を通常会員の半額とすることに決
    定した。
 

4.「第1回子ども作文教室報告会」(10月6日開催予定)の準備確認について


    報告会の資料等は既に準備されているが、当日の会場準備等については未検討
    だったので、確認のための意見交換が行われた。特に「グループ別の話し合い」
    の進行について、共通理解が得られれていなかったので、どうすべきかを話し
    合った結果、大凡のアウトラインが見えてきた。ちなみに、進行内容に関して
    は、司会役のS氏に簡単な流れを考えていただくことになった。

    なお、当日、参加予定の保護者の数が確定次第、I氏に各グループの担当講師や、
    机の配置等を考えていただくことになった。また、来年度の受講の希望調査する
    ための簡単なアンケートも実施することとする。
 

6.その他
 

 ①ブログについて

    ブログに関しては、新たに加わった学生講師の方にも執筆をお願いすることに
    なった。また、顧問の先生にも参加を打診する。

  ②HK氏から、さいたま漫画館で開催される「上田まさし氏原画展」と氏のトーク
    ショーの紹介有り。

 ③光村図書の「こくご教科書」の購入について

    参考資料として、光村図書の「こくご1~6年」、及び指導要録のガイドブック
    を購入することにする。(HK氏担当))

  ④N氏より「今後の検討事項等」のプリントが提示され、「1.「手引書」に基づい
  た指導計画、2.ステップ3の具体的なやり方、3.その他」について準備や検
  討していく必要があるという提案有り。

 ⑤MK氏より講師研修の申込書に「最終学歴」欄を追加するよう提案があり、全員が
  承認した。

 

   次回研究会: 次回は10月9日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール  

以上

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No.14 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.08.28)
 

1. 「子ども作文教室の手引書」について       
 

     はじめに、HK氏より作成中の「手引書」について、大まかな主旨説明がなされた。今回、問題となったのは、授業進行の指標であるステップ1~3の中で、特にステップ3の基本概念の詰めと、ステップ4に対してどういう共通認識を持つかという点にあった。議論の中で、『コボちゃん』を指導の柱(カリキュラムの中心に据える)にすることは変わらず、ステップ3まで終えるのが当教室の今年の目標だということを再確認をした。 加えて、来年以降を見据えてステップ4の在り方を考えた場合、学習素材をどうするか等という点もいろいろと議論された。この議論はまだ始まったばかりだが、来年度も作文教室に来る生徒に対して、早急に内容を固める必要のあることが認識された。
 

   なお、『コボちゃん』の第1巻はすぐれた内容であるにしても、最近の『コボちゃん』は、社会状況、人間関係、事件などもかなり取り入れており、旧情報と新情報をバランスよく取り扱っていく必要があるという議論がなされた。また、広い意味ではコボちゃん作文も要約文と考えられるので、9月からは200字作文だけでなく、一文コボ作文を50字程度で書くことも、試してもいいのではないかというが議論あり、その方向で進めることになった。

 

O氏より、資料編に載せる「は」と「が」の用法について著名な学者の学説を紹介しながらその使

用法が丁寧に説明されたので、皆その意味と使い方がよく理解できたようである。更に、MK氏より

三上章著の『象は鼻が長い』も、「は」と「が」の違いを理解しやすいので、推薦図書として紹介され

た。
 

2.「9月からの授業準備について」
 

   次回の9月8日(土)の授業の教材は、7月28日(土)の授業が台風のため中止となったので、

その教材をそのまま転用することになった。3本のマンガについては生徒の能力に応じた本数を書か

せ、それに加えて、夏休みがらみの課題として自由作文を書かせることになった。生徒が書きやすく

なるマークシートの原案は、Y氏が作成する。
 

3.「体験授業の開催について」
 

   I氏より、今秋から荏田西コミュニティーハウスで「子ども作文の会」を開講するため、「体験教室」を実習する主旨の説明があり、全員が賛成して了承された。会員の中で講師としてボランティア協力できる方が募られた。
 

4.「第1回子ども作文教室報告会の資料2点」について
 

来る10月6日午後に、予定通り「子ども作文教室報告会」を開催する。報告会のチラシとパワポ資料2点がMK氏より提示され、若干の訂正はあったものの、最終的に内容が了承された。なお、当日、保護者と生徒に対して、来年度の受講の希望調査するための簡単なアンケートを実施することになった。この原案はI氏が作成する。
 

5.今後の研究会日について(窪田)

 

    次回の研究日は9月18日(火)となっているが、基本的には第2火曜日を研究日とすることが了承された。毎月の予定日は、以下の通りである。

              10/9   11/13   12/11   1/15   2/12   3/12
 

      次回研究会: 次回は9月18日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール

  

以上

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No.13 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.07.17)
 

  1. 「前回6/23(土)の授業の振り返り、及び課題」について
     

    前回に続いて、個別指導のあり方等について話し合いを行った。今回は、既に「振り返り」で話し合われていたので、若干の問題を除いて特に大きなものはなかった。ポイントは、以下の通りである

    1)テンプレートの使い方
      テンプレートの使用はかなり定着してきたので、このまま継続していく
      が、使いやすいように部分的に修正が加えられた。
    2)生徒の能力の個人差について

     生徒の能力の個人差は、当初より顕在化してきている。作文の好きな生徒 
     とそうでない生徒との差については、無理に一律に指導することはしない
     で、それぞれの生徒の能力に応じて指導していく方針が確認された。
 

2.生徒の出欠状況について
 

     生徒の出席状況はおおむね良好であり、欠席がちな生徒に対しては、適宜
   対応していくことで了解が得られた。
 

3.「第1回子ども作文教室報告会」について
 

     これに関しては、原案より大きく方向が代わり、懇親会も兼ねたグループ
   での話し合いを中心に実施することになった。この報告会の趣旨は、あくま
   で「子どもが作文好きになっているか」や、「子どもがどのように成長して
   いるか」などの点について、講師と保護者が自由に話し合うことである。参
   加費は一人300円で、飲食物は隣のコンビニで調達し、所要時間は全部で3時
   間程度が適当であろうという結果になり、13:00~16:00の予定で実施するこ
   とになった。
 

4. 「講師の研修と申込書」について
 

   講師の研修と申込書の原案は事前にメールで配信してあり、若干の文言の
    訂正以外は内容が承認された。なお、Dさんが新たに講師として加わる予定
    であるが、その研修の一環として、夏季休暇中に行うべき自習内容(「手引
    書」や読むべき参考図書など)を指示した。
 

5.「子ども作文教室の手引き」について
 

      Kさんより、はじめに「手引書」について、時間をかけて主旨説明がなさ
    れたことで、全員がよく理解することができた。かなり多量の資料を事前に
    配信して、考えや意見をまとめておいてほしい要望しておいたので、全員の
    意識が高く、話し合いは効率よくスムーズに行うことができた。今回特に問
  題となったのは、授業指導のステップ1~3,4に対して、どういう共通認
  識を持つかという点にあった。いろいろ議論を重ねた結果、あくまで4コマ
  ・マンガの『コボちゃん』を指導の柱(カリキュラムの中心に据える)にし
  、それを基本コース(ステップ1~3)と位置づける。更に、生徒の進展に
  応じて、補助の教材を使った応用コース(ステップ3以上)も試行してゆく
  、という考え方で合意が得られた。
 

6.  ステップ1,2,3,4のポイント(主題)について追加の議論
 

   Nさんより、前回の研究会での話し合った授業指導のステップ1~3の整
    理されたチャートと、ステップ4への新たな提案があり、おおよその共通理
    解が得られた。これは、前項の「手引書」で指導の柱をどうするかという議
    論と並行し話し合ったことにより、「ステップ3に関連した検討事項」とい
    う資料を基づいて、問題点がかなり整理されるという効果があった。その結
    果、「ステップ3で『コボちゃん』を終了したと判断する」という考えに一
    致を見たわけで、今後の方向性を決める点で、とても有意義な話し合いに
    なったと思われる。
 

7.その他

   ブログに関して、現在週3回では多いので、今後は火・金の週2回発信す
    ることになった。従来どおり、全員で交互に書き込みを担当する。

 

8. 次回研究会: 次回は8月28日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール  

   (*8月は夏休みで授業はないが、急遽、研究会を実施することになった。)

 

以上

No.14 子ども作文研究会: 議事概要のお知らせ (2018.08.28)

 

No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)です。No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。

No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.6.19)

 No.12 こども作文研究会:議事概要のお知らせ   (2018.6.19

 

  1. 「6月9日の授業の振り返り、及び今後の課題」について(全員)

    先週の「振り返り」である程度話し合いは済ませてあるが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

    ①テンプレートの使い方
      生徒により作文を書く能力に個人差がある。その能力に応じてテンプレートを使うが、それは主にメモがきちんと取れることを目的とし、作文を書くときの補助となるよう指導する(文章ではなく、キーワードとして書く)。なお、テンプレートは全講師がそれぞれ工夫して使うようにし、その効果は他の講師とも情報が共有できるよう配慮することになった。

    ②生徒の担当講師について
      生徒の担当講師は一応決められているが、生徒の午前午後間の変更、欠席等あるため、決して固定的なものではなく、手の空いている講師が代講できるように、互いに連絡を取り合うようにする。

    ③体験授業と新規入会生徒の受け入れについて
      体験授業の希望者がいれば基本的には受講させる。もし入会希望が出れば余裕のある限り受け入れたいが、現状では講師の数に制約があるので出来ない場合もある。入会の可否はその時々の会長判断とし、必要に応じて研究会で諮るようにする。
     

  2. 「第1回記念シンポジュウム」について
      原案に基づいて長時間にわたりいろいろな意見が出された。最も大きな変更として、会の性格を変えて、名称をシンポジュウムでなく「第1回子ども作文教室報告会」とすることにした。当初の計画から内容が変わるため実施内容をもっと詰める必要生じたが、討議時間が十分になく、次回の6/23(土)の振り返りで会長が修正プログラムを提出することとした。
     

  3. 「新たな講師の養成」について

     新規講師を募る場合、以下の講師養成法に基づいて行うこととする。

    ・研修期間は3~4月間とし、60個程のコボちゃん作文を実際に書いてもらう。        ・理事会員の作文を参考にしながら、自己評価してもらうことにする。
    ・指導担当者が本人と数回会って直接作文の練習をしてもらうが、メール上で相
       談を受けるのも可能にし、希望者の負担にならないように柔軟に対応する。

  ・指導担当者3名を決定した。
 

  なお、新規講師を募るために大学のホームカミングデイに、応募チラシを配るこ
  とにする。

 

4.指導方法の提案について討議

 ①「当面/今後の進め方についての確認事項」(N氏) 

   指導レベルのStep1 ~Step4の対象となる生徒(小3~小6)の確認と、カリ
  キュラムの基本理念に従って、学年ごとのゴールを定めるという必要性が指摘さ
  れた。特に、コボちゃん作文の内容や表現上のレベルをどのように上げてゆくか
  という点が大きな課題として示された。
 

 ②『「一人称で心情表現」及び「五つの言葉で作文」』についての提案(O氏)

   コボちゃん作文を、「主人公の心情を一人称で書いてみましょう」という命題
  で、コボちゃん以外の他の人物の立場や視点から作文を書く方法が提示された。
  これは、Step2段階の内容になり、今後の指導法の有効なものとなるであろう。
  また、生徒がStep1で既に書いた作文をもう一度見直し、5つの言葉(名詞、動
  詞、接続詞+α等)を選び、それを使って新しい話を書き上げる具体的な作文例
  が紹介された。これは内容的にはStep3の段階になると考えられ、今後の作文指
  導上のカリキュラムになる可能性があるものと思われる。
 

 ③ 指導レベルの各Stepの具体化案について(K氏)
   各Stepに挙げられている目標をどのように実現してゆくか、その具体的教授法
  を作り上げゆくことが重要であるが、各Step毎のその具体案の例が提示された。
  今後、更に検討してゆく。
 

 ④「接続詞」について(K氏)

   コボちゃん作文では、「接続詞」の使い方を教えるが、これに関して講師の共
  通理解を得る必要性が指摘された。小学校4年の段階で、接続詞が「つなぎ言
  葉」とし教科書に開催されているので、それを基に「つなぎ言葉」の一覧表を作
  成、全員がこれを授業の際に使うということになった。なお、「接続詞」に関し
  ては、石黒圭著の『接続詞の使い方について』(光文社新書)が紹介されたの
  で、ぜひ目を通しておくと勉強になると紹介された。
 

5. 次回研究会: 次回は7月17日(火)の9:30~13:00       以上

No.11 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.5.15)

  1. 「前回の授業の反省と次回の準備」について

     反省会は授業当日の4月21日(土)に一応済ませてあるが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

    1)早く書き終わった生徒に対する対応

     生徒により作文の内容や書くスピードに個人差がある。早く書き終えたり、逆にゆっくり書きたい生徒には、別の視点から内容を深めるよう配慮する。作文は基本的に3本の課題をこなすようにする。その際、登場人物の立場の相違、心理・感情面の要素等も考えて書くことを念頭に入れ、興味を持って取り組めるように導いていくこととする。

    2)授業記録/進度表の評価欄の取扱いについて
     

    この評価について共通理解が得られていないので、いろいろと議論と
   なったが、結論としては、「絶対評価」として気づいた点は覚書メモ程
   度でも構わないので、とにかく記録しておくということで了解が得られ
   た。
 

   3) Step1~Step4の基本理念の確認と指導
 

    前回同様にN氏案に基づいて基本理念の「観る」「考える」「伝える」
   の内容の確認を行った。各Stepの基本理念を簡単にまとめると、Step1
   では客観的描写の文章、Step2では心情面描写の文章や別視点・要素か
   らの文章、Step3では意見文や比較文、Step4では自由作文等が書けるこ
   とを目標とし、講師がそれぞれの段階できちんと指導することを確認し
   た。
 

  4)作文教室の着地点(ゴール)
 

    当教室は学校でも勉強塾でもないので、着地点として「生徒が、Step1
   の客観的事実の描写を正しい文章で確実に行えるようになる」という基
   本の重視を再確認した。対象生徒は小学3年生~6年生が中心になるの
   で、中学生や高校生は別途考慮して追加の対応し、上記の原則は変えな
   いようにしたほうがよいという意見で集約した。なお、K氏から当作文
   教室の指導によって、生徒がきちんと「小論文」が書けるようになると
   いうカリキュラムでありたいという考えが提案なされた。そのため、
   Step3~4の段階を活用して、例えば日記を書くことや新聞作りをするこ
   となどが、その指導方法として大いに役立つという共通理解が得られ
   た。

 

2.「生徒の出欠・移動関係の確認」について
 

   授業を欠席する生徒の振替は、可能な限り講師の間で話し合って、担当
   を決めることになった。欠席した生徒への対応は、原則としてその日の授
   業内容についての指導を中心する。ただ、生徒から前回の課題プリントの 
   要望があれば手渡しても構わないが、その課題の添削等は行なわない。
 

3.「HPの修正状況」について
 

   当初のHP作成から時間も経過したので、実情に合わせて全般的に見直
   して修正作業を行ったので、その経緯が報告された。今後も、子ども作
   文教室や子ども国語教育学会の活動成果を反映して、内容の改良を行っ
   てゆきたい。
 

4.  「今年度の行事予定」についいて
 

   去る3月末の総会で2018年度の行事予定は決まっていたが、会長の提
   案により新たに修正が加えられ、いろいろ議論した結果、次のように
   なった。


   ① 7月のUECホームカミングデイはI氏(+会長)が目黒会の総会で活
     動報告を行なうことが確認された。なお、今年度は11月の体験授業を
     実施しないこととする。

   ②10月の「第1回子ども国語教育学会大会」は「第1回子ども国語教育
     学会シンポジウム」と改称し、研究発表はパネルディスカッションの
     形式で、会員のケーススタディとすることになった。記念講演の講師
     については、今後検討し、依頼してゆくこととする。シンポジュウム
     は10月6日(土)の午後と決定した。

 

5.  「新たな講師の養成」について
 

    本日は元TTAのN氏の特別参加を得たが、今後この方のように講師
      を希望された場合、の講師養成法について話し合われた。以下のよ
      うな意見が出てた。

       1) 研修は必要なので、6ヶ月は作文を実際に書いてもらう。

       2)  会員の作文を参考に、自己添削をしてもらう。

       3) メール上でチェックすることにし、現会員による添削を行う。

   ただ、研修法については基準を設ける必要があるので、次回まで原
      案を作成する。


6. 次回研究会:6月19日(火)の9:30~13:00、於100周年記念ホール 

   

                              以上

No.10 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.4.17)

 

  1. 「4月7日の開講式&授業の反省」について(全員による)
     

     反省会は4月7日(土)に一応済ませているが、さらに授業の全体について話し合いを継続した。その内容は多方面にわたったが、主な内容は下のようにまとめられる。

     1)早く書き終わった生徒に対する対応
      生徒により作文の内容や書くスピードが違う点を考えて、
      単に書き上げる速さを競わないように配慮する。作文は原
      則毎回3本こなすが、語彙、漢字、豊かな表現力を習得する
      よう指導する。
     2)Step1~tep3の基本理念の確認

    N氏案に基づき、生徒の能力に応じて、基本理念の「観る」  
   「考える」「伝える」の能力を養成するため、柔軟に指導し
    いくことを確認した。
 

2.「授業日程及び担当生徒の確認」についいて
 

   午前クラスと午後クラスと間で移動が生じており、現在ちょ
  うど半々の人数になっている。その日によって欠席や振替の希
  望が出ているので、講師間で相互に担当を引き受けて、その都
  度対応するしかない。講師一人で最大3人の生徒を担当すること
  が限度なので、その範囲で生徒を受け入れることを確認した。
  既に定員に達しつつあるので、今後の希望者に関してはウエイ
  ティング・リストに記入して、待機してもらう方法を取ること
  にした。
 

3.「生徒の出欠・移動関係の確認」について
 

   授業を欠席する生徒の振替は、可能な限り講師の間で話し
  合って、担当を決めることになった。欠席した生徒への対応
  は、原則としてその日の授業内容についての指導を中心する。
  ただ、生徒から前回の課題プリントの要望があれば手渡しても
  構わないが、その課題の添削等は行なわないこととする。
 

4.「会計状況の説明」について
 

   会計はその都度オープンにする。至急、「子ども国語教育学
  会」の印鑑を作る必要で、注文はOさんにお任せすることになっ
  た。なお、金銭の出入を一覧にするため、Oさんがフォーマット
  を作成される予定である。
 

5.「主な四コマ・マンガの内容や特徴等」について
 

   O氏より、パワポ資料を用いて、その歴史や社社会的背景を踏
  まえて、四コマ・マンガンの内容と傾向が説明された。さらに
  現在の主要大手新聞の四コマ・マンガの実例を上げ、具体的に
  説明されたので、非常に有益で分かりやすかった。今後、その

  活用の有無、方法などを検討してゆく。
 

6. 1.項②の「Step 2,3のプロセスワークシート」
 

   N氏より、資料に基づきStep1~Step3の「観る」「考える」 
  「伝える」の基本理念の考えと確認を行いながら、作文例を参
  考にして説明されたので、改めて全員が共通認識を持つことが
  できた。特に、一つのまんがを例に取り上げて、多面的にその
  内容の深さを詳細説明して、それを段階的な指導方法へ展開で
  きることを示されたのが非常に参考になった。

 

7. 次回研究会: 次回は5月15日(火)の9:30~13:00、
         於100周年記念ホール             

 

                             以上

          子ども作文教室の開講

 

 春まさにたけなわのこの時期多くの学校が開校をを迎えていますが、私達の「子ども作文教室も待ちに待った開講を迎えることができました(4月7日)。教室は、電気通信大学が新設した“UEC 100周年記念キャンパス”の中にあり、気持ちのよい環境に置かれております。

  当日は、ご父兄の方々も交えて今後の子ども作文教室の活動内容や施設利用の留意事項の説明及び講師の紹介などがが行われて、その後第1回目の授業となりました。授業は午前の部(参加6名)と午後の部に別れて行われました(参加13名)。授業は、間に10分程の休みを入れて、前半と後半約40分位づつ行います。講師陣は現在のところ9名で、1人の講師が1~3人みる対応をしております、ほとんどのお子様が熱心に取り組んでくれました。なかには、“さくぶんがこんなにおもしろいんだとじっかんした。”と感想を書いてくれた小学2年生も居て、講師陣を感激させてくれた次第です。

  付き添いのご父兄は、後の席で見てくださったり、或いはいったん外にお出かけになってからお迎えにきてくださっりしていらっしゃいました。次回は、4月21日(土)開催予定です。

 テキ

No.8 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.3.19)

 

  1. 総会について
     本日の月例会は総会を兼ねるという了解を得て、会計担当から簡単な会計報告と、次年度の年間計画が会長より提示された。結果、昨年とほぼ同様ということで承認された。

     

  2. 本年4月から開講予定の「子ども作文教室」の受講者の申込状況について
     

      受講者は最終的に18名となり、その内6名が午前、12名が午後のクラスに参加することになった。なお、講師陣は7月まで午前クラスは3名、午後クラスは全員で担当することに決めた。4月7日(土)の開講初日に関しては、ほぼ全員が参加する予定である。なお、今後の午後クラスの担当は、経験者の3名をキャップに3チームで構成することになり、人選は会長が行う。

3.「作文教室の受講進度表」の提案
 

     授業内容を共有することを目的とした受講進度表を作成し
   て、生徒の授業記録として残すことに決めた。より使いやすく
   するため、提案された原案に更に修正を加えた後、共通ファイ
   ルにUPすることとする。なお、生徒の作品の記録は常にコピー
   するのではなく、必要に応じて適宜写真を撮りPDFの形で記録
   データとして保存することとする。

 

4.「習得目標 ステップ1,2,3の具体的に内容等」について討論
 

      当教室の指導理念である「観る」「考える」「伝える」と     いう基本的能力で「論理的思考力」を育てるという観点か 
  ら、N氏より習得目標のステップ1~3の定義に関する考えが
  示された。それに沿って検討した結果、ステップ1~3で四コ
  マ・マンガの内容がきちんと文章化できてから、その後に次
  のステップ4に進めることを確認した。大筋で全員の共通理
  解が得られたので、会長が文言をまとめることにする。

 

5. 4月の「授業内容の確認」について 
 

   授業内容に関して、具体的にどのようにするかについて活
    発に話し合い、以下のように決定した。
   1) 時間帯は、前半40分➡休憩10分➡後半40分とする。

   2) 4月7日の授業の課題マンガ: ・コボの家族紹介
     ・① 巨大なお玉じゃくし、② 5歳の出迎え、③ 銭湯行  
      きにパパ大奮闘

   3) 4月14日(土)の授業の課題マンガ:
     ①「はな」の日本語と英語 ②風呂上りにふざけて   
     ③砂場遊び ④ サトシ君の三輪車
 

6.その他の議事:

    ・施設の利用方法について

    ・物品購入について
 

 次回研究会:  2018.04.17(火) 又は 2018.05.15(火)   
         (4月7日に決定)

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 No.7 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.2.20)

 

  1. 本年4月から開講予定の「子ども作文教室」の入会申込状況と準備について
     

    ・現在8名の小学生が確定している。ただ、4名の生徒(小6と中学生)は午前であれば入室の可能性があり、午前クラスの可否をめぐって検討した結果、午前(10:00~11:30)にもクラスを開くことに決定した。申込案内書に授業日の日程を掲載しているが、子供達の通う学校によって土曜日の登校有無が異なるので、これらが最終決定した後に作文教室の日程(午前部も含めて)を確定することとする。

     

    ・本日は以下のような物品処理及び進行の確認を行った。運営分担表に従って、各担当の方が準備する。

      1)作文ノートはジャポニカ(200字用)を使用する
      2)コピー機は購入せず、大学のコピー機を使わせてもらう。  
     3)生徒の作文の進行状況を確認する「進行記録フォーマッ
      ト」を作る。
     

  2. 「推薦図書」について 
     

  本教室の推薦図書として、O氏が「これまで読んできた人へ~
  こんな作品があります」と「これから本を読みたい人へ~こん
  な作品があります」の2分野に分けて選書された。これまでの経
  験を踏まえた解説の中で、会員一同は改めて本に対する認識を
  深めることができた。なお、この資料はクリアファイルに綴じ
  て、生徒に自由に読んでもらうことになった。(配布はなし)
 

 

3.「某所主催の健康長寿講座」について
 

  S氏より、マンガを使った作文のお試し講座実施状況を詳しく
  伺った。参加者は10人(女性が7名)で、数名を除き嬉々として参
 加したという説明は印象的だった。老人向けの講座で、「脳ト
  レ」に向いていると分かったので、今後、当学会でもS氏主導で
 「マンガ脳トレ」という新しい分野を考えていくことになった。

4.「子ども作文教室」の基本構想について
 

  N氏より、子ども作文教室の進度の段階(ステップ1~3)につ
  いて提案・説明があった。「具体的習得内容・ワーク」、「指
 導要録・教材・ワークシート」、「指導にあたってのポイン
 ト」等の項目別にわたって、それらの方向性が確認できた。特
 に、体感(子どもの体の参加)を通した作文が重要であるこ
 と、そしてその体感の場として大学の環境を生かすべきだとい
 う提案には説得力があった。N氏は今日の話し合いを踏まえて、
 更に内容を進化させたいとのことだった。
 

5.問題提起:HPの印刷(プリント)に関して
 

  HK氏より、当学会のHPをプリントアウトするときに、それが
  出来る頁と出来ない頁が混在しており、その原因は何なのか、
 また対策はないのかという質問があった。調査によると、この
 Wixのサーバーのソフトでは、印刷用途は考えられておらず、ま
 たHPの作成者が自由に操作することも出来ないので、現状では
 改変は無理だということが判明した。不便は忍んでもらうしか
 ない。

 

6.「子ども作文教室」の手引きについて
 

  MK氏より、「子ども作文教室の手引き」書(案)が提出され
 た。これは、作文指導者がスムーズに教室運営をするために活
 用する参考資料で、様々な内容やデータを集めて見やすくした
 ものである。今後は、これをたたき台として内容、文言、数値
 等の修正を加えていくのが必要ということで、会員の共通理解
 を深めることができた。

 

   次回研究会:  2018.03.19(月) 14:00~17:00

No.6 こども作文研究会:議事概要のお知らせ(2018.1.16)

 

  1. 「作文教室」の諸準備について 

 

 昨年11月に電気通信大学調布祭で行った子ども作文教室体験会を土台にして、本年4月からいよいよ本番の子ども作文教室を開講する。今月中にホームページ(HP)に募集案内をアップするために、

案内パンフレットの原案について、レイアウトの設計や文言のす

り合わせを行った。その結果を踏まえて数日中に修正案が出され

ることになり、全員に配信して確認を得た後に、最終版をアップ

する予定である。

2.ホームページ(HP)の状況及びブログについて

・HPは担当メンバーのご尽力により目覚ましく改善されていが、

1点、著作権に関わる内容を修正してゆく必要性が指摘されたので、この点修正を行う。なお、HPに動画や音楽などを挿入する考えも示されたので、試作・検討を行う。

・ブログは順調に投稿されているが、投稿日を月曜、水曜、金曜の週3回とすることに変更した。

3.「子ども作文教室」の基本構想 (案) の発表

 

 理事のN氏より学習指導要領の内容やその変遷の詳しい説明があり、全員基本的な考え方を理解することができた。今後、当学会の作文教育の基本理念を明確にする必要があると思われるので、その検討を進める。これらの資料は、後に子ども国語教育学会HPに掲載する予定である。

4. 業務分担について

 会員の業務を明確にするため、業務の一覧表を作成し、各自が責任を持って運営業務に当たる。

5. その他

 

 理事のS氏より、某所が主催する「健康長寿講座」の案内チラシが配布され、当学会の作文教室をその中に加える可能性の話があった。お試しの講義を行った上で、前向きの反応が出た場合は当学会も協力してゆきたい。

6. 次回研究会:  2018.02.20(火)                                                               以上

No.5 新年のご挨拶 (2018.01.03)

新年、あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

本年は「子ども国語教育学会」の主催により、

いよいよ4月から「作文教室」を開講する

運びとなりました。

 

現在、学会員一同その準備に追われています

が、みなさまのご期待にそえるよう、精一杯

努力しますので、よろしくお願いいたします。

 

     (子ども国語教育学会長:窪田 守弘)

No.4  ボクに名前をつけてください(2017.12.15)

 

 

●「子ども国語教育学会」のシンボルマーク決定!

当学会のHPの最初のスレッジに、この「コアラちゃん」のイラスト

があります。とても可愛くてメンバーの全員がお気に入りなのですが、みなさんに気に入ってもらえると、とてもうれしいです。

 

ところが、ボクにはまだ名前がないので、みなさんから何かいい名

前をつけてもらいたいです。ぜひ可愛い名前をつけてくださいませ

んか。

 

●「子ども国語教育学会」の組織

「子ども国語教育学会」の組織は、理事会、大会実行委員会、

研究委員会,紀要編集委員会、広報委員会で構成されています。

各委員会の主な業務内容は、

 

 ・理事会……………学会運営、企画

 ・大会実行委員会…大会及び総合企画

 ・研究委委員会……毎月の研究会の企画

 ・紀要編集委員会…研究集等の作成

 ・広報研究委員会…HP作成及び管理

となっており、各委員が業務を分担して企画・運営していますが、

諸案件に関する最終的な決定は、理事会が行うことになっていま

す。

 

●12月の月例会について

月例会は原則として、毎月第2火曜日の9:30~13:00の時間帯

で、集中的に行われます。

 

今週の12月12日(火)には、第23回目の月例会が調布市にある電

気通信大学で行われました。来月で通算24回にもなり、ほぼ2年

間の研究会を重ねてきたことになります。

 

毎回、研究会の内容は多岐にわたりますが、特に今年は全員で

『コボちゃん』を課題文として200字作文にチャレンジして、第

1巻の1話から126話まで、4コマ・マンガの内容と分析、各自の

作文の問題点、指導方法などを十分に話し合いました。

 

会員はみな子ども時代にもどったような気持ちで、真剣に取り組み、改めて200字作文の楽しさや難しさなどを実感することができました。

   

今回は、先月の体験作文教室の反省や来年の4月から開設する公開作文教室の内容や日程、更に受け入れ態勢HPの充実などについて検討を重ねました。

No.3 「子ども作文教室」の体験授業(2017.11.30)

 

先週11/25(土)~11/.26(日)の2日間、調布市にある電気通信

大学の大学祭(調布祭)の時期に合わせて、「子どもの作文教室」

という体験授業を当学会の主催で実施しました。

(ようこそ、調布祭の作文教室へ)

体験授業は、午前11時から午後3時まで行われ、2日間で約42名

の子どもさんが来室し、にぎやかにコボちゃん作文にチャレンジ

してくれました。予想を超えて多く子どもさんとご父兄が参加され、

担当者は昼食を取る時間もないくらいに対応に追われました。

(コボちゃん作文にチャレンジ!)

当学会が、2年間の準備期間を要した初めての企画としては、

このように多くの方が参加されただけでも望外の喜びでした。

子どもたちはみな、どんなことをするのだろうか、と期待に

胸膨らませながら参加してくれたのが、よく分かりました。

 

子どもたちは、これまでマンガを素材にして200字作文を書く

という経験がなかったせいか、みんな目をキラキラ輝かせて楽

しそうに書いていました。ご父兄も傍らに座りながら、子ども

が思った以上にスラスラ書いている姿に驚くばかりでなく、一

つの新しい発見をされたようでした。

(コボちゃんに負けずに書いてます)

双子の姉妹ちゃんは、まだ1年生なのに立派にコボちゃん作文を

書きあげました。そして、パパが子どもたちに絵本を読みきかせ

ているときの様子は、本当にほほえましく、立派に先生役を果た

されていました。絵も大好きだというので、二人は自由にスラス

ラと描いてくました。全く素晴らしい父子ですね。

(お絵描きだって上手なんだよ~!)  

【ご案内】作文教室は今のところ、毎月2回、各週の土曜日の午前

か午後に、一回90分の時間帯で開講し、教室は電気通信大学の

キャンパス内にある創立80周年記念会館(通称リサージュ)を

使用する予定になっています。

No.2「子ども作文教室」へのお礼とご案内(2017.11.27)

 

みなさま、今回、東京の調布市の電気通信大学で主催した「子ど

もの作文教室」は、予想を遥かに超える42名の参加者を得て、大

盛況に終えることができました。これはみなさまのご協力の賜物

と深く感謝しております。

 

さて、今回、積極的にご参加されたのは、みなさまが作文教育に

いかに関心が高いかの、何よりの証ではないでしょうか。最近、

子どもの文章力、いわゆる作文力の不足が言われていますが、集

団教育の学校ではなかなか効果が表れないという現状があります。

 

そこで、当学会は個人指導を基本方針にして、いかに楽しく作文

が書けるようになるかを考える研究組織としてスタートしました。

そのアイデアを具現化するため、マンガを素材にして作文を書く

方法は、当学会が主催する体験授業の企画で確認することが必要

になった次第です。

 

お陰さまで、体験授業に参加されたみなさまから、このような作

文教室を継続的に開講してほしいというご要望がありました。実

は、まだ検討段階ですが、来年の4月から「作文教室」開講する準

備を進めているところでございます。

作文教室に関するご案内は、当学会のホームページで、随時お知

らせいたしますので、ご覧になった上でお申し込みくださればと

存じます。下の写真は、私が担当したお子さんですが、一生懸命

書いている気持ちがよく伝わってきます。

No.1 子ども国語教育学会の発足食事会(2017.11.16)

 

「子ども国語教育学会」は、文化の日(2017.11.03)に無

事発足することができました。ここに到るまで様々な問題

が生じましたが、会員は一つ一つじっくり時間をかけて議

論し合って、なんとか共通理解を得てきました。

 

会員は当初月一回の研究会で、主に『コボちゃん』をテキ

ストに視覚的な情報を文字化する練習を重ねてきました。

元理系の会員が多いため、作文や要約文を書くことに不慣

れだったものの、お互い切磋琢磨しながら楽しく練習する

余裕さえ出てきました。

 

今では、全員すっかり文系の雰囲気にも慣れて、読書にも

意欲的に取り組んでいます。最近は図書館へ行くと先ず児

童本コーナ―に直行して、お目当ての本を読みふけるとい

う変わりようです。

 

さて、そんな私たちが新しく「子ども国語教育学会」とい

う組織を発足させました。まだ未熟ですが、子どもたちに

楽しく作文を書いてもらい、本も楽しく読んでもらえるた

め、しっかりお手伝いができるよう、努力していきたいと

願っております。

 

ちなみに発足を祈念して、一昨日ささやかな記念食事会を

行いましたので、そのときのスナップを掲載させていただ

ききます。

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